島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

高千穂峡⑨神硯の岩

2016-12-22 09:39:40 | 雑談・その他
「神硯の岩(みすずりのいわ)」と読みます。※かみすずりじゃないんだな。
「寛政の三奇人の一人に数えられた高山彦九郎(江戸時代後期の尊皇思想家)が1792年7月17日に高千穂を訪れています。(ん?1792年は島原大変が起こった年じゃ!?)
 その紀行文「筑紫日記」に『新橋を渡ると右に十間くらいの岩があって硯のような形をしている。とくに名前もないようなので硯石と名付けてはどうかな』と書いてあります。」

これが記載されていた「新橋」のようですが、表記は「神橋」になっています。
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高千穂峡⑧甌穴(ポットホール)

2016-12-22 09:24:25 | 雑談・その他
甌穴;おうけつと読みます。
「岩盤からなる河床の出来る円筒形の深い穴をかめ穴、またはポットホールと言います。
(私にはポットホールの方が耳馴染みがありました。)
 河床の岩盤のくぼみや割れ目の所に渦巻きが生じ、そのエネルギーによって穴ができます。さらにその穴に入った小石が渦巻きによって岩盤を削るため、こうした深い円筒形の穴ができます。」
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