花の四日市スワマエ商店街

四日市の水谷仏具店です 譚

ボクラのヒーロー代集合!鉄人28号①

2019年07月08日 | レモン色の町

ビルのまちに ガオー 夜のハイウェイに ガオー

ダダダダダーンと たまがくる バババババーン と破裂する

ビューンと飛んでく 鉄人28号

ある時は正義の味方 ある時は悪魔の使い

いいも悪いもリモコンしだい 鉄人 鉄人 どこへ行く

ビューンと飛んでく 鉄人28号

 

ビルのまちに ガオー 夜のハイウェイに ガオー

ダダダダダーンと たまがくる バババババーン と破裂する

ビューンと飛んでく 鉄人28号

手をにぎれ正義の味方 たたきつぶせ悪魔の手先

敵にわたすな大事なリモコン 鉄人 鉄人 はやくゆけ

ビューンと飛んでく 鉄人28号

 

横山光輝 作・画の「鉄人28号」は、月刊雑誌「少年」の昭和31年7月から約10年間連載が続いた。新鮮だったのは、リモコンが敵にわたると鉄人は悪の鉄人になった。悪者に豹変するのだ。連載が始まっていた昭和33年10月10日、鉄人28号は公園通りに姿を現す。当時は広い通りに大きなアーケードが完成したばかりで「諏訪公園南大通り」と呼ばれていた。

 

時は現代。鉄人28号は、神戸の長田町から、四日市の諏訪公園にまで飛来してきたのだ。


ボクラのヒーロー代集合!快傑ハリマオ参上!③

2019年07月07日 | レモン色の町

少年雑誌が月刊誌から週刊雑誌に変わった。昭和34年3月のことである。「少年サンデー」に続き「少年マガジン」が発刊。サンデーは長嶋茂雄、マガジンは朝潮が表紙を飾った。「快傑ハリマオ」は、石ノ森章太郎画で昭和35年4月17日の「少年マガジン」から連載が始まっている。

 

昭和30年代の諏訪新道、港まつりの様子。この頃は一宮から買い受けたステージの人形ではなく、笹飾りが主流だった。ハリマオが二人の老人を伴い見物に来ている。


ボクラのヒーロー代集合!快傑ハリマオ参上!②

2019年07月06日 | レモン色の町

快傑ハリマオは、実在の人物をモデルに製作された。太平洋戦争直前。マレー半島に大日本帝国陸軍に協力した義賊「マレーの虎」こと谷 豊という人物がいたのだ。どっかで聞いたことのある名前だ???

太平洋戦争直前。東南アジアは欧米諸国の植民地下にあった。死の商人、陳秀明は役に立たない武器を集め、ジャワの民衆に売りつけて巨額の利益を得ようとしていた。だが正義の味方、快傑ハリマオが現われて、彼らの陰謀を妨害する。ハリマオの正体は、日本人という以外、何も分からなかった。ジャワ統治庁のコバール長官は、世界中にその名を知られた秘密結社「黒いつめ」に莫大な報酬と引き替えに、ハリマオ暗殺を依頼した。ハリマオは陳の武器を全て奪い取り、日本人の拳銃少年、太郎たちの協力を得て黒いつめの本拠地である孤島「魔の城」に乗り込み、ついに黒いつめを壊滅させ、南の島には平和が戻った。

秘密結社の捕らわれの身となった令子。「な、なんだ!その気持ち悪い女」

そのころハリマオは、太郎たちと共に諏訪新道に現れた。8月1日から始まった港まつりの笹飾りを見に市内全域から大勢の市民が来ていた。昭和40年頃のことである。


ボクラのヒーロー代集合!快傑ハリマオ参上!

2019年07月05日 | レモン色の町

昭和35年4月5日、日本テレビ系で「快傑ハリマオ」が始まった。

この人は偽物。自称ハロマオ

歌は三橋美智也である

真紅な太陽 燃えている 果てない南の 大空に
とどろきわたる 雄叫びは 正しい者に味方する
ハリマオ ハリマオ 僕らのハリマオ

天地鳴らし 吹きまくる 嵐の中も まっしぐら
怒濤も岩も うち砕き 勝ちどきあげておしすすむ
ハリマオ ハリマオ 僕らのハリマオ

空の果てに 十字星 きらめく星の そのように
七つの海を かけめぐり 正義に結ぶ この勝利
ハリマオ ハリマオ 僕らのハリマオ

 この年、昭和35年7月9日 四日市を襲った集中豪雨で、中心市街地は水に浸かった。ハリマオらもテレビ出演を中断して市街地視察に来ている。

ズボン ビタビタ


ボクラのヒーロー代集合!とんま天狗 後編

2019年07月03日 | レモン色の町

とんとんとんまの 天狗さん とんまでおセンチ お人好し

とぎる刀は 大上段 エイ! 悪人どもをなぎはらう

姓は尾呂内 名は南公 子供が大好き 僕らの仲間

とんとんとんまの 天狗さん

 

とんとんとんまの 天狗さん 強くてハンサム ほがらかで

ふるうこぶしは空手打ち エイ! 悪人どもをこらしめる

姓は尾呂内 名は南公 子供が大好き 僕らの仲間

とんとんとんまの 天狗さん

 

昭和35年7月9日、梅雨開けまぢかの諏訪新道。中心市街地は地盤が低く、大雨に襲われると途端に大洪水となった。この状況の中、とんま天狗は居合の稽古に余念がない。この頃、ちょうどテレビで放映中である。

 

崑ちゃんの顔にオラの顔を乗せ、その上に眼鏡を乗せたら、アルコール中毒のような顔になってしまった。

罪滅ぼしです


ボクラのヒーロー代集合!とんま天狗 前編

2019年07月02日 | レモン色の町

『頓馬天狗』(とんまてんぐ)は、昭和34年9月から35年12月日曜午後7時のゴールデンタイムで、日本テレビ系列で放送されていた、花登筺脚本、大村崑(とんま天狗)主演による時代劇コメディである。大塚製薬提供。

登場人物はそれぞれ近藤勇造(芦屋雁之助)、土方大三(芦屋小雁)と、本家の登場人物の名前をもじったもので、主人公の名前は「尾呂内楠公」と、スポンサー・大塚製薬のメイン商品名『オロナイン軟膏』の読みがそのまま使用された。決め台詞は「姓は尾呂内、名は楠公」。製薬会社がスポンサーということもあり、普段うだつの上がらない主人公はピンチに陥ると「秘薬」と称する丸薬を口にすることで、頭巾姿で剣の達人であるヒーロー・頓馬天狗に「変身」する、というのが毎回のパターンだった。

 

昭和33年7月27日、港楽園跡地にとんま天狗の偽物が現れた。否?、これはテレビ放送が始まる1年前である。宣伝のためのデモンストレーションか?この時はまだ主役が決まっていなかったので、妙なおじさんがとんま天狗の扮装をしていたのだった。