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~ Me Hana O Ka La I Ka Pu'uwai ~

ハワイノート2012:day3-ワイケレプレミアムアウトレットの「Perfumania」

2013-12-11 | ハワイノート2012
モタモタと書き連ねている去年のハワイの日記。
このままのペースで行ったら年を越しちゃう!
それはいくらなんでもひどすぎるかー。
年内に書き終えるから(?)皆様もうしばらくお付き合いを。

  

さて、オープンした当初は興奮して毎回通っていたワイケレのプレミアムアウトレットセンター。
最近では行ったり行かなかったりだったのですが、ここ数回はまた行ってみたりしています。

といっても、大半のみなさんのように「COACH」や「SAKS FIFTH AV. OFF 5th」目当てではないんですが。

ワタシとオットの共通の大好きなお店 「Perfumania」。
読んで字のごとく、パヒュームのマニアのためのお店(造語)なんですね。

もうねー、よくこれだけの品揃え、こと香水に特化したこんなお店、よく続けてくれてるわってくらい大好きなお店なの!
ここには、ワイケレに来るごとに香水を買いに立ち寄ります。
そして今回はここを目的に、ここだけ寄ってあとはどこもスルーなんだけど車を走らせました。

   

実は、今日の来店目的は、全然具体的ではありません。

具体的に「どこ屋の何々」といった銘柄指定で欲しかったのは、初日に免税店で買ったジョー・マローンだけで
(JO MALONE 購入記事はこちら→ 
あとはパヒューマニアさんに行って、お姉さんに気に入る何かを見つけてもらおうとのつもり。

ここのお姉さん(実際は年下だけど)、本当によくお勉強していて、
ワタシが言ったテーマに合う香りを次から次へちゃっちゃと出してくれるんです。

最初に 「私が探しているのはVanillaの香りのsomethingなの。」 と言ったら、
あっという間に数本のバニラの香りのする香水を出してきてくれます。

出したそばから香りのフレーバーリング(?って言うかな)をさせてくれながら
また背後の棚を見て「vanilla…vanilla…」とつぶやきながら新しい1本を出してくれる。

すごいんだよ。
当たり前かもしれないけど、出してくれたやつが全部バニラの香りなんだ。

微妙に異なる、それでも全部がバニラの中から、自分のspecial oneを見つける作業…チョー楽しいやんけー!

「これは好き、これはちょっと嫌い」と分けながら、どんどん自分の1番を絞り込んでいきます。

そうして見つけたのがこちら。

Kim Kardashianの『GOLD』。

これが実にワタシ好みのバニラを集約した香りでした。
(今回買った3本の中で一番の収穫!)

このキム・カーダシアンとGOLDについてはちょっと別記するわ~。

そして次に 「私、teaの香りのも欲しいんだけど…」 と新たなお題。
ワタシは具体的に「グリーンティー」とも「紅茶」とも言ってないんだよ。
できればグリーンティーの香りの物が欲しかったんだけど、
でも、お茶のこういう香りの物をっていうビジョンが明確にあるわけでもないから、漠然とお姉さんに聞いてみたの。

そしたら再び 「OK. teaね。」って振り向いて、お茶の香りの物をババババーッとカウンターに並べるの。

それらが、具体的に緑茶か紅茶か…とはうまく言えないんだけど、確かに『お茶』の香りなのよ。
もうね、尊敬しちゃう!

「はぁー。お茶だ。お茶だよ」とオットに言いながら、クンクンと鼻を近づけ…いろんな芳香を楽しみます。

ところで、香水ってあまり嗅いでると「もうどれも同じ香りやん!」とならない?
「もう、わからんわ!どれも同じに感じるわ!」って。
鼻がバカになるんだよね。

今回もやっぱり途中から「もうわからんどれが好きやったか、わてわからんわー」となったの。
そうしたらお姉さんがバカになった鼻をリセットするために小瓶に入ったコーヒー豆の香りを嗅がせてくれたの。

再現するとこんな感じ。


こんな風にコーヒー豆の香りを嗅ぐとね…あら不思議!
お鼻がリセットされてもう一度振り出しから香りがわかるようになるんだよ。
面白いよねー。

今まで外に出てフレッシュな空気を吸ったりしてリセットしてたけど(実際はたいしてリセットにならない)、このコーヒー豆は一発でお鼻リセット
すごーい!

そうして絞り込んだお茶の香水がこちら。

Ferragamoの『incanto bloom』。

これがワタシのイメージするお茶の香りの香水に一番近く、蓋もボディもでかすぎて邪魔なんだけど(フェラガモの靴ヴァラのリボンを表しています)気に入りました。

あとで調べたら、この「インカント」シリーズには「incanto ○○」が何種類もあるみたい。
たぶんそれぞれ微妙に香りが違うんだと思うよ。
そしてこの「incanto bloom」、グレープフルーツ・フリージアからティーローズ・チャンバカフラワー、そしてムスク・カシミアウッドへと変わっていくらしいの。
どこにも「お茶」とはないんだけど、それでも確かに「お茶」の香りがワタシの鼻にはするんだよね。
ルピシアで買う香りの緑茶みたいな感じかな?

よし。お茶の香水はこれだ!って決めた時に、お姉さんが
「あ!お茶ならまだあったわ!」とまた棚に行こうとしたの。
でも「もういいよもうこれで充分だから!」って、仕事に真面目なお姉さんを制しました。

すごいわー。
香りの知識がどんどん出てくるんだね。
ワタシもこんな職業ちょっとやってみたいなーとバカ鼻の持ち主なのに憧れちゃった!

けど、このボトル…スプレーの所がちょっとおバカみたいで、
シュパッとやると、たいして吹きつかない代わりにボトルにダラ~ッと垂れてきちゃうの
結局、手についた香水を首周りに自分でぺたぺたやらなきゃならないという…
しかも、棚が汚れないように毎回ティッシュでお尻を拭かないとならないという…
そういう不幸な子を連れてきてしまったんですねー…(笑)

定価で買うと、100ml:12,000円もするらしいわよ。
通販だってそんなにはしないわ。
ワタシもワイケレでいつもお安く買ってます。(値段忘れちゃった)

  

ついでなのでオットの2本も載せておくね。

オットは今も昔も「MUSK」の一点張り。
昔、いちこがアメリカ駐在だった頃には、cotyのJOVANのムスクをドラッグストアで買い占めて送ってもらってたよね
オット自身もハワイのドラッグストアでありったけのJOVANを買い占めていたわ。
けど、今はもうJOVANのムスクもみかけなくなっちゃったんだよ。


そんなわけで最近はいろんなムスクに迷走していたオットが選んだ香水がこちら。

ROCHASの『MAN』。
(オットは箱に入れながら使うタイプらしい)

もう一本が

PERRY ELLISの『RESERVE』。

どちらも微妙に異なる、けれども確かにムスクの香り。
いくらムスクがテーマでもイヤな香りのムスクもあるし、
メンズにありがちなスパイス系の香りやシトラス系の香りが嫌いな夫婦なので、
2人でクンクンやりながら、ワタシが気に入った一本とオットが気に入った一本を両方買ってきました。
(『RESERVE』が全く減っていないところをみると、こちらがワタシの選んだ香りかも?)

オットはあちこち喰い散らかさないタイプなのかしら?
ワタシのように今日はこれ、明日はこれと浮気せず、ひたすら『MAN』を使っているの?
面白いねー。人間はいろいろだわ。
ま。好きにしたらいいさ。

さぁそんなわけで、ワイケレの「パヒューマニア」、これからもずっとずっとずーーーっと撤退しないでいてほしいお店だから、もし興味を持ったら皆さんもお立ち寄りくださいませね

  

追記。

帰りの空港の免税店で見つけたこちら

MARC JACOBSのその名も『DOT』。
ドラゴンフルーツを核に、ハニーサックル、ジャスミン、オレンヂブロッサム、そしてベースがクリーミィなヴァニラでエキゾティックな趣の香りだとか。
これは時間つぶしに空港で嗅いでみて気に入った香りなの(やっぱり自分が好きな香りって似てるね)。
なんと「運がいいわねー。3日前に発売したてのホヤホヤなのよー」だって。

でも、もう買わないよ。
ボトルのデザインは商品の命なんだろうけど、てんとう虫の飾りが大きすぎるなぁー。
香水実用主義のワタシにはこのボトルのデコラティブ感は邪魔以外のなにものでもない…

香りは気に入ったけど、もう今回は我慢。

そしてもうひとつ。

ガガ様の『FAME』。
これはまだ発売まであとちょっとだったの。
パヒューマニアでも聞いてみたけど、「まだ入荷してないわ」と言われ、是非に嗅いでみたい香りだったんだよねー。

あ、もちろん、今はもう発売してるよ。
けど、ワタシはまだ嗅いでない。
嗅いでないし、これも次回パヒューマニアで嗅ぐまではお楽しみでいいの。

『DOT』の方は、もし買って帰れば日本でも最先端に香りをまとう人になっただろうけど、
香水には流行は求めない。
自分が気に入ればそれが流行遅れでも構わないもんね。

だから、この『DOT』と『FAME』は次回ハワイのお楽しみってことで、もうハワイノートに書いてあるんだよ

ワタシと香水はそんな感じのつきあい方なんだ~


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