いつもココロに太陽を!

~ Me Hana O Ka La I Ka Pu'uwai ~

松屋のシュクメルリ定食

2021-01-29 | おいしいもの
牛丼の松屋さんの前を通りかかったとき、
店頭ポスターに目が奪われた。

『シュクメルリ鍋定食』復刻

シュクメルリ?
あれ?
なんか聞いたことあるぞ?

それはおそらく1年前に松屋さんで提供していた「シュクメルリ」をTVで見たんだと思う。

そして、去年の6月に松屋さんが「復刻メニュー総選挙」なるイベントを開催したところ、
過去15年間に発売された商品の中から復刻してほしいと思うものの第1位にこの『シュクメルリ鍋定食』が輝いたんだって

で、今回復刻されたわけ。


シュクメルリとは、鶏肉をガーリッククリームソースで煮込んだジョージア国の郷土料理だそう。

ワタシ、食べてみたい

ガーリック・鶏肉・クリーム。
嫌いな要素が一つもないもの。

「モアイ君、食べてみたいよ!」

そうしてオンラインで予約を入れ、受け取りに行きました。

一緒にもう一つ購入したのが
『濃厚オマールエビソースのチキンフリカッセ定食』

フリカッセとは、フランスの家庭料理で白い煮込みのこと。バター等で玉ねぎやお肉を炒めたら生クリームを加えて仕上げるらしい。

期間限定
次にいつ買いに行けるかもわからず、買わずに期間が切れてしまうのは悲しいわ。
そうして、2種のお弁当を買って帰りました。



左が シュクメルリ。
右が フリカッセ。

サラダつき。
ご飯は特盛まで無料サービスとのことなのでどちらも特盛にしてもらいました(食べきれないのは当たり前。明日の朝・昼用のご飯にする計画)



ワタシはほうれん草のナムルとおかひじきのわさび和えをささっと作っただけ。
(あとはお味噌汁を)



シュクメルリ。
サツマイモが甘くて美味しい。
鶏肉ゴロゴロでガーリックの香りがすーーーごい
これは例えるなら、ニンニクをたくさん入れたアヒージョを生クリームでとじたような?
小麦粉のホワイトソースではなくて、オイリーな白いソース。

うーん。
味は大好き。
けど、ご飯よりはパンでいただきたい感じかな。
牛丼と比較したら、この定食はちょっとしんどいかもと思っちゃいました。



オマール海老のビスク風の香りがたっぷり味わえるフリカッセ。
こちらはケチャップが混ざっていて、ちょっと甘い。
チキンのゴロゴロ感は最高だし、小麦粉のホワイトソースになっているのは基本大好きなんだけど、
ちょっと甘い~

こちらもご飯のおかずとしては・・・でした。

明日にでも「牡蠣のホワイトソース」が食べたいなぁとさっきスーパーで牡蠣を買ったのに、
ついポスターにやられてこんな似たようなメニューの定食を2つも買ったワタシ。

我慢がきかず、こういうこと実によくやらかします

ホワイト系がそんなに好物ではないモアイ君は、ぐっと我慢して残り物のおかずとナムルで晩ご飯を食べていたようなもん。
どちらも一口ずつしか食べなかったもんねー

そりゃすまんかった。

もうシュクメルリもフリカッセもよーくわかったから、今度は自分で作るようにするさ

「もくよく」のススメ

2021-01-29 | 健康づくり
相模原にある健康センター(お風呂)が10日前に閉店してた
久しぶりにあの薬湯に入りたいと、車を走らせていったのに、
もう建物を取り壊しているではないか。

HPによると、
「40年ご愛顧いただきました」らしい

たしかに建物は古く、お世辞にもきれいな施設ではないけれど、そこに味があったのになぁ。

オットは茶色い薬湯に入ると
「タマがピリピリと痛ぇんだよ」(オットの言葉通りに書きました)だそう。

薬湯には何種類もの漢方が放り込まれていて、その中に唐辛子もあったもんね
そのピリピリも含めて効能があった気がしたのになぁ。

そして、体温より少し低い・・・たぶん36~7℃くらい?のお湯がまた心地よくてねぇ。
決してのぼせることのない一日中ウトウト入れるようなあのお湯にもう浸かれないかと思うと、悲しい悲しい




結局いつもの回数券を購入しているお風呂にハンドルを切りましたよ。





「もくよく」にご協力ください。

店内に増えた貼り紙。


「沐浴」とは主に赤ちゃんをベビーバスで入浴させるときに使う言葉よね。
ワタシはヨックモックなら好きだけど


イヤイヤ、ちゃうねん

「黙浴」・・・新しい造語ですね。

黙ってご入浴ください、ってこと。
コロナ禍ですもんね~。



ワタシとオットは湯船につかるおじさんおばさんのことを「カピバラ」と呼んでいます

「今日、カピバラ多かった?」みたいな。

自分のことを差し置いて
人から見ればワタシもオットも立派なカピバラでしょうが、ねー。


女湯のカピバラたちはほんとうにおしゃべりが大好き。
基本1人で女湯に入るワタシはずっと前から「黙浴」派なわけですが、
お仲間で来たり、顔見知りになったりした人は湯船の中で実にいろんな話をしています。

ある時はどこのメーカーのソーセージが美味しいかの話。
ある時は息子のお嫁さんからの母の日ギフトの自慢大会。
そして、自分がいかにここのお風呂に通っているかをとても具体的に一週間のスケジュールと合わせて教えてくれる人もいます。

正直、内容は大したことはなく、自然と聞こえるその話を
心の中では「ツマンナイ話をしているなぁ」と思わなくもないですが、
じゃあ哲学の話をすれば高尚かっていうとそういうことでもなくて。
ここがカピバラたちのストレス発散の場なのだとしたら、話題は軽く、それでいいのだと微笑ましくさえ思います。


でも!
今しばらくは「黙浴」

湯船に静かな沈黙の時が流れます。

ボコボコの泡風呂で隣に寝そべったお姉さま。
手をひらひらと動かして、それは確実にフラを踊っています。
頭の中ではハワイアンが流れているのでしょう

ワタシはそれを横目で見ながら、何の曲を踊っているか推理したりしました
(歌詞がわかる曲なら思いつく時がありますよ)

そんなハワイアンカピバラも黙浴中


みんなのおしゃべりがまた溢れ出すまであとどのくらいかかるのかな。
もうしばらくは辛抱しましょうね。