板橋区から千葉県柏市に移動した一行は、JR常磐線南柏駅で下車、廣池学園内にある閑静な「れいたくキャンパスプラザ」で一泊しました。

翌27日、柏市の商店街を視察後「かしわインフォメーションセンター」を訪れました。
上野から30分の街、柏市商店街の交通量は一日3,5万から4万人で、さすが「高島屋」や「そごう」が並ぶ東京からの通勤圏です(人口約38万人)。

柏柏市二番街商店街の理事長 石戸新一郎氏によると、自分の経営する画材屋を縮小して残りをテナントにされました。どのようなお客様を街に集めたいのか、街の将来のビジョンを考えてのことでした。街を良くして行きたいとの思いがあってのことです。現在、商店街の老舗は半分以下になりテナントに様変わりしています。

市インフォメーション協会が運営する「かしわインフォメーションセンター」は駅南口のファミリかしわビルの3階にありました。
藤田とし子さんは、元新聞記者の強みを生かし情報発信センターとして、5年前のオープン当時から、ここの事務局長を勤めてみえます。
1989年、裏原宿のファッションスポット「FREAK‘S」が水戸街道沿いに出店したことがきっかけとなり、裏柏=裏カシと呼ばれて若者の間で人気が出始めました。しかし駅前商店街の地盤沈下は止まらず、危機を感じた石戸さんは1998年「柏駅周辺イメージアップ推進協議会」を立ち上げて若者向けの駅前イベントを次々と企画、若者の街・柏をPRしてきました。こうして古着屋、雑貨屋、カフェが駅周辺に出店しだしたのです。
藤田さんはインフォメーションセンターで街の案内をしながら、マップ作りを思いつきました。イラスト入りの若者向け案内マップ「URA-KASHIWA 古着&雑貨SHOP」が作られ、センターに訪れる方に配布されました。
また、2003年には城西大(埼玉県)の学生さんに店めぐりをお願いして、周辺のラーメン屋さんを紹介した地図「ラーメンあんな店★こんな店」が出来、新聞各紙に紹介されて話題を呼びました。

藤田さんは語ります。まず街に古着屋さんが多いことに着目します。そこで古着屋さんを紹介する楽しいイラスト入りのマップを作ります。新聞等で話題になり、古着屋さんがファッションショーなどのイベントを行ないます。次に「らーめんマップ」を作ります。「らーめんファイト2005」で、マップ片手にラーメン店めぐりのイベントを行ないます。結果発表のマップを発行します。このように、話題づくりからイベント展開され、そこから又話題が広がって行くのです。
ここでマスメディアをうまく利用します。メディアは新しいこと、面白いことを求めているのです。新聞社とは日頃の付き合いも大切です。
親子間の犯罪が目立っている現在、当センターでは、講師を各学校に派遣して講演会を行っています。街は安心・安全のアピールに繋がると考えています。
イベントは一時的なものでなく、テーマがあり、テーマに基づいたストーリーで組みたてられていくものです。

お土産に持参した「永餅」をヒントに、藤田さんは語ります。ここに有名な地元の和菓子がある。そこで地元の和菓子屋さんを紹介するイラストマップを作る。消費者から和菓子の感想や評価をいただく。これで小冊子を作る。次に全国和菓子サミットを計画する。イベントのアイデアはどんどん広がっていきました。
大山商店街は、最寄り品重視の商店街づくり→アンテナショップ「とれたて村」の開設→全国の名産品を軸としたイベント展開
柏市商店街では、若者をターゲットとした商店街→マップの製作による話題づくり→イベント展開
街のビジョンに沿ったイベントが組まれていく必要があるのです。

翌27日、柏市の商店街を視察後「かしわインフォメーションセンター」を訪れました。
上野から30分の街、柏市商店街の交通量は一日3,5万から4万人で、さすが「高島屋」や「そごう」が並ぶ東京からの通勤圏です(人口約38万人)。

柏柏市二番街商店街の理事長 石戸新一郎氏によると、自分の経営する画材屋を縮小して残りをテナントにされました。どのようなお客様を街に集めたいのか、街の将来のビジョンを考えてのことでした。街を良くして行きたいとの思いがあってのことです。現在、商店街の老舗は半分以下になりテナントに様変わりしています。

市インフォメーション協会が運営する「かしわインフォメーションセンター」は駅南口のファミリかしわビルの3階にありました。
藤田とし子さんは、元新聞記者の強みを生かし情報発信センターとして、5年前のオープン当時から、ここの事務局長を勤めてみえます。
1989年、裏原宿のファッションスポット「FREAK‘S」が水戸街道沿いに出店したことがきっかけとなり、裏柏=裏カシと呼ばれて若者の間で人気が出始めました。しかし駅前商店街の地盤沈下は止まらず、危機を感じた石戸さんは1998年「柏駅周辺イメージアップ推進協議会」を立ち上げて若者向けの駅前イベントを次々と企画、若者の街・柏をPRしてきました。こうして古着屋、雑貨屋、カフェが駅周辺に出店しだしたのです。
藤田さんはインフォメーションセンターで街の案内をしながら、マップ作りを思いつきました。イラスト入りの若者向け案内マップ「URA-KASHIWA 古着&雑貨SHOP」が作られ、センターに訪れる方に配布されました。
また、2003年には城西大(埼玉県)の学生さんに店めぐりをお願いして、周辺のラーメン屋さんを紹介した地図「ラーメンあんな店★こんな店」が出来、新聞各紙に紹介されて話題を呼びました。

藤田さんは語ります。まず街に古着屋さんが多いことに着目します。そこで古着屋さんを紹介する楽しいイラスト入りのマップを作ります。新聞等で話題になり、古着屋さんがファッションショーなどのイベントを行ないます。次に「らーめんマップ」を作ります。「らーめんファイト2005」で、マップ片手にラーメン店めぐりのイベントを行ないます。結果発表のマップを発行します。このように、話題づくりからイベント展開され、そこから又話題が広がって行くのです。
ここでマスメディアをうまく利用します。メディアは新しいこと、面白いことを求めているのです。新聞社とは日頃の付き合いも大切です。
親子間の犯罪が目立っている現在、当センターでは、講師を各学校に派遣して講演会を行っています。街は安心・安全のアピールに繋がると考えています。
イベントは一時的なものでなく、テーマがあり、テーマに基づいたストーリーで組みたてられていくものです。

お土産に持参した「永餅」をヒントに、藤田さんは語ります。ここに有名な地元の和菓子がある。そこで地元の和菓子屋さんを紹介するイラストマップを作る。消費者から和菓子の感想や評価をいただく。これで小冊子を作る。次に全国和菓子サミットを計画する。イベントのアイデアはどんどん広がっていきました。
大山商店街は、最寄り品重視の商店街づくり→アンテナショップ「とれたて村」の開設→全国の名産品を軸としたイベント展開
柏市商店街では、若者をターゲットとした商店街→マップの製作による話題づくり→イベント展開
街のビジョンに沿ったイベントが組まれていく必要があるのです。