島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

研修2日目

2016-12-04 14:59:36 | 雑談・その他
1泊お世話になった「なみの高原やすらぎ交流館」さんです。
前夜は真っ暗になってからの到着だったので、外観の撮影が出来ませんでした。
朝食の後に研修が一つあっての出発です。
これから南阿蘇ビジターセンターへ向います。

何度目の訪問だろうか?
中に入ってビックリ!
また新しくなってる!w
なんか行く度に新しくなってるな。(何段階かに分けてリニューアルを行ったそうだ。)
南阿蘇ビジターセンターの見学の後は、被災地域の視察となっている。
写真家でもあり、九州学び舎の代表理事でもいらっしゃる長野氏に案内して頂いた。

マンションの1階部分が潰れて、車がぺしゃんこになっている。
車の半分が出ているのは最初の震動で車庫からはじき出されたからだそうだ。
この地区には大学生の寮などがあって、被災直後にはパソコンやケータイを狙った泥棒が横行し、地元の方達は交代で寝ずの番を行ったそうだ。

震災で落ちた阿蘇大橋の近くまで行ってみる。
対岸の山崩れは相当な迫力だ。

対岸の橋は完全に落ちてしまったそうだが、阿蘇側の橋はかろうじて残っている。
自然の猛威は普賢岳の噴火でも紹介しているが、規模が違う。
「質問はありますか?」と聞かれるが、正直被害の甚大さに言葉を失ってしまった。
それでも人間の生命力と言うか、生きる力ってのは馬鹿に出来ないもので、電気を南阿蘇に通すための鉄塔は被災後すぐに復旧したそうだ。

研修も被災地視察で終わり、最後は“道の駅 あそ望の郷くぎの”で昼食を摂って分かれた。
(山の真ん中あたりからのぼるのは阿蘇の噴煙※ただし水蒸気)
この日は平日だったにも関わらず、たくさんの人が訪れ、出店が軒を連ね、猿回しが行われていた。
本来ならば九十九島や島原半島の長崎組と同じく帰るところではあるが、この先2日間休みを取っている。
私個人の研修旅行はこれからが始まりだ。
コメント
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