花の四日市スワマエ商店街

四日市の水谷仏具店です 譚

市井からの眺め2

2019年12月29日 | レモン色の町

前回掲載させていただいた明治44年の地図を見ると、わが店が無い!親父は確かに明治の開業だと言っていた。

諏訪神社から東海道を南(左)へ進むとすぐ線路になる。赤丸が当店の位置

大正11年の地図を見ても神社境内の中に建っていたとしか考えられない

注 右が北

本町の水谷氏からお借りした「大日本職業別絵地図 三重県版」大正15年刊 を見るとどうやら神社境内を背に東海道沿いに店舗が張り付いていたようだ。

注 上が北

神社の借り地に店舗を構えていた。

 


市井からの眺め1

2019年12月16日 | レモン色の町

令和2年 四日市市は市制123周年を迎えます。その時は明治30年。ネットで調べると、ありました、8月1日となっています。

 

1月1日 尾崎紅葉の『金色夜叉』が読売新聞で連載開始。

2月15日 京都鉄道・二条駅 - 嵯峨駅(現在の嵯峨嵐山駅)が開業。現在の山陰本線の初の開通区間。

3月6日 東京・神田の錦輝館で日本で初めて映画が公開される。

3月29日 日本で金本位制の貨幣法が公布。

4月1日 伝染病予防法公布。

4月1日 長野県長野市が市制施行。

4月27日 帝国図書館官制が公布され、上野の東京図書館を帝国図書館とする。

6月1日 福岡県八幡村に官営製鐵所が開庁。(八幡製鉄所)

6月18日 京都帝国大学(現 京都大学)創設。

8月1日 三重県四日市市が市制施行。

8月2日 日本勧業銀行(後の第一勧業銀行、現みずほ銀行)が開業。

 

ここに明治44年の四日市市地図があります。市政施行から14年後の地図、三重軌道と四日市鉄道は計画中です。諏訪神社の敷地は広く、当店の角までが神社の土地でした。私のおじいさんが桑名から引っ越してきたのが明治中頃と聞いていたのが、この地図から思うに明治末期か大正時代のようです。明治44年は神社の敷地になっています。


三交不動産の説明会2

2019年12月10日 | 諏訪商店街振興組合のこと

サンシ前空き地のマンション建設に関して三交不動産との話合いが、第1回目 11月18日、第2回目が12月9日に開かれた。

商店街や周辺住民が注目してきた街中の建設だけに、1階部分に集客が見込めるものの誘致ができないかとのお願いだったが、すでに社内で硬く決定しているらしく、にべもなく断られた。1階に青山里会の関連法人である主体会にリハビリセンターを設けていただいてはという提案をしたが、聞く耳を持たずという印象だった。完成の暁には、早く分譲を終え、管理組合に任せて手を引きたい、とのことである。街の力は弱体化している。


繁盛店づくり支援事業

2019年12月07日 | 諏訪商店街振興組合のこと

現在、四日市諏訪商店街振興組合では、全国商店街支援センターの指導のもと、繁盛店づくり支援事業を実施している。

http://ctycns-streaming.evv.jp/  11月28日の放送になります

これは、今年3月から受けたトータルプラン作成支援事業に引き続き行われているもので、商店街全体の活性化と個店の活性化は並行して行われるべきという結論からきている。

トータルプランで出された課題は

・諏訪神社、図書館、商店街の回遊イベントとマップ作り

・SNSの積極活用

・東海道の風情を感じる街路、店舗デザインの導入(主として表参道スワマエ)

・マンション住民に活用してもらえるカフェや多目的ホール(主として諏訪新道)

の四点に絞り込まれた。今後これに基づき商店街の活性化を進める。

                       

11月27日行われた、第1回 繁盛店づくり支援事業では、支援パートナーの渕上環(ふちがみたまき)先生に、五つの店舗を臨店していただき、改良点をご指導いただいた。次回12月18日までには、何らかの店舗改善を行っておくことになり、これが宿題である。

某店舗の改善途中

某店舗の改善後半

また、諏訪新道商店街も、12月5日、一般社団法人ソトノバの石田祐也氏を迎え、第4回目の諏訪新道活性化協議会が開かれた。これは四日市中心市街地の均整の取れた活性化のためには、ぜひ新図書館を市役所東に誘致していただきたいとの願いを込めて開かれているものである。CTYさんのも取材いただき、12月9日の18時から放映が決まっている。

来年5月のB1グランプリ時には、人力三輪車を近鉄・JR間で走らせるという記事を見た。中央通りと諏訪新道、そしてその中間を走る線路跡道路、三滝通りを真ん中に挟んで新図書館と、中心市街地全体を見据えた活性化策が望まれる。