Kさんからも感想をいただきました。ありがとうございました。
「弱き者(強き者)汝の名は女なり」女性の強い面、弱い面の両方をこの映画は見せてくれました。
三益愛子。嫁ぎ先の両親に対してはガンバリを見せるも、息子に対して弱さが出て精神的に参ってしまう。
京マチコ。ツッパッて強がっていても、実家の家庭的な面で(特に母親か?)非常にもろい面をみせる。
小暮実千代。左派系の旦那を持ち生活面では苦しく弱く見えても、絶対生き抜く強さがみえる。
若尾文子。「傾城の恋はまことの恋ならで金持ってこいが本当(ほん)のこいなり」というざれ唄がピッタリの強さしか自分にはみえませんでした。
最後に音楽ですが、初めは何か半音ずれた様な変な感じがしていたのですが、ラストシーンで初店の女の子の不安にピッタリ合っていて不思議でした。