宇宙(そら)を見上げて

謎の天文機材技師 ☆男(hoshiotoko)のブログです。

復活のアトラクス_フィールドテスト1

2014-05-11 23:24:00 | 撮影機材
5月10日(土)は県民の森でフィールドテストを行いました。
20時頃に到着してやっと組み立てたら薄雲だらけになっていました。
月が明るいので誰も居ないだろうと思っていましたが、
お一人いらっしゃいました。なんと、大きなテントで3泊めとのこと。
ツワモノですね~(^^♪ G11+ε180でいろいろテストだそうです。
私もテストなので意気投合し、アレコレ話して楽しい闇会となりました。

お、2時ごろから急に晴れて来ました。


画像を差し替えました。
やはり、フィールド用ThinkPad SL510とPaintShop_Xでは星雲の色がサッパリ
分かりませんね。アレでも見られるだろう・・・と思って投稿したのですが、
ひどい画像でした。

M27 , ISO6400 , 11X45s , 495sec Total , ノータッチトラッキング


写野ズレは自動導入の精度記録のために修正していないからです。
50%表示を切り出して星像の確認。やはり1800mmでは大きいですね。


M57へ


M4へ


1枚目の木の写真を見てもらうと分かりますが、凄い風です。
今回私はノータッチトラッキングでしたが、G11の方はガイドグラフが
大暴れだとおっしゃっていました。

<フィールドテスト1の結果>

・ギア比、総パルス数は正しかった。

・導入速度は赤経、赤緯共に280倍速程度、モータ電流50%弱で問題なかった。

・基本的に近場の星で度々プリセット運用→問題なし

・TE->TW , TW->TEの山越え導入でも一応視野には入ってくる。
 光軸と赤緯軸との直交度が出ているわけが無い為、これで十分。

・駆動音は静かでヒュイ~~ンってな感じ。性能良さそうな音です。

・追尾性能は上記の通り。
 1800mmノータッチで60秒ならほぼ点像になります。
 極軸は一発合わせのままでした。

・極軸望遠鏡も正常に使えました。アトラってSX極望だっけか?

・高速、中速、ガイド速度も駆動方向も大丈夫。

・ピラーの強度・・・申し分なし!

・E-ZEUSⅡとSuperStarⅣの通信安定性→7時間連続使用でノートラブル。

・SuperStarⅣの”地上マーカー”→天頂を使用し、予め接眼部で水準器出し
 を行ったVC200Lにて1発目から恒星の視野内導入が出来た。
 この機能は疑似アブソリュートエンコーダーの様で有り難い機能ですね!

・E-ZEUSⅡシステム+ThinkPad LS510を85Dバッテリーで何時間稼働出来るか?
 をテストし、10℃時4.5時間を記録しました。
 11V電圧降下アラーム発生後にThinkPadを他のバッテリーへ移し、
 E-ZEUSⅡシステムのみとしたところアラームが停止。
 その後1.5時間ノーアラームで駆動できました。
 E-ZEUSⅡシステムは45W max.なので、85Dバッテリーで冬場も一晩OKでしょう。

以上、総じて何ら問題なくフィールドテストが完了しました。
アトラクスもE-ZEUSⅡもVC200Lでのデジイチ撮影も初めての使用です。
夜半までは薄雲だらけで、晴れ間でもシーイングが非常に悪かったです。
その上に強風。2時ごろに一気に晴れたので、1時間勝負で色々なテストを
行いました。VISACの星像は結構良い印象です。

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<共通データ>

日時:2014/05/10~11
場所:埼玉県県民の森駐車場 標高850m
赤道儀システム:ニューアトラクス + EZEUSⅡ+ ひのきスーパーピラー
鏡筒:VC200L
カメラ:K-5Ⅱs
気温:10℃
シーイング:2/5 -> 3/5
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コメント (2)
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