いつもココロに太陽を!

~ Me Hana O Ka La I Ka Pu'uwai ~

ジュヒョク、信じられないよ

2017-10-31 | 韓国ドラマ
ゆうべ、悲しいニュースがスマホに届きました。

幸せにお夕飯を済ませ、お茶を飲んでいたところにお友達からのLINE。
「Marchちゃん大変!ジュヒョクが死んじゃった!」

・・・ジュヒョクって、誰?
ジュヒョク・・・ジュヒョク・・・

「それって私の好きな?」
「そうだよ!」

この年齢になると、若い頃のように感性が敏感でなく、心臓がドキドキするってめったにないこと。
でも、久しぶりにドキドキと血流が波打つのがわかった。


『韓国俳優キム・ジュヒョクさんが交通事故で死去』



死んじゃうの?
そんなに簡単に?

あわててYouTubeに行き、事故現場の画像を観た。
車が横転しているその図は凄惨だったけれど、でも死ななくたっていいでしょう?

ホントに死んでしまったの?



もういないなんてことが信じられない。

信じられない。


どの作品で出会ったのが最初だったかは、今となっては思い出せないのだけど、
(たぶん『シングルズ』というオムニバス映画だった気が)
「この人、好きだ」とすごく思った。
強く思ったのを覚えている。

たたずまい、はにかんだような笑顔、もちろんそれはその作品の中のキャラクターだったかもしれないけれど、その後深く知るジュヒョクさんも(表向きは)そんな感じのすごく好きなタイプの人だった。
強いインパクトを残すような過剰な演技をするでもないのに、じわ~っと心に残る羽毛のような温かさ。
彼は息の長い役者さんになるだろうなぁとそう思っていた。



ここまで潔いか~というほどの重い一重。
私の中の(偏見だったらごめんなさい)一番『韓国人顔』の人。
そしてそのカテゴリーの中の一番のハンサムさん

このまぶたと、頬骨と、茶色い瞳と・・・
にらめっこをしたら、私、息苦しくて絶対に目をそらしてしまうわ。
(スンホンにその感じはない)

夜遅く、別の友達からもLINEが届いた。
「あなたの好きなジュヒョクが亡くなったよ」と。


「選ばれた人でも、死んでしまうんだね。」
これが私の強く感じること。
スクリーンの中に立てる選ばれし人なのに、普通に死んでしまうんだ。


もういない、などとは考えずに、またどこかで作品を作っているのね、と思い込みたい。
無理に事実を認めなくてもいいでしょう?

これまでいくつもの映画を選んで観てきたけれど、まだいつでも観られると思って観ていないものもある。
もう少し落ち着いたら『青燕』のDVDを観よう。
そうすればジュヒョクさんは生きている。
映像の中に。


どの画像を載せようか・・・
ネットで選んでいたら心臓がドキドキと苦しい。
Wikipediaでは『45才没』と書きこみが更新されていて・・・

ダメだー。
まだしばらく苦しもう。
この感情と付き合おう。

会ったこともないのに。
一生会うこともないのに。

もういないことが信じられないんだ。


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