いつもココロに太陽を!

~ Me Hana O Ka La I Ka Pu'uwai ~

男が愛する時 <視聴完了>

2014-01-20 | 韓国ドラマ
もう去年のうちに見終わっていたのだけど…
美由紀ちゃんにも早く感想を言わなきゃと思っていたのだけど…

こと、スンホンのドラマとなると、お写真のピックアップにも時間がかかり(笑)、
どこをどう組み立てて話そうかと考えたら、
なかなか考えがまとまりませんでした。

結局今もまとまらないままパソコンに向かっているのだけど…
あらすじを話そうと思うから大作になるんであって、
ワタシはいつものワタシらしく、偏見に満ちた感想を言えばいいのよね。

はい!
レビューはよそのブログで確認してください!
ワタシはあらすじは書けません!


まずね…
久しぶりのスンホンドラマ
『Dr.JIN』を入手していないワタシには、『マイプリンセス』以来のスンホンドラマです。

最近、昔よりホニ熱が下がっていたので(かといって他の人が現れたわけじゃありません)、またこのドラマもダメかなーと思いながら見てみたのだけど。

結論から言うと、今回のスンホンはいいぞー!

ちょうど、年齢がよくなってきた気がします。
やっとオトナの役が自然に出来る年齢になった気がします。
それに悲しき加齢じゃなく、歳をとってなお、
今回のスンホンは美しいぞー!

社長役にも不自然さがなく、オトナのスンホンが自然に出来ている。
いや、どれだけホニを見くびっているんだって感じよね?
そうなの。
ワタシ、愛するがゆえにスンホンにことさら厳しくなっちゃうんだ。
美由紀ちゃんが「あんたホントにスンホン好きなの?」と聞くほど(笑)。

今まで、アウトローを演じても外交官を演じても、
「けッ!」と言っていたワタシ。

それが今回は素直にオトナの男萌えできたし、素直にウットリ出来ました。
『夏の香り』以来久しぶりに、一時停止しては写メを撮るという懐かしい行為もたくさんしました(笑)

何度も「ちょうどいい」「ちょうどいい」と独り言を言いましたよ(笑)

では、ちょうどいいスンホンをどうぞ。

今回はスーツ萌えでしたねー

  

17歳の時、テサン(スンホン)の母が男と駆け落ちをし家を出ます。
8歳の弟を連れて。

ショックで父が帰らぬ人になり、それまで勉強に励んでいたスンホンは借金まみれの家に1人残されるの。

その面倒を見てくれたのが、ヤミ金融のボス。
テサンはすさんだ世界に身をおくようになるのね。

いくら望まない環境とはいえ、高校生だったテサンが1人で暮らすことも出来ず、テサンは大人になるまでボスの右腕として取り立て業務に奔走します。


(ワルかった頃のテサン)
ワタシはおヒゲがイヤだわー

ある古本屋で店内をグチャグチャにして取立て期日を迫るテサンに、その古本屋の娘ミドが食ってかかるの。

ミドは留学を夢に見る少女だったけど、ヤミ金融に手を出した家庭の事情で勉強を諦めるの。

この時、テサンはミドに一目惚れをしたんだろうね。
なんとか、ミドの家のきつい取立てを回避しようとしたり、少し様子が変わるのよ。
ミドには自分のように夢を諦めてほしくないと、留学の資金や学業の援助をするんだ。

やがて、ボスから独立しようとするテサンはボスを殺す現場に出くわして…

月日は流れ、投資会社を設立したテサンは、夢を実現しないでアルバイトをするミドに出くわします。

なぜこんなところにいるんだ?
金が足りないのか?
勉強はどうした?
なぜこんなところでウエイトレスをやっているんだ?

ミドは言います。
お金はありがたいけど、私にも自尊心がある。
援助してくれたお金を早く返したいんだ、と。

そしてミドはテサンの会社に就職して、そこでお金を返すことになるのです。

この2人にからんでくるのが、ミドと旅先で知り合った青年、ジェヒ。


かつてはボスの女だったけど、実はずっとテサンが好きだったソンジュ。


ボスの親友で、ソンジュのことが好きな別のボス ヨンガプ。


ここらへんがうっとうしいくらいにテサンとミドの前に現れてはジャマをし、
騙しあいながら罠にはめたり悪事を画策するのです。

じゃあ、テサンとミドの愛は磐石かといえばそうでもなくて、
ミドにとっては、テサンは出会いが最悪な男。
いくら自分を援助してくれていても、かつては親を苦しめ、今も自分をお金で縛り付けている男なのだから。

そうなの。
このドラマの面白いところは、スンホン演じるテサンが完璧ではなく、
これがスンホンじゃなくて他のブーちゃん俳優だったら
「ストーカーじゃないの?きもっ!」となってしまう危うさを持っているんだ。

それに比べてジェヒは、過去に何の悪縁もなく友情を育める男で、ミドにとっては歳も近い恋人に最適な男性なわけ。

『夏の香り』で、リュ・ジンはソン・イェジンに無償の愛を捧げていたのに、横からイケメンスンホンが現れてストーカーに代わるよね。
私たちはみんなスンホン頑張れ!とイケメン側を応援したわけだけど、
考えたらリュ・ジンだってかわいそうなんだよね。

今回のドラマでも、社長役がスンホンだから一応応援するだけで、
本当はミドをそばに置いておきたい一身ですごい束縛をするテサンは充分きもい男で、
横から現れたさわやかジェヒを応援する人がいたっておかしくないわ。

職場でミドを特別扱いし、会社の裏でイチャイチャしようとする社長のテサンは、
これがスンホンじゃなかったら(いや、スンホンだとしても)充分に気持ち悪かったし、情けない男だったよ。

言い換えれば、そんな情けない面も演じられたってことで、『俳優スンホン』に対しては今まで以上に評価できたんだけどさ。


社長テサンの右腕・左腕として働くかつての弟分2人も、思想や私生活が非常に危うくてハラハラさせてくれた。
いくら杯を交わした弟分とはいえ、こんなダメな部下、いやだなー

ドラマはラブ路線から後半サスペンスへと様相を変えます。

愛しすぎてどうしてもミドを手に入れたいテサン、テサンから逃れ自由を得たいミド、ミドを守りたいジェヒ。
スンホンファンとしては、八代亜紀のようなミドなんか、キッパリ忘れてくれればいいのに!と思っちゃうんだけど、

17歳で天涯孤独になってからの生まれて初めてのテサンの恋を応援したくもなる。

ネットで《恋のHow to》を学ぶテサンを見ると、かわいそうでかわいそうで、どうしてもリュ・ジンのようにきっぱり捨てられないし、ジェヒ頑張れ!とも言いたくないの。
(友達のレイちゃんは、途中からジェヒがうざくてリタイヤ(笑))

さぁ、最後はどうなるのでしょうか?

テサンに男の幸せは来るのか?
お母さんと弟には会えるのか?

ミドはどちらを選ぶのか?その真意は?

それと、ドラマの中では最後まで邪魔でしかないこの2人だけど、

この2人は2人なりに一途な純愛で(ヨンガプ→ソンジュ→テサン)、気の毒でキライにはなれなかったなー。

ワタシが印象に残るのは本屋でのシーンで、

監督さんも言っていたけど、本を読むスンホンは特に美しかった!
本屋でのシーンはいい時間が流れていたなー。


このシーンもよかったよー


それと、いつもは嫌なサービスシーンも、今回は素直にステキと思えたわ。


何しろ、久しぶりに、年齢にちょうどいいスンホンを観られてよかった!
ちょうどいい!ちょうどいい!
この先年老いるホニが恐くなくなった気がするんだ。

それに、今までの役とも違う良いだけの男じゃなくて、心の闇も汚れた部分も見えてリアルでよかったわ。

最後まで読んでくれた方、ありがとう(笑)

お礼に私が好きなホニの写真を3枚置いていくわね。

きれいな横顔。まつげが長い!


おでこフェチのワタシは、前髪・ヒゲなしの彼が大好物(笑)
白シャツもごちそうさま!


でも、この顔が一番かな?
この顔されたらアテクシ、もう、デローーーンだわね(笑)


男が愛する時:全20話

コメントを投稿