島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

高千穂峡-番外編②九州自然歩道

2016-12-24 12:44:20 | 雑談・その他
高千穂峡散策もそろそろ終わりだ。
イラストマップを見ながら次の行程を探す。
神橋を渡って、九州自然歩道を通って高千穂神社まで帰るか。(表紙の写真は神橋の上から撮影。)
橋を渡りきったカーブに九州自然歩道の入口がある。

おや?

ここも通行止め!?
うわーなんか良さそうな道が奥に続いているのが見えるのに〜。
「落石の危険あり」? 熊本地震の影響だろうか?
高千穂に来る前に阿蘇で研修があったのだが、そこには九州自然歩道フォーラムの方も参加されていた。
参加者から「通れない所が多い」と非難を浴びていたが、確かにこうも通行止めが多いと非難も言いたくなる。
(九州自然歩道の管理は各県の行政機関などなので、フォーラムの方を責めるのは筋違いとわかっちゃーいるが。w)
通れないのならば仕方ない。
違う道を探す。
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高千穂峡⑨神硯の岩

2016-12-22 09:39:40 | 雑談・その他
「神硯の岩(みすずりのいわ)」と読みます。※かみすずりじゃないんだな。
「寛政の三奇人の一人に数えられた高山彦九郎(江戸時代後期の尊皇思想家)が1792年7月17日に高千穂を訪れています。(ん?1792年は島原大変が起こった年じゃ!?)
 その紀行文「筑紫日記」に『新橋を渡ると右に十間くらいの岩があって硯のような形をしている。とくに名前もないようなので硯石と名付けてはどうかな』と書いてあります。」

これが記載されていた「新橋」のようですが、表記は「神橋」になっています。
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高千穂峡⑧甌穴(ポットホール)

2016-12-22 09:24:25 | 雑談・その他
甌穴;おうけつと読みます。
「岩盤からなる河床の出来る円筒形の深い穴をかめ穴、またはポットホールと言います。
(私にはポットホールの方が耳馴染みがありました。)
 河床の岩盤のくぼみや割れ目の所に渦巻きが生じ、そのエネルギーによって穴ができます。さらにその穴に入った小石が渦巻きによって岩盤を削るため、こうした深い円筒形の穴ができます。」
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高千穂峡⑦槍飛橋

2016-12-20 12:55:20 | 民話・伝承
いよいよお目当ての物が見れると思ったら、こちらも通行止めでした!

ああ〜あれか、あの先かは分かりませんが、見たかった物があったのに〜。
同じ場所で二枚も写真を撮っている事から私の未練さが伝わってきます。w
多分、あの先に鬼八退治伝説にまつわる「鬼八の力石」があった筈なのです。
鬼八退治伝説にまつわるものはあと一つあるので、そちらに期待して先へ進みます。

あまり良い写真を撮っていませんでした。
「槍飛橋(やりとびばし)」です。
「ここは、五ヶ瀬川の中でも最も川幅の狭いところです。天正十九年(1591年)県(あがた)の領主(今の延岡)高橋元種に高千穂が攻められた時、三田井城が落ち、城から逃げ出した家来たちがここまで逃げてきました。しかし、橋がないので槍の柄を手前の岸についたものは飛び渡り、向こう岸についたものは川の中に転落したと伝えられており、ここを槍飛びと言うようになりました。」
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高千穂峡⑥玉垂の滝

2016-12-19 16:16:54 | 雑談・その他
「おのころ池」まで戻ってきました。
歩道が歩けないようなので、車道を歩いて迂回します。
すぐ登り上がった坂に滝が流れていました。

何気に撮った写真でしたが、この滝にも「玉垂の滝(たまたれのたき)」という名前がついていました。
「高さ約5m、幅約15m。神話でアメノムラクモノミコトという神様が水の種を移した天名井の水が地下を通ってここへ流れ落ちていると伝えられています。」
天名井(あめのまない)も行ってきましたので、後日ご紹介します。

ようやく歩道に戻れる道を見つけました。
左に下る道を進み、目的の場所を目指します。

※更新が遅くなり申し訳ありません。今日はちょっと忙しかったです。^^;
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高千穂峡-番外編①柱状節理

2016-12-18 16:14:55 | ジオパーク
高千穂峡の景観は素晴らしいが、ジオに関わった者として、どうしてもこの景観を生み出している“柱状節理”に目がいってしまう。
長崎県や熊本県にも柱状節理を観察できる場所はあるのだが、高千穂峡の柱状節理は目の前にあるのが素晴らしい!w
柱状節理を簡単に説明すると、「マグマが急速に冷却される際にできる、岩体が柱状になった節理です。六角柱状のものが多いですが、五角や四角の柱状のものもあります。」
よく見ると、上と下で柱状節理の状態も違うのが分かります。
下は太くまっすぐに縦に伸びていますが、上は下よりも細く、またぐにゃぐにゃと折れ曲がったものが乗っかっています。
うわーこれはどのような地殻変動があったらこんな形になるんだろう?
しかもこんな形で固定されるまで、どれくらいの年月がかかったんだろう?
想像するとワクワクします。w
これは面白いものを見せてもらいました。
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高千穂峡⑤七ツ々池

2016-12-18 15:49:54 | 観光・施設
立ち入り禁止の看板と手持ちのマップを見比べて新たなルートを検索。
どちらにしろ戻るしかないと判断し、一度「おのころ池」まで戻る事にする。
そんな時に見つけたのが「七ツ々池(ななつがいけ)」です。(表紙写真)
「昔は、七つの穴がつながり池となっていました。そして、池は青々とした茂みの下にあり、水がたっぷりと入り、その水は七色に変化し、竜神がすんでいたと伝えられています。」
以上がイラストマップの裏に書かれてあった解説ですが・・・、
何何?現地の案内板には
「その昔、十社大明神(ミケイリノミコト)が散歩されていると、水鏡に美しい娘が映っていた。
 この姫こそ鬼八が奪ってきた鵜ノ目姫であり、十社大明神が姫に一目惚れされた所だと言われています。
 また、岩のうねりの間からは泉酒が出ると伝えられています。」
おや?まったく違う解説が書かれていました。
しかも、高千穂で見たかった「鬼八退治伝説」にまつわるものではないか!?
※「鬼八退治伝説」は後日改めて取り上げます。
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高千穂峡④真名井の滝

2016-12-18 09:02:55 | 観光・施設
高千穂峡の遊歩道を歩き始めた。
テラスがあるが、ここが滝見台だろう。(表紙写真)
ここで振り返ってみる。

ああーTVや旅行雑誌なんかでよく見る景色だー。
奥に見えている滝が「真名井の滝」だな。
「日本の滝百選に選ばれています。高さは約17mです。ボートに乗ると滝壺まで行くことが出来ます。」
まず朝早かったのでボートはまだ営業していませんし、中年男性一人でボートに乗る気はしません。
さて、有名箇所も押さえた事だし、先へ進むか・・・あれ?

立ち入り禁止?、通行止め?
ええ!?聞いてないしー!
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高千穂峡③おのころ島

2016-12-17 13:08:29 | 民話・伝承
高千穂峡遊歩道に入ってすぐに見つけたのが「おのころ池」です。(表紙写真)
「昔、この池には桜川神社(滝津妙見神社)があり、鵜の鳥はこの神社に仕える神聖な鳥であったと伝えられています。
 高千穂神社の春祭では、御神幸の御輿がおのころ池を3回まわって禊をします。」

池の真ん中にあるのが「おのころ島」です。
島の上の小さな祠は、日本を生み出した男女の神・イザナギノミコトとイザナミノミコトが祀られています。
鵜じゃなくてカモ?いや家禽化しているようなのでアヒルか?、が泳いでいる。
魚のエサまで売っているな。
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霧氷2016-1

2016-12-17 09:35:41 | 雲仙
昨日の写真です。
昨日は日本中今季一番の冷え込みで、どこもかしこも寒かったと思います。
雲仙でもご多分に洩れず、初雪・初積雪を観測できました。(※初雪は一昨日ですが)
勿論、それだけ冷え込んだという事は妙見岳・普賢岳に霧氷が着氷していました。
しかし、仁田峠に登る仁田峠循環道路は朝から積雪のため通行止め。
諦めておしどりの池(表紙写真)や白雲の池へ行って、遠くから山を撮影していました。

ところが白雲の池を歩いていると、事務所から「午後1時50分から仁田峠循環道路の通行止めが解除になる」との一報が届きました。
ずっと霧氷の写真を撮りたくて待っていたので、すぐに事務所に帰って防寒着を抱えて仁田峠に向いました。
第二展望所までは雪も溶けていたのですが、第二展望所から仁田峠までが影になっていて、除雪はしてありましたが一部雪道でした。(※運転にはくれぐれもご注意を)

雲仙ロープウェイ妙見岳駅舎より撮影。
霧氷は風上側にしか着きません。
防寒対策もバッチリなので妙見神社まで歩いてみます。

蒼天に霧氷;青と白の世界に、別の惑星に来た気分です。

妙見神社前の霧氷のトンネル。

なんかいいなーと思って撮影した一枚。
青い空に白い霧氷、奥には青い海と手前に駅舎の赤い屋根、浮かんでいる白い雲も良い雰囲気です。
ちなみに今朝は仁田峠循環道路は通行可能、妙見岳にも霧氷が着いているそうです。
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