本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

『 包む 』 ということ

2010-10-26 23:05:07 | 住職の活動日記
 「 どうでもいい !! 」 と言ってしまえばそれまでなのですが、

ものを 「 包む 」 ということには、何かしら興味がありました。

 昔は 「 風呂敷 」 というものがあり、この一枚で事足りました。

しかし、風呂敷の包み方ということもとても難しいものでした。

  特に、私にとっては 『 衣 』 包んで、

  お参りに行って、風呂敷の包み方裁き方で、

  その人の修行してきたことが丸見えのようで、

  何気ない動作なのに一瞬緊張する、一コマでした。



あの一枚の風呂敷で何でも包めたのです。

着物から箱、はたまた丸いスイカ、今は見かけませんけど一升瓶、

そこには、叡智の塊のようなものを感じます。


 面白いことに、財務省とか文部科学省のお役人の方も

書類は紫色の風呂敷に、今でも包んでおられるのではないでしょうか ??


 段ボールの箱を壊しました。明日が紙の日です。

その時、壊しながら、

 「 梱包の仕方 」 もずいぶんと変わってきた、と思いながら

とても興味深く壊したのです。

 足で踏みつぶせば一瞬で終わるのでしょうけれども、

お寺の檀家さんにも 『 池田紙器工業 』 さんがいらっしゃるのです。

この紙の形も、たぶん ? 「 トムソン 」 という機械で

型抜きされて、組み立てられたものでしょう。




     




 これが梱包の衝撃緩衝材です。

以前は発泡スチロールでした。 ( これも画期的でした )

その前は、空いた隙間に新聞紙を丸めたものとか、を詰める。

エアーパックで巻いたりもしました。

 今は、要所要所をこの梱包材で止めるというやり方が主流のようです。

資源のリサイクルということでしょう。





    




 どうやって、このような形になるのか、丁寧に広げてみました。

なんと、一枚の段ボールです。

それを型抜きして、組み立てていくと、箱形の緩衝材になるのです。

広げたものを箱形に組み立てようとしましたが、  

難しくできませんでした。


 ( よっぽど、ひま~ ! とおもわれるでしょうが、

   何かしら引っかかって、踏みつぶせないのです。)

ここまで考えられた方に敬意を表して、

池田紙器工業の 『 池田社長 』 に申し訳ない気がしてならないのです。


 ついでですが、その緩衝材の中に、もう一つパーツがありまして、





      



 これも広げてみると、




     



 一枚の段ボールです。

この二つのパーツが組み合わさって、上手に製品を固定しているというわけです。


 どうでもいいことなのでしょうが、

一枚の段ボールを型抜きして、折りを入れて、組み立てて、緩衝材にする、

そういうことを考えられた方に頭が下がります。


 私だけかもしれませんが  

妙なものに興味を持って、すいません。

 読んで頂いた方には、  ありがとうございました。   
   
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棒ぞうきん  ??

2010-10-26 21:28:44 | 住職の活動日記
 『 棒ぞうきん 』 といっても、わからない人も多いと思います。

今でいう 『 ダスキン 』 のようなものです。


先日、 『 ジャパネットタカタ 』 さんのコマーシャルで、

「 回転モップ洗浄機能付き 」 という品物が紹介されていました。


 これも昔話なのですが、

昔話が出てくるということは     かも ??


 東寺にいた頃、三浦先生が考案されたもので、

掃除には、この 『 棒ぞうきん 』 なるものが大活躍をしていました。

 たぶん、先生が一人で東寺を守られていた頃、

あの大きな東寺をどうやって掃除をするか  ??

東寺の近くには 『 京都駅 』 があり、その頃は蒸気機関車

その煙が東寺までも届き、全体が薄汚れていたそうです。

 普通、お寺の掃除というと、ぞうきんを絞って、屈んで床を拭いていくのです。

しかし、東寺は広い !!  一人ではどうにもならない、

そこで、 『 棒ぞうきん 』 を考案されたのです。

 古くなった布を細長く切って、 『 はたき 』 の大きなものを作ります。

それを程よいくらいに湿らせて、リズムよく左右に振りながら

ゴミを拭き取っていきます。


 ( たぶん、この原型は、先生が上海におられた頃、

   中国の方々がこの棒ぞうきんのようなもので掃除されていたことが

   頭にあったと思います。)

 
 東寺にいた頃、まずやらされたのが、この棒ぞうきんを使っての拭き掃除でした。

なれない私にはとても重たく、結構要領のいる技でした。

 しかし、慣れてくると、面白いように綺麗になり、

とてもスピーディーに掃除が出来ました。

 『 洛南高校 』 の廊下の掃除にはとても役立ちました。

あの広い校舎を数人の小僧さんで掃除していくのです。

数十本の 『 棒ぞうきん 』 を使い分けて掃除をします。

終わると、ざっくざっくと水洗いをして、乾かしておきます。

翌日は程よい湿り気が出ています。

夏場、乾きすぎると、ゴミ取りが悪くなりますので、

口で水を拭きかけて、程よい湿り気を出すのです。

この湿り具合がとても微妙なところで、濡れすぎると、

床に汚れの筋が残ってしまいます。


 この原理が科学的になったものが 『 ダスキン 』 でしょう。

そして、機械式にしたものが 「 ジャパネットタカタ 」 の

『 回転モップ 』 なのではないでしょうか ??


 やはり、 『 掃除の神様 』 といわれた 『 三浦先生 』 ならではの

発想なのかと、    …

単なる 『 棒ぞうきん 』 なのですが、

私には、「 東寺 」 そして 「 洛南高校 」 を作り上げていった

原点があるように思うのです。


 最近、妙に昔のことが思い出されます。



    そろ、そろ  ???

    まさか、とおもいますが

    こればかりは、だれにもわかりませんね !!







  

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『 辛抱しなはれや ! 』

2010-10-25 23:12:49 | 住職の活動日記
 チョットお休みをしていました。

 

 昔の友人たちと、いろいろな思い出話を語り合う中で、

この言葉を思い出したのです。

 「 しんぼうしなはれや ! 」

単純な言葉ですが、私を支えてくれた言葉です。

 東寺にいたとき、 『 おつねおばあさん 』 という方がおられて、

毎日、陰ひなたなく、外回りのお掃除をしておられました。

 まわりの人からは、言葉もはっきりせず、

皆からは軽くあしらわれていたのです。

そして、結構、アホなこともしたり、知らない人の目からは知的障害の人のように

思われていたことでしょう。


 しかし、私の目からは、どこか人を見抜くような目を持っておられるように見えました。

 修業時代から、東寺の御影堂勤務のときまで、

陰ながら私を見続けていてくれたように思います。

 私を見ると、ただ一言 !


   『 しんぼうしなはれや ! 』

とだけ言って、後は知らん顔して、黙々とお掃除に励んでおられました。


 はからずも、ずっと忘れていた人だったのですが、

昔の友人たちと話す中で、この言葉を思い出したのです。


 今は忘れかけていた言葉ですが、

やはり私を支えきた 宝物の言葉として、大事に心にとどめ

忘れないようにしなければ、いけない言葉として

書きとどめておくことにしました。
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今週の言葉 10/25~10/31 『 苦しむとき仏は近くにあり …

2010-10-22 21:57:45 | 今週の言葉
      苦しむとき 仏は近くにあり

         楽しむとき 仏はかなたに去る





 チョット早めですが、24日所用があり、早めの    です。

 
 この言葉は、お釈迦さまの言葉です。

また違った表現ですが、三浦先生からもよくお聞きしていました。

先生と寝起きをともにしていると、一緒にいるというだけで

先生を身近に感じてしまいます。


 「 一緒におっても、悩まない人は

      自分にとっては遠い存在なんですよ、

   遠くにおっても、悩んで訪ねてくる人の方が

      自分のそばにいるのと同じなんですよ ! 」


 一緒にいたとき、この言葉はとても 「 痛い 」 言葉でした。


 この言葉も、年齢を重ねるごとに響いてきます。

若いときの価値基準からすると少しずつ変わってきます。

ただ、楽しくて面白い人が、いつも一緒にいて嬉しいのですが、

ただ、それだけでは物足りなくなってきます。


 やはり、人生を語り、ともに共感しあえる人が身近に感じてきます。

苦労を重ねるごとに、人生の深みもわかってきます。

 いかんとも、年齢にはかないません。

その年になってこないとわからないことがたくさん出てきます。

その年はその年での大問題なのです。


その問題に真剣に取り組むか、逃げるかの違いで、

仏さまは近くにもあり、遠くに去ってしまうものです。


 お釈迦さまもどんなに私の近くにおろうとも

悩まない人は私にとっては遠い人なのです。

 と、弟子たちを叱咤する意味でもこの言葉を述べておられます。



 苦しむとき、仏は近くにあり

   楽しむとき 仏はかなたに去る


 悩みがないときは 「 宗教 」 ということも必要ないのです。

生きるということを真剣に考えたとき 「 悩み 」 は必ず出てきます。


 「 楽しむ 」 とは現実から逃避していることです。

今の苦しい世界から逃げ出してしまおうとする、娯楽とかでごまかして

その時はそれでいいのですが、どうにもこうにもならいことになってきます。

カラオケやスポーツで誤魔化せる間はそれでいいのです。

  ( 仏さまはかなたに去っています )

苦しみを引き受けたとき、そこに仏さまはいらっしゃるのです。


 三浦先生が、

  『 地獄に仏 』  というでしょう。

 極楽にはいないのですよ。

 八方塞がりでどうにもならないときにしか、

 仏さまはいらっしゃらないのですよ !

と、実感を込めてお話しされていました。


 責任を引き受けたとき 「 仏さま 」 という存在を

微かに感じ取れるのでしょう。





 今週はこのことを考えてみたいと思います。






   
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本荘小学校の生徒さんご来山 !

2010-10-22 18:27:47 | 住職の活動日記
 昨日は 『 本荘小学校の2年生 』 の生徒さん4名がお見えになりました。

挨拶の仕方から練習されたようで、

とても丁寧な挨拶から始まり、行儀よく本堂に上がられました。

 たくさんの質問を準備してこられました。


 「 お寺は何をするところですか ? 」


初っぱなから、困ってしまいます。  

「 お参りする 」 ということもどう説明していいのやら ?


一日の行動を説明して、何とか切り抜けました  が  


 その中で、お寺で使う道具を ( 仏具 ) 見てもらい、

実際の触って、音を出したり、チャレンジしてもらいました。

 子どもたちも、本尊さまの前で、鐘を叩いてもらいました。

すると、自然に手を合わせておられます。

 これには、驚きました。

いわれなくても、心の底に眠っているのでしょう、

手を合わせるということ。

 しばし、神妙な面持ちで、手を合わせておられました。


『 なぜ、お寺を選ばれたのですか ? 』

私からの質問です。


 他のグループの子どもたちは 「 八百屋さん 」 とか

「 病院 」 「 セブンイレブン 」 とかを選ばれたそうです。


「 『 八百屋さん 』 とか 『 セブンイレブン 』 は

いつでも行けるから、お寺は普段行くことが出来ません。 」


 なるほど !   


 『 衣 』 も見せてあげました。

着る実演付きです。


 子どもたちの興味は尽きないようで、

とても時間が足りません。


 『 今週の言葉 』 もプリントしていて差し上げました。

2年生といえども、わかるのです。


 「 先生、これを発表に使おうよ ! 」


お参りの方ようにおいている 「 お線香・ろうそく 」 にも

ずいぶん興味があるようで、

また、金魚の大きさにも、驚いたり  

「 この池で生まれた金魚もいるのよ 」

    

「 夜になると、小さなエビも出てきますよ ! 」

「 わ~  すげ~  !! 」


 と、本当に20分の予定が30分もたってしまいました。



 心に残るもが少しでもあればと願っていますが、

それよりも何よりも、お寺という 『 場所 』 に来て頂いただけでも

本当に有り難いことです。



        








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iPod nano

2010-10-21 23:13:16 | 住職の活動日記
 『 iPod nano 』 を購入しました。



     




まず驚いたのは、そのパッケージの仕方です。




     





無駄がなく、すべてが最小限にデザインも素晴らしく収まっています。

ここの社長さんは、まず、誰も見ないような 

『 アップルパソコン 』 の配線のデザインにもこだわっておられるそうです。

その梱包の仕方にしばし見とれていました。





     



 これが、iPodを挟み込んでいるカバーです。

簡単なようで、収まり具合がとてもしっかりしています。


   余談ですが、先日 「 崇正 」 がノートパソコンを求めました。

  東芝製ですが、やはりメイドインCHAINAです。

  ま~すべてのパソコンはそうなのかもしれませんが、

  AC電源を変換するアダプターです。

  このデザイン何とかならないものでしょうか ?

  他のデザインはそれなりにいいのですが、

  かさばるし、もう一工夫二工夫、欲しいところです。

  デスクトップのパソコンも、もっともっとスマートに出来るものと思います。


そう、『 スマート君 』 の音楽関係が 『 iPod 』 専用になっているのです。

それがなかったら、たぶん 『 iPod 』 を求めることはなかったでしょう。


デザインとその包装に感心しながらも、

「 取説 」 もいたって簡単、ネットからダウンロード、してということです。

 私にとって、そこからが一苦労でした。

アドレスを入れても、余計なページがたくさん出てくるし  

これを持っておられる方に聞こうかと   …  ?

しかし、それも情けないし   

悪戦苦闘の末、何とか出来ました。   

自分なりに、とても嬉しかった ですです   


 ダウンロードして、こちらの情報も入れて、

『 iTunes 』 も入れて、ネットから音楽を買うために

「 カードナンバー 」 も入れるということは

それだけで巨大な市場が出来るということですよね。

 アップル社は今年も大きな経常利益を出したそうです。


しかし、動かしてみると、面白いように音楽が取り込めます。

散らばっていた 「 CD 」 ほとんどが収まってしまいました。

 演歌からクラシックまで、

そして、「 三浦先生の講演 」 も入ってしまいました。

 手のひらに収まるくらいの小さな機械ですが、

驚きの収納力です。


 驚く私の方が遅れているのでしょう。   

明日から、スマート君に乗る楽しみも増えました。 ルンルン !





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〈 答えの教学 〉 か 〈 問いの教学 〉 か

2010-10-20 21:34:52 | 住職の活動日記
 『 安田理深 』 先生の 『 不安に立つ 』 というを

行きつ戻りつしながら、読んでおります。


 東寺の宝菩提院で、三浦先生を中心に 『 十地経講義 』 が

行われていました。

 有り難いことに、お茶の当番は決まって私でした。

その時は ( 有り難いどころかとても迷惑な話で ) なぜ私ばかり

と思っていました。

 お見えになっても、全くお言葉をかけて頂くこともなく、

ひたすら 「 無言 」 の時間に耐えなければいけません。

 途中、お茶の休憩のときは、いろいろな先生方が出入りされ、

その時は、その当時の時事に関して、先生の目から見た評論が

とても面白く、講義よりも 「 今 」 に即した話で

このことを講義でされたら、眠くならないのに、と思っていました。


 ただ、一言、安田先生から頂いた言葉があります。

「 最近読んだ本で 【 高群逸枝 】 がとても面白かった。

  火の国の女で、あの燃えるような心がいいね ! 」

すると、三浦先生が

 「 この子も熊本ですよ。」

と紹介して頂きました。

「 きみは、熊本人らしくないね ! 」

という、一言で終わってしまいました。

   もう少しいいお言葉を頂けたら  

なにせ、緊張と、何を聞いていいのやら

お抹茶は身振り手振りの作法があってまだ間が持つのですが、

お煎茶になると、あのお湯を冷ます時間が何とも辛い時間でした。


 『 不安に立つ 』

また、戻ってきて 26ページです。


 「 仏教が新しくなるのには、〈 問い 〉 を

   出さんことには新しくならんですよ。

   〈 答え 〉 から出ていけば、それは注釈にいくわけです。

   注釈というのは、過去に返るわけです。

   〈 問い 〉 を出すことは、過去や現在を破って

   未来にいかなくっちゃならんわけです。

   だから教学で問題になるのは、

   〈 答えの教学 〉 か 〈 問いの教学 〉 かなのです。 」


「 答え 」 か 「 問い 」 か

この言葉が響きました。

 坊さんの悪い癖で 「 答え 」 ばっかり出したがります。

「 問い 」 をどれだけ磨いていくかということが大切なのです。


 明日は本荘小学校の2年生が訪ねてきます。

この子どもたちにどれだけ 「 問い 」 を起こせるか ?

ためになるのは、大人と違って、全く予測不能な問いを発してきます。

そこが、一番の勉強になります。


 「 なぜお寺に興味を持ったのか ? 」 も聞いてみたいところです。



 政治の世界でも 「 野党 」 が本当の 「 問い 」 をどれだけ

出せるか ?、 というかところです。

それによって 「 与党 」 も 「 政権与党 」 として

鍛え上げられて、本物になっていくと思うのですが、

難しいところです。


 人間の魅力も、どのような 「 問い 」 を持つかによって

面白くも、また、人生 豊かなものになってくる、と思いますが ???







          





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スヤスヤ

2010-10-19 22:52:15 | 住職の活動日記
 菩提樹苑の 『 ロンちゃんショウちゃん 』

ちょうどお休みタイムでした。    




     



 『 ロンちゃん 』 です。

段ボール箱でお家を作ってあります。

ふたを開けてのぞき込んでも、起きようともしません。

すっかり安心しきっているのです。





     




 こっちは 『 ショウちゃん 』 です。

よく似ている二人なので、しっぽの長さで 「 ロング と ショート 」

で 『 ロンちゃん・ショーちゃん 』 になったようです。



    



 これは 『 ロンちゃん 』 




    



 『 ロンちゃん 』 アップでもう一枚。





     




 こっちは 『 ショウちゃん 』


   なんとも、可愛い     




     




 チョットピンぼけですが、 『 ショウちゃん 』 の

「 肉球 」 で~す。


   なんでこんなに、かわいいのでしょう

    ゆっくり、おやすみなさ~い      
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ホームページ リニューアル ing

2010-10-19 17:35:44 | 住職の活動日記
 ただいま、『 本蔵院ホームページ 』 をリニューアルしようということで

第2回目の打合せです。




    



 この様子ですと、携帯電話か 『 ipad 』 のセールスのような感じですが、

『 グライドアーツスタジオ 』 の馬場社長、常に新しいものを

お持ちなのです。

 どうしても横道にそれてしまいます。

今回は 『 ワイファイ 』 という機械もご同行でした。


しかし、ま~  打合せには  無駄話  も大事な部分です。


 
 ホームページも生きているものと思います。

常に、血を通わせて、育て上げていかなければいけないと思っております。

作ってからが始まりです。

ホームページを作ったから終わりではないのです。


 今のホームページは一応の役割は果たしたと思います。

もう少し、ご覧になる方の立場に立ったホームページを

作らなければいけない、というのが今回の展開なのです。


 今日も馬場社長、顔に少しアザのようなものが見受けれます。

馬場社長、『 極真空手 』 をたしなんでおられます。  

その傷だそうです。

 ホームページの制作となると、体育会系ではないように思うのですが、

一見、ホームページ制作と極真、似合わないような気がするのです。

しかし、私的にはそこが好きなのです。


 なぜか ?


 体育会系の人は 「 叩かれたら痛い !  」 ということを

肌身で感じておられるからです。

 ややもすると、HP制作となると、机上の問題になりがちです。

作り方を間違えたら、自分勝手なものになってしまいます。

 ( 自己満足的な …    )


 「 痛い ! 」 と感じ取れる方の方が

より現実的な的確なホームページが出来ると信じています。


 仏教も観念論ではなく、存在論なのです。

「 武士は食わねど高楊枝 」 ではなく、

「 食べなかったら、腹へった ! 」 というように、

『 身体 』 ということを、とても大切にします。

「 こころ 」 を直すには 「 からだ 」 を直すということもあります。

かといって身体さえ鍛えればそれでいいのかではなく、

心と体切り離すことが出来ないのです。

 身体は正直だ、ということもあります。

心は好きなことを考えて、喜んだり落ち込んだりします。


 『 からだ 』 ということは 「 現実 」 ということを

的確に表しているものです。


 今回の打合せで 「 スケルトン 」 がほぼ決まりました。

『 本蔵院ホームページ骸骨 』 です。

骨格が決まり、これから肉付け、血を通わせていかなければいけません。

その具体的なことは、今回も 『 島村女史 』 が担当されることになります。

どうぞよろしくお願いします。   


 また楽しみにしておいてください。
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『 秋ですね~ ! 』 永代供養墓島崎観音

2010-10-18 22:56:51 | 住職の活動日記
 清々しい秋空の良い天気です。

秋の空ですね~ !



    



 『 鰯雲 』 というのでしょうか ?

青い空にうっすらと白い絵の具で描いたようです。



 今日 「 18日 」 は 『 永代供養墓島崎観音 』 の

月参りです。

 今日のお観音様はとてもにこやかでした。





     




 お参りしながら、この顔がとても印象に残りました。

皆さんおっしゃるのですが、

 「 お参りするたびにお顔が違う ! 」

石のお観音様ですから、変わるわけがございません。

けれども、違って見えるの私たちの方に問題があるのでしょう。


 この季節は風も気持ちよく、一番いい季節ですが、

私たちには、気をつけなければならない時期でもあります。

お経を読むと、汗がじわ~っと滲んできます。

今日も汗びっしょりです   

お勤めが終わると、急に、ひんやりしてきます。

汗は出るものの、風は少し、秋の風で涼しい風が吹いてきます。

だから、油断すると風邪を引きやすい時期でもあります。




    




 お観音さまの入り口には 『 七変化 』 が咲き誇っていました。

この花は見る私たちよりも、自分からいろいろな姿を見せてくれるようです。


 どうぞ、お体には十分注意してお過ごしください。  





   
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