島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

高千穂峡-番外編①柱状節理

2016-12-18 16:14:55 | ジオパーク
高千穂峡の景観は素晴らしいが、ジオに関わった者として、どうしてもこの景観を生み出している“柱状節理”に目がいってしまう。
長崎県や熊本県にも柱状節理を観察できる場所はあるのだが、高千穂峡の柱状節理は目の前にあるのが素晴らしい!w
柱状節理を簡単に説明すると、「マグマが急速に冷却される際にできる、岩体が柱状になった節理です。六角柱状のものが多いですが、五角や四角の柱状のものもあります。」
よく見ると、上と下で柱状節理の状態も違うのが分かります。
下は太くまっすぐに縦に伸びていますが、上は下よりも細く、またぐにゃぐにゃと折れ曲がったものが乗っかっています。
うわーこれはどのような地殻変動があったらこんな形になるんだろう?
しかもこんな形で固定されるまで、どれくらいの年月がかかったんだろう?
想像するとワクワクします。w
これは面白いものを見せてもらいました。
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高千穂峡⑤七ツ々池

2016-12-18 15:49:54 | 観光・施設
立ち入り禁止の看板と手持ちのマップを見比べて新たなルートを検索。
どちらにしろ戻るしかないと判断し、一度「おのころ池」まで戻る事にする。
そんな時に見つけたのが「七ツ々池(ななつがいけ)」です。(表紙写真)
「昔は、七つの穴がつながり池となっていました。そして、池は青々とした茂みの下にあり、水がたっぷりと入り、その水は七色に変化し、竜神がすんでいたと伝えられています。」
以上がイラストマップの裏に書かれてあった解説ですが・・・、
何何?現地の案内板には
「その昔、十社大明神(ミケイリノミコト)が散歩されていると、水鏡に美しい娘が映っていた。
 この姫こそ鬼八が奪ってきた鵜ノ目姫であり、十社大明神が姫に一目惚れされた所だと言われています。
 また、岩のうねりの間からは泉酒が出ると伝えられています。」
おや?まったく違う解説が書かれていました。
しかも、高千穂で見たかった「鬼八退治伝説」にまつわるものではないか!?
※「鬼八退治伝説」は後日改めて取り上げます。
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高千穂峡④真名井の滝

2016-12-18 09:02:55 | 観光・施設
高千穂峡の遊歩道を歩き始めた。
テラスがあるが、ここが滝見台だろう。(表紙写真)
ここで振り返ってみる。

ああーTVや旅行雑誌なんかでよく見る景色だー。
奥に見えている滝が「真名井の滝」だな。
「日本の滝百選に選ばれています。高さは約17mです。ボートに乗ると滝壺まで行くことが出来ます。」
まず朝早かったのでボートはまだ営業していませんし、中年男性一人でボートに乗る気はしません。
さて、有名箇所も押さえた事だし、先へ進むか・・・あれ?

立ち入り禁止?、通行止め?
ええ!?聞いてないしー!
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