宇宙(そら)を見上げて

謎の天文機材技師 ☆男(hoshiotoko)のブログです。

復活のアトラクス_オートガイドテスト

2014-05-14 14:45:00 | 撮影機材
まずは結果から。
PHD Guiding 1.14.0にてQHY5L-ⅡMが正常に動作しました。


グラフ前半は常に水蒸気でモヤモヤしており、3等星が確認できない状態。
グラフ後半は水蒸気が見た目に無くなり、3等星が見える程度です。

M81 , 315sec


M27 , 218sec


--------------------------------------------

<庭にてQHY5L-ⅡMオートガイドテスト>

ガイドカメラ:QHY5L-ⅡM:1/3inch , 3.75 X 3.75[μm] , 1280X960

ガイド鏡:RFT80(8cmF5)

赤道儀:ニューアトラクス改_E-ZEUSⅡ仕様

RFT80をVC200Lの先っぽに付け、天頂ミラー併用で固定した。
1800mmをガイドするに十分かを検証する。

・ガイドケーブルは無改造でE-ZEUSⅡにつながった。

・キャリブレーションの時間が多少掛かるが、500ms指定で上手く行った。
 ガイドも成功。3等星が見えないような水蒸気だったが、ガイド星が無い
 ということはなかった。

・3.75μm , fl=400mmなので、tan-1(3.75/400000)=1.93"角である。
 0.5Pixel補正でも0.97”角であり、実用分解能的には十分と考えられる。

 一方、VC200L + K-5Ⅱsは4.81μm , fl=1800mmなので0.55"角となる。
 VC200Lの分解能が0.58"角なので、数字上はほぼピッタリである。
 実際にはシーイングの影響で2"角以下の解像は難しい。

 K-5Ⅱsの素子を3X3マトリクスと考えても1.65"□である。
 この程度が最高分解能と考えられるので、0.5Pixel補正でガイドすれば
 実用上問題無い筈である。

・ガイドケーブルとUSBケーブルが1.5mではイマイチ短すぎる。
 あと1m長くても良い。

-----------------------------------------------

QHY5L-ⅡMは昨日到着し、夜になってからドライバのインストールや、
最新のPHD、ASCOM Platform6などを一気に入れ込み撮影テストまで行いました。
この空でガイド星が見つからないことが無かったので、C-MOSカメラとしては
高感度だと思います。3.75μmという細かい画素は、計算上はシンチレーション
限界以下でガイド出来ることになります。今までは5cmF5+SSAGでしたから
少しもの足りませんでしたが、8cmF5は400mmなので日本の空ではもう十分な
解像度でガイドが出来るのではないでしょうか?

VC200Lの筒先に付けていますからたわみが心配ですが、
指向後15分程度すれば落ち着くような気がします。
無理にオフアキにしてガイド星が無いよりはマシな気がします。


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする