ほーしざきの散歩道

ゆっくり歩きの散歩道、山口県を中心とした中国地方の名所旧跡巡りを紹介しています。

河津桜と旧上関番所・御茶屋跡散策 山口県上関町

2010年02月23日 | 散歩道

上関歴史公園の河津桜

 暖かい日射しに誘われて、上関城山歴史公園へ。公園にはピンクの河津桜が咲き始めていました。いつもは沢山のメジロを見かけるのですが、本日はいなかったようです。暖かい上関で、一足早いお花見をされてはいかがですか。

 周防大島町小積の河津桜も見頃のようですね。昨年の今頃は、周防大島八十八ヶ所の霊場参拝中、小積まで徒歩で歩きました。

桜の先には皇座山が見えています

城山歴史公園から眺める上盛山

上関御茶屋跡

 河津桜観賞の後、更に歴史散策を続け、熊毛南高校上関分校のグラウンドへ。ここには「上関御茶屋跡」と「旧上関番所」があります。

 御茶屋跡は萩藩の公館で、萩藩主の参勤通船のおり、宿泊・休憩、あるいは国内巡行、幕府の役人・九州諸大名の通行などにあたり、宿泊に供するために設置された本陣で、朝鮮通信使使節団の宿泊所にもあてられました。

旧上関番所

 旧番所は、海の主要な港に設けられた関所で、通行人や船舶の取り締まりを行うとともに、運上銀(藩に納める税)の徴収事務も行うところでした。番所は初め四代に置かれていましたが、上関の港が中心となり、連絡などが不便となったため、1711年12月、東町に新しく造られました。

 旧上関番所は、「旧秋月家の住宅を移転復元したもので、藩政時代の番所としては唯一の建物として貴重である」と説明されています。

歴史ある港町、上関散策は楽しいですよ~

コメント (4)
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