本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

いつもお花を有り難う!

2015-04-11 19:02:10 | 住職の活動日記

ほぼ金曜日には僕の前に

お花が届きます。

 

    

 

誰よりも一番長くお花を楽しんで

幸せな気分です。

 

   

 

今日の花も淡いピンクに

グラデーションもあり

春の華やかさを感じます。

 

    

 

ぼくの前までぐっと伸びた花

 

    

 

上からの姿も綺麗です。

 

今週も下から見上げながら楽しみます。

 

 

 

 

    

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京都御所一般公開

2015-04-10 18:30:25 | 住職の活動日記

4月3日から7日までの5日間

御所の一般公開です。

 

   

 

宜秋門(ギシュウモン)から入り

紫宸殿を見て、御池を通り、御常御殿

から清所門から出るという

ゆっくり見て1時間半のコース。

 

「天子南面して」ということが言われるように

紫宸殿から南を向いて座られる

 

   

 

今、北に向かって歩いているとこ

正面に見えてくるのが建礼門

 

   

 

左手の大きな門が建礼門

この門が御所の正面で

この門は天皇しか通れない門です。

ふと気になったのは右手にある

塀の途中が切れて小さな門があります。

 

   

 

門というよりは塀が切れて

板を打ち付けたような形ですが、

よく見ると、格子の中には石段があり

門らしき作りになっています。

 

応仁の乱の後、後柏原天皇は

生活がとても逼迫されて、

即位の礼もできず

日々の食事にも困っておられる

その様子を見るに見かねて

町人の「川端道喜」がご飯を運んだ

その川端道喜にちなんで

「道喜門」と言われています。

 

   

 

紫宸殿に入るとさすがに

「左近の桜」は散っていました。

 

   

 

さすがに紫宸殿は立派です。

 

   

 

額も風格があります。

 

   

 

その奥に「高御座」(タカミクラ)があります。

 

   

 

「右近の橘」

天皇から見て左が左近の桜、

だから右京左京というのも天皇から見て

右左がいわれるのです。

 

   

 

清涼殿のところには

「八咫烏」の錦の御旗があります。

 

   

 

「御池庭の欅橋」です。

そしていつものお住まいである

 

   

 

「御常御殿」(オツネゴテン)

ここの障壁画が見事で、

それぞれ中国の故事に習った

物語が、

「お酒を飲みすぎては祀り事は

できません」

というような戒めの絵もあるようです。

 

   

 

そこの近くの「ぼたん桜」でしょうか

今が見ごろ清楚な花を咲かせています。

 

結構体も冷えました

出たところにある休憩所で、

ここには大きな薪ストーブがあり

そこで暖をとるのですが

一般公開とあって人も多いのでしょう

今日は薪だけがきれいに並べてあります。

 

  

 

シンプルなきつねうどんですが

体は一番温まります。

一息入れて、

 

   

 

広い御所内を南へ、    

 

   

 

まだ咲いている桜もあり、

 

   

 

モミジのトンネルを抜けて、

  

    

 

若葉も美しい、

また秋には一般公開がありますが

その時はまた違った紅葉の

美しい御所がみれるのでは ?

 

   

 

南西のところに現代風な建物

やはり御所とマッチしています。

 

  

 

トイレなんですが

さすがに中も外も美しい

ちょっとしたデザインも工夫が

施されています。

 

NHKプレミアム放送で

御所の裏方さんお仕事が

紹介されていましたが、

日本の伝統技術が脈々と

受け継がれ残されている

そして、なんでもないような空間が

残されていることには

日本人としての誇りを感じます。

 

「いつ天皇陛下がお帰りになっても

良いように手入れしています」

とは、その職人さんたちの言葉でした。

 

大切にしていかなければ !!

 

 

 

 

 

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海を愛した二人!!

2015-04-09 21:35:10 | 住職の活動日記

お経の中にも「海」という字が

よく出てきます。

そして、海ということに注目された

お祖師様は空海と親鸞でしょう。

 

空海は名前のとおり

自ら「海」という字を名前に入れ

空と海と、またよくみれば

大変大きな名前を付けられたものです。

その名の通りそのご生涯も

雄大なものでした。

ただ、「海」という字も

ご自身が書かれた場合は、

 

   

 

最澄に出された手紙「風信帖」には

「毎・水」というように

サンズイを下に持ってきておられます。

 

   

 

「東嶺金蘭」というのが最澄のことです。

 

それから、毎日読む「観音経」にも、

『梵音海潮音』(ボンノンカイチョウオン)

『福聚海無量』(フクジュカイムリョウ)

と、広く深い譬えとしても出てきます。

 

親鸞は、

『信心海』とか『難度海』、

『本願海』・『光明海』というように、

使われています。

 

山ではなく、海に注目された

という点ではお二人は

何か共通のものがあるようです。

 

しかし、また

お寺の山号には〇〇山とあるように

そして、山に入り修行された

ということもあり、

西行法師も道元禅師も

山の中に入り隠棲された。

都会を避けて山の中で瞑想された。

だから、山を愛された

お祖師様もいらっしゃる。

 

その点から見ると

弘法大師空海は両方愛されたのではないか?

静かに瞑想にふけり智慧を生み出し

その智慧を実践されたの都会、

一つには高野山で智慧を生み出し、

それを実践されたのは

都の真ん中である東寺と …、

 

しかし、空海も

究竟的なものとして愛されたのは

海ではないでしょうか?

 

少し面白いものを感じています!!

 

 

 

 

 

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阿耨多羅三藐三菩提

2015-04-08 11:01:39 | 十地経

阿耨多羅三藐三菩提

アノクタラサンミャクサンボダイ

と読みます。

般若心経とか読んでいると

目にする言葉です。

読めても宙に書けと言われると

すっとは書けないのでは??

 

書家の金沢翔子さん

「涙の般若心経」では筆順も

間違えずに何度も何度も

涙をこぼしながら書写された

般若心経は有名です。

 

筆順を調べて書いてみましょう!!

書いてみると新たな発見も

また、お経の言葉が身近にも感じます。

 

インドの言葉、

anuttara-samyaku-sambodhi

を三蔵法師は訳さずにそのまま

音写されたのです。

阿耨多羅三藐三菩提の「三」は

数字の三ではなくsamの音写です。

辞書によると、

無上正等正覚、無上正真道と

訳します。

この上なく優れ正しく平等円満である

という仏さまの悟りの内容というか

仏さまの仏様たる所以を表しています。

 

私たちが見かけるお経には

必ずこの阿耨多羅三藐三菩提は

入っています。

大乗経典であれば入っています。

この言葉が入っているから

大乗経典であるともいえます。

 

4月8日はお釈迦さまの降誕会

お生まれになると七歩歩いて

「天上天下 唯我独尊」と

宣言されたとお経には出てきます。

 

一大事がありお釈迦様は

出家されます。

人生の一大事、死しても悔いない

そういう問題にぶつかられた。

 

人間にはいろいろな興味というか

関心があります。

お金であったり、仕事であったり

名誉とか …

そんな中で、ではいったい

最終的に究極的な関心事は

人として生まれた意義は、

このことに答えられなかったら

人生100年生きても

むだに空虚に過ごしたというだけです。

 

お釈迦さまの七歩歩まれた

それは人間としての世俗的な

関心事を超えたということでしょう。

出家の動機には

最終的に人間の問題を解決

したいという願いがあったのです。

 

ティリッヒという方は

ultimate concern

アルティメイト・コンサーン

究極的関心と言っておられます。

阿耨多羅三藐三菩提ということも

この人間にとっての

畢竟ヒッキョウ・究竟クキョウという

問題に答えたものだと思います。

 

私たちは忙しく欲得に関心ばかり

ですが、

心の中には誰しも

この究極的関心事が眠っている

その心が阿耨多羅三藐三菩提だと、

ただ一つそのことだけを心に抱いて

出家されたのがお釈迦さま

今日はそのお釈迦さまの誕生日です。

 

阿耨多羅三藐三菩提

 

心静かに書写してみませんか

分からなくても何かしら

心の底に感じるものがあるのでは … !!

 

 

 

 

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知らぬ間に!?

2015-04-07 21:09:15 | 住職の活動日記

3月に逆戻りしたような天気

10度にもならないような冷え込み

時には風も吹きすさむ

冷え冷えとした一日です。

 

   

 

ずっと気になっていたのですが、

今年は芽を出さないな … !

と思いながら時折見つめていた

山法師

気がつけば、知らぬ間に

もう新芽を吹き出していたのです。

植物にはこの凛とした寒さも

新芽の美しさも綺麗に見えます。

 

    

 

これからが楽しみです。

グングンと芽をのばし

みどりの数も増えて

これからは夏に向けて

やさしい日陰を作ってくれることでしょう。

 

    

 

そして、気がつけば

牡丹の花も次第に膨らみ出しています。

日一日と花の様子を愛でるのも

これから楽しい時期なのです。

 

今週一杯は寒さも続くようです。

草や木々に負けないよう

ゲンキに乗り切りましょう 

 

 

 

 

 

 

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前川堤の桜並木

2015-04-07 07:28:33 | 住職の活動日記

昨夜はきつい雨が降っていました。

 

先日、松花堂のつばき展を訪れた

その帰り道「前川堤」に立ち寄りました。

 

   

 

ちょうど満開の見ごろ、

 

   

 

川の遊歩道を散策しながら

見上げるさくらは見事です。

 

  

 

ここの場所は『東一口』という

「ひがしいもあらい」と読みますが、

昔は漁業が盛んで、

その巨椋池の湖岸であった名残りが残る

ところに往時をしのばせる

立派な屋敷が残っています。

 

  

 

この桜並木は川を挟んでどちらから見てもよし

あまり知られてないのでしょうか?

独り占めの「花見」です。

 

   

 

川面に映る桜もよし、

 

   

 

間近に見るさくらも心が華やいできます。

 

この巨椋池は昔は漁業の盛んな

そして、交通の要所でもあり、

また、蓮のころには船を浮かべ

酒を楽しんだりと、

沢山の恩恵を与えていました。

 

干拓にあたっては大きな川と

それに注ぎ込む小さな川を作り

池の水を汲み上げる、

という方法で干拓したのです。

この前川は中心の川だったのでしょう。

 

私のいる伊勢田町も

「伊勢」というのは水の畔

という意味合いがありますので

昔は巨椋池の畔だったのです。

 

雨の中の花見やら、

この雄大で誰もいない桜並木

今年はいい桜を楽しまさせて

頂きました。

 

桜木を手折りてみれど花はなし

春こそ花の命なりけれ

 

まさにそのような時ですね!!

 

 

 

 

 

 

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Electric drive Smart

2015-04-06 11:06:40 | 住職の活動日記

ちょっと拝借したのですが、

ここ1週間ほどはこのスマート君

私の足となって大活躍です。

 

   

 

緑と白の美しい調和です。

 

  

 

今一番のエコカーである

電気自動車です。

 

  

 

室内も緑があしらわれて

なんとなく、エコな雰囲気を …

以前乗っていたので扱いは問題なく

ただ、エンジンか電気かの違いです。

 

しかし、その走りたるや

エンジンでは味わえない加速感の

凄さがあります。    

エンジン音もなくウ~~ンと唸るような

モーターの音だけが響きます。

 

ご近所のおばさまから

静かに近づいてくるからでしょうか

  という視線を浴びます。

 

  

 

よく見ると、後ろのエンブレムで

電気で走ってます!!

ということが分かるくらいです。

 

  

 

タイヤのホイールも白、

なんとも重たい感じがしないのがいいです。

 

  

 

ダッシュボードの二つのメーター

左は電気の残量を表します。

右が電気の使用量です。

今止まっているのでゼロを指しています。

普段走る分には50というところまでも

いかないくらいです。

その右側の緑色のところは、

反対に電気を戻しているという

 

  

 

ハンドルの下にパドルがあるのですが、

右側は+の表示、

急な坂道とか普通でいう

エンジンブレーキのような

大きな負荷がかかり、その分

モーターで発電しながら電気を

充電しているということです。

普段はそのままでも、アクセルを離すと

軽く負荷がかかり針が緑色の

ところまで戻ってくれます。

 

取説ではフル充電で180キロ走る

とありますが、

クーラーとかつけると

なかなかそこまでは延びないでしょう。

 

   

 

給油口にあたる部分に充電口、

ここで初めて気がついたのですが、

このソケットはすべてに共通と思っていたのですが

いざ、いざ充電に行ってみると

なんと合わない  

 

ネットで調べてみると、

日本で採用されている方式と

海外で採用されている

違いがあることが判明、

日本ではチャデモ?? CHA de Mo

お茶でも飲んでる間に30分の急速充電

しましょう。 

とか、チャージでムーブが略された

電気De をチャージして動こう

いろいろ掛けてあるようです。

それに対し海外仕様ではコンボという

200ボルトの線を使って充電

残念ながらこれは急速充電ができない。

ここらがこれからの問題でしょう。

 

早速、昼から充電へ

 

    

 

宇治市役所はチャデモ方式

その近くの京都府山城広域振興局に

コンセントからのコンボ方式

受付でお願いすると

 

   

 

コンセントのボックスのカギを

開けていただき、

 

   

 

こちらにも挿して充電開始

急速充電は出来ないので本でも読みながら

考えてみると、

このコンボ方式もいい面もあるような?

チャデモ方式の場合は

充電設備に少々の設備投資が必要、

取説を見てみると

 

    

 

なんといろいろな国の言葉で

10か国以上の言葉で翻訳されています。

 

   

 

そして、その国の事情に合わせて

コンセントさえ変えればどこでもOK!

チャデモ方式は直流で充電するため

早い、けど設備が

コンボは時間がかかるが交流電源であれば

どこでもできるというメリットがある、

これからの低炭素時代を迎え

電気自動車もますます増えていくことでしょう。

その時、日本のチャデモか

欧州で進められているコンボ方式か

議論を呼ぶところでしょう。

 

ま~しばらく、この面白いスマート君

堪能させていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

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松花堂 つばき展

2015-04-05 07:35:40 | 住職の活動日記

4月の3日から5まで開催されています。

昨日中日、天気も上々 

 

   

 

園内はたくさんの人で賑わっています。

足を進めると、

「つばき展」を開催されている建物の

前には、今が見ごろの

 

  

 

見事な桜が、

 

  

 

「昨日まではこんなに咲いていなかったのですよ」

と、隣りにいた方が

話しかけてこられました。

 

   

 

整然と椿が一輪ずつ並んでいます。

先日お邪魔した浄安寺さんも

 

   

 

一つのコーナーを設けてあります。

 

   

 

これが「浄安寺椿」と命名されています。

 

   

 

この豪華絢爛な椿は

「ジュリア・フランス」という

横文字の名前です。

 

   

 

今回ご招待いただいた先生の作品

2階の中心に活けてあります。

 

   

 

華やかなフラワーアレンジです。

 

   

 

離れて見てもよし、近くで見ても

また花が生き生きと見えます。

 

   

 

紙粘土で作った椿の花も

触らしていただいたのですが

結構軽く柔らかい感触、

隣りの部屋で、お煎茶を頂戴

 

   

 

お点前をして頂き、

 

   

 

椿の花柄のお茶碗で

玉露というだけあって

口の中に入れるとたまつゆのような

香りと甘くまろやかな

お茶の舌触りが伝わってきます。

 

   

 

終わったら、こうやって伏せておくのが

礼儀のようです。

 

   

 

椿尽くしというか、

着物から帯にいたるまで

椿の花で飾られています。

 

外に出てみると庭にも

 

   

 

盆栽展も開催されて、

そして、木々の中に

一際高い所に一輪

 

  

 

孤高の美しさを放っていました。

豪華絢爛咲き乱れるのもいいですが

こうやって一輪、

誰の目にとまることもなく咲いてる

花もとても印象深く心にとまります。

 

生憎今日は雨になりましたが、

「つばき展」も今日まで、

雨の園内も風情があると思います。

是非ぜひ、   ですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   

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努力無功用行

2015-04-04 07:29:07 | 十地経

「努力無功用行」

ということが十地経の第七地に

でてきます。

『功用』普通には「こうよう」と読み、

ものの役に立つ、はたらき、

という意味になります。

ところが、仏教では「くゆう」

というように読み、

身口意の動作をいいます。

「どりょくむくゆうぎょう」と、

 

やはり、

仏教ではすべてが努力精進の行と

いってもいいと思います。

十地経の中でも、

初歓喜地から第六地までは

努力の世界です。

ひたすら努力です。

第七地になって努力無功用ということ

なってきます。

努力が身についてきた。

 

女性の方を見ていると、

毎日の食事でも台所に立たれると

もう体の方が先に動き

ちゃっちゃと作っていかれます。

もう何十年もやって来られると

体の方が覚えているのでしょう。

 

「板に付く」ということがあります。

歌舞伎や演劇の世界で

役者さんが芸が身についてきて

舞台と調和してピッタリと

いくことをいうのでしょう。

仕事でもなんでもそうですが

繰り返し繰り返しの賜が

身に付きその人そのものとなってくる

それで初めて一人前だと、

 

歌舞伎の尾上松緑さんでしたか、

辞世の句が

 

「まだ足りぬ

踊りおおどりて

あの世まで」

 

と詠まれたと思います。

まだ足りぬ

というのは初地から六地まで

稽古に稽古を重ね

日々努力に明け暮れる。

踊り

というところで、初めて

努力が身に付き

やっと自分の思うような芸が

出来るようになった。

「努力無功用」です。

おどりてあの世まで

もう生活そのものが踊りになっている

努力ということも

無くなってくる。

十地経で言えば

八地以降の仏の世界でしょう。

 

ニーチェという方が

人の一生を三つの段階で

説明しておられます。

始めはラクダのように

中はライオンのように

最後は子供のように

というように、

ラクダという従順、先輩先生の

いうことを素直に聞いて

従順に努力する。

ライオンは責任というか

初めて自分の足で立つ

そういう勇猛心を表すのでしょう。

最後は子供です。

仏教にも「園林遊戯」オンリユウギ

ということがあって、

仏の世界は

遊びも仕事も区別がなくなり

全てが遊びだと、

 

十地経の

初地からやってきた行が

七地で完成し満足した

その力によって

自然無功用(ジネンムクユウ)

という世界が開けてくると

こういってあるわけです。

 

こうやって経典も読み進めていくと

本当に生活の実践の中から

生み出された記録のような

私たちの身に添った言葉だと

あらためて思い知らされます。

 

 

 

 

 

 

 

 

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さくらの波・波・波 !!

2015-04-03 16:50:35 | 住職の活動日記

今にも降り出しそうなどんよりとした空

 

幸か不幸か?? 車がない

ヨガのレッスンは歩きで40分

いつもの井川の細道は

 

    

 

満開の桜です!!

 

    

 

もう、波打つように

 

   

 

さくらの花がふりそそいできます。 

 

   

 

誰もいないここは

さくらを独り占め

というか、空には鳥たちが

鳥とさくらと私たち

 

   

 

なんという幸せ

 

   

 

そばには街道桜もピンクの花をつけています。

 

ヨガも終わってみると  

 

   

 

市役所の桜はきれいなピンク

まだ楽しめそう

 

   

 

花壇にはパンジーが

宇治の町は坂が多くアップダウンきつく

 

    

 

歩いてみるともろに足に堪えます。

こういう土地だからでしょうか

お茶が盛んになったのではないかと ?

 

   

 

もう茶畑には覆いがかぶさり

美味しいお茶の準備が整ってきているようです。

 

雨の中の花見

花の下で

飲んだり食べたりが苦手な私には

雨の花見はもってこいです。

 

   

 

こういう、ピンクと白のコラボの

さくらにも出会い、

 

   

 

人知れず咲きほこっている

さくらも愛でて

 

   

 

このさくらは崖っぷちに咲き

 

   

 

道からは迫ってくるように

見ることができます。

 

井川の散歩道は帰りは

対岸より眺め

 

   

 

また違った趣を

 

   

 

人知るもよし 人知らぬもよし

我は咲くなり

 

とは、武者小路実篤さん

雨の中一人華やいで咲きほこっている

さくら

その美しさに完敗です。

 

   

 

ふと下を見ると

もう散り始めているのです。

 

結構濡れながら家にたどり着くと

 

   

 

傘にひとひら

さくらの花からのお土産が

乗っかっていました。

 

車がなかったことと

雨にも感謝です  

 

 

 

 

 

 

 

   

 

 

   

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