いつもココロに太陽を!

~ Me Hana O Ka La I Ka Pu'uwai ~

今日はチャレンジ!

2014-04-16 | ファッション
昨日、TVでスカジャンを着た女性タレント(誰か思い出せない)…を観てこの存在を思い出しました。
ワタシ、スカジャンを持っていたんだわ
オットの洋服にまぎれてオットのクロゼットにかかっていたから、すっかり忘れてた。

10年くらい前かなー
横須賀にお出かけした時にドブ板通りのスカジャン専門店で買ったんだわね。

なんで買ったのかしら?
きっと《初:横須賀》に気分が高揚していたのね。
ウン万円をクレジットカードで買ったんだよ。

  

買った時の自分のイメージでは、白いタンクトップにデニムをはいて、無造作にスカジャンを羽織るのがいいと思ったの。
かっこいいワ・タ・シと思ったんだよね。

でもね…ぜんぜん似合わないんだ、これが
そもそも、デニムが似合わないんだけどね、ワタシ。

それは体型のせいだけじゃなくて、デニム+スカジャンというbackgroundがないからだと思うの。

ワタシは海育ちでもなければ、横須賀で海軍さんに囲まれて育ったわけでもないし、アメリカンな育ちをしてきたわけでもないじゃない?
こちとら板橋生まれで、大山ハッピーロードとサンシャインロードを転がして、今川焼き食べて大きくなっただけだしさ(笑)。

だから、スカジャンを粋に無造作に着こなそうにもどうにもうまくいかないの。
タンクトップがだめなら、アロハシャツ?と、アロハシャツに重ねてみてもオットは首を横に振るばかり
髪の毛をポニーテールにしてみてもダメだったよ(笑)
「なんで似合わないかねぇ?」とオットはあきれるけどさ

そんなわけで、正統派のスカジャンの着こなしはとうにあきらめ、逆に女子らしいワンピースにスカジャンを羽織る…という『ひねり』の方向でなんとか活路を見出したのだけど、それでも元を取るにはもっともっと着ないと今のままでは無駄遣いの極みだわねぇ

  

『スカジャン』とwikiで調べたら、アメリカ軍がパラシュート生地に和刺繍をしてジャンパーにしたのが始まり、と出ていました。

このスカジャンをお店で選んだとき、まず気になったのが刺繍の柄。
大量のつるしの中から探したのだけど、龍もイヤなら般若もイヤ
かといってパンダもイヤだし(笑)トラもイヤ

あまりキカンボウな柄はイヤってんで決めたのが「鳳凰」?
孔雀のようなきれいな羽が良くて、これにしました。
それと、黒や青のような強い色じゃなくてソフトなカラーにしたくて、そのお店では珍しいベージュ×ピンクにしました。
(と、今見てみたら、前身頃には龍がいるっ! 背中と袖の刺繍が鳳凰でした)

wikiにはさらに『主なスカジャンブランド』が何十社も載っていたけど、ワタシのスカジャンも4番目に載っていましたよ。
《SCRIPT花旅楽団(はなたびがくだん)》というところのスカジャンです。
袖にも刺繍が入っているからお高くなるんだって言われたのを思い出しました。

  

昨日TVで観て、「あー、明日スカジャン着てみよう」と思い、ぼんやりとコーディネートしながら寝たのが今日の着こなし。

オトナっぽいスカートとヒールにスカジャン。
念のためにインナーのカーディガンには、母の形見のパールネックレスをしたよ。
汚く着崩してかっこいいのは若いうちで、おばちゃんが汚く着たら本当に汚く見えてしまうのよね。
たまに若い子と同じように着崩しているおばさんを見るけど、若ければそれだけで許されるものもおばさんになるとダメよ。
悲しいわね

背筋を伸ばして、少しデキル女を演じながらカツカツと歩くことで、なんとかスカジャンに負けない女性になってみよう…と、今日は思いっきりチャレンジの日になりました。

所ジョージやDTのハマちゃん、さまぁ~ずやぐっさんのようにスカジャンが似合うようになるには、結局負けずに着続けること。
そうするといつか洋服のほうからこちらに近づいてきてくれるんだって。

本当はデニムが肌になるような女性になりたいんだけどねー。
自分のなりたい女性になるには、結局負けずに着続けることなんだよね。
わかっちゃいるけど、鏡に映った自分を見てすごすごと脱いでしまうワタシは、まだまだ修行が足りませんなー

そこに私がいた。

2014-04-16 | Weblog
夕べ、アーネラさんに向かう時、ちょっとボーッとしていつも降りるバス停を乗り越したの。
あわてて次で降りたんだけど、そこから自治会館まで夜道を歩くはめに…

あわてて降りたバス停は、かつて私が15年間使っていたバス停。

ドラッグ屋さんの隣の空き地にはこんなに家が建ったんだ~とか、しばらく見ないうちに景色が少し変わってた。

バス停から高台を見ると、私が住んでいたマンションが玄関灯を灯してそびえ立っている。
あそこの左から2番目が、かつて私達の暮らしがあった部屋だ。

15年だもん。
あっという間のようで長かったよね。
泣いたり笑ったり、よくしたもんだ。

あぁ そうだ。
この季節はハナミズキが綺麗なんだ。

バス停の通りは、4月から5月にかけてハナミズキで満開になるの。



ついサクラの方に気をとられちゃうけれど、ここに住んでいた時はサクラの後にやってくるハナミズキが大好きだったんだわ。

白いハナミズキに混じって、何本かに1本赤いハナミズキの木があったっけ。
何本目が赤だったかもまだ覚えている。



仕事を終えて、ギューギューの田園都市線に揺られ、バスを降りて高台への階段を上る…

若い私は、晩ごはんを何にしようか毎日考えながら上っていたんだっけ。

通りの下からハナミズキ越しに夜のマンションを見上げて、少し鼻の奥がツンとした。

バス停を乗り越したことが「はめに」じゃなくて懐かしさに変わった夜だった…