いつもココロに太陽を!

~ Me Hana O Ka La I Ka Pu'uwai ~

そして3日朝のお雑煮は

2021-01-04 | クッキング
オットがやっとお正月休みです。
3日の朝。



お餅嫌いの夫婦ですが、この日だけはお雑煮をいただきますよ
今年も一年、粘りある仕事をしないといけませんしね!

夫婦共通の認識は「私たちは関東式お雑煮育ち」であるということ。
澄まし汁はお醤油味で、鶏肉入りであること。
角餅を焼いてからお椀に入れ、おつゆを張ること。

うんうん
ここまでは23区のあっちとこっち育ちでも異論はないね。

「菜っ葉(青物)はさぁ、小松菜でいい?」
お椀に入れる茹で野菜はコマツナでいいですか?とワタシが問いました。


「ほうれん草でしょ、そこは」
オットが笑って答えます。


あ、たしかに。


ほうれん草が苦手のワタシは無意識に小松菜をチョイスしちゃった。
小松菜なら冷蔵庫にあるけど、ほうれん草は買いに行かなきゃならないのもあってね。

ほうれん草かぁ・・・

でもたしかに、ほうれん草だよね。
納得。

暮れのうちにほうれん草も買いましたよ。



大なめこは去年初めて入れてみたらとても美味しくてワタシが気に入ってしまったの
いわばこれはワタシの味。
オットも了承してくれました。

双方の親から受け継いだお雑煮に「私たちのスタイル」を足していきましょうね。

のんびり準備したおせち

2021-01-04 | クッキング


あけましておめでとうございます。

今年のおせちです
今年は例年より華やかに仕上がりました

「簡単でいいよね」
「普段のご飯でいいよ」
と話していた夫婦でしたが、
「それでも黒豆は食べたい」
とか
「松前漬けぐらい作ろうか?」
と言っているうちに、結局毎年食べているものは好きなものばかりで削れる物がないことがわかり。

お重の隙間を埋めようと、あれこれやっていたらなかなかカラフルにできました

でもね、これも『ファミリーの集い』がなかったおかげ。
大好きな家族の集まりを「おかげ」呼ばわりはひどいけれど、
家族用のお料理を持参となると、自宅用の準備はここまでできなかったと思うの。

今年はファミリーもなし、モアイ君は元旦・2日と仕事だったため、
「おせちオープン」が2日の夜でしたので、のんびり作れたっていうのもあります。
心に余裕があるとおせち作りはなかなか楽しいものですね



●田作り(手作り)
●酢だこ(切っただけ~)
●黒豆(土井先生レシピでお湯で一晩戻したらあーら時短!)



●柿なます(仕事先で毎年干し柿をくださる方がいて、とても美味しく仕上がります)
●菊花かぶ(ちょうどいい小ぶりのかぶを暮れに買えたので作りました)



●お煮しめ(具ごとにお出汁も変えて煮るのは母譲り)



●松前漬け(今年はニンジン量を増やしました。ワタシは松前漬けの中ではニンジンが一番好き
●栗きんとん(市販の栗きんとんに芋あんを増量し、作り直した一品)



●紅白かまぼこ(飾り切りしただけ。今年は籠清さん)
●伊達巻(やっぱり外せない!一正さん)
●ハム(今年はももハムにしてみて大正解でした)



●チキンとりんごのステーキ(暮れに観た笠原先生のレシピから)
●サクサク山芋のたらこ和え(あと一品!と適当に考えた献立でしたが華やかで可愛らしく


おせちって、普段のお料理に比べたら難しいことは何もない。
毎日の献立の方が何倍も技術が要ります。

切るだけのものもあるし、火を使わないものもある。
ただそれを限られた時間内で用意しなきゃならないからみんな「おせちがタ~イヘン」って言うのよね。

「三が日ぐらい主婦も休むもの」という昔の風習(名残り)で日持ちする縁起物を作っておこうというおせち。
歳をとるごとにどんどん好きになり、そんな歳のとり方がなんだかうれしいです



菊花かぶは中学校の時調理実習で教わったのが懐かしい思い出なの。
中学生で菊花かぶなんて、家庭科の先生もなかなか渋いチョイスをしたものです。
あの時のMarchはその美味しさを全然わからなかったけれど、今は好き。
こうしてお重に入ると圧倒的ビジュアルですね

お煮しめは食材ごとに出汁を変えて(昆布、かつお節、シイタケ)別々に炊くので、実は手間がかかります。
干ししいたけは甘ジュワ~が美味しいし、レンコンはサクサクに仕上げたいところ。
これは「筑前煮」とは違うのですから。


最後の仕上げは2日の駅伝を観ながらラディッシュの飾り切りをしました。

ワタシ、コマコマした手仕事がやはり好きなようで、ニンジンを梅の花にカットするのが楽しくてたまりませんでした
オットが研いでくれた包丁はよく切れて、ニンジンだけ何個でも作りたい気持ち(笑)
ニンジンカットのバイト、ないかしら?



今年も平穏な年でありますように。
こちらに来て下さった皆様も、ご多幸でありますように。

今年もよろしくお願いいたします。