いつもココロに太陽を!

~ Me Hana O Ka La I Ka Pu'uwai ~

即位祝賀パレード

2019-11-11 | お出かけ


秋晴れの気持ち佳き日です。

「どうする?どうしようか?」と夫婦で数週間悩み、「こんなに悩むんだったら行っといたらええねん!」と結論を出して向かった天皇陛下御即位の祝賀パレード。
行きたいけど大変そう。とか、だって混むんでしょぉ?とか、
お祝いの気持ちにネガティブ情報が水を差します。
でもね、そう思う気持ちがあるのなら、行ったらいいのよ。
大変でも!混みこみでも!
行かない後悔よりはマシ



午前中の仕事を終えてからですからね。
朝一や前の晩から並ばれた方からしたら、完全に出遅れですわ。



手荷物検査に向かう行列に並びながらおにぎりを食べ、ペットボトルのお茶を空にしました。



国会議事堂を横に見ながら、
「早くしないとパレードが始まっちゃうよぉ」と焦る気持ち



ノロノロと歩を進め、やっと検査の順番が来たときには、パレード出発の15分前くらいだったかしら?



何であれ、警察の方の案内は丁寧でしたし、親しみのある北関東なまりのあるあなたは茨城県警の方なのね。
全国から集められた警察の方がたーーーくさんいて、国を挙げてのお祝い事なのが実感できます。

テントを超え、いざ沿道へ
急げ

ワタシ、車列を目にしたらスマホは閉じて、きちんとこの目とこの心に今日の光景を刻もうと決めていたんですの。
どうせ写真なんてうまく撮れないし、それより天皇皇后両陛下のお姿をこの目に焼き付けるんだわ(キリッ!)みたいなね。



え・・・っと。





私たちが目指したのはここの交差点。

ここで「まさこさま~」と手を振る予定だったんですよ。


え?




ここまでしか、行けないのね?

沿道にはすでにAチームができており、それは車列のまさにキワまで行けたグループ。
私たちはBチーム。
Aチームから区切られたさらに後方で団体を成すグループ。

「はははそりゃそうだよな」
「こりゃ見えないね」
周りの人も、出遅れた自分を笑うしかない状況で、誰も文句を言う人はいません。


は?
こんなに見えないの?



ワタシは前の人の頭の後ろで国旗を振ってみましたよ。
バタバタバタ・・・

う~ん・・・ワタシの立ち位置はBチームの中でも6列目の位置。
仮に沿道Aチームにいたとしても陛下のお姿を見ることは難しかったでしょう。

ならば!
ワタシはAチームの人たちが美しく振るであろう国旗を撮影するぞ。
国旗ジャーナリストだ

しまう予定だったスマホしか使える武器はなく、どうせお車は見えない。
せめてはためく国旗にその興奮を感じたいぢゃ~ないの!

通過予定時間が近づき、前の方の人が少しサワサワし始めます。
脚立に乗った報道カメラマンが本気になり、



音楽隊が音楽を鳴らし始めました。(〇が音楽隊のいる位置)

え?
通ってんの?
来てるの?

これ、ワタシの周りの人の声ね(笑)

通ってるかどうかすらわかんないって



Aチームの人ももらったはずの旗を振る人はいなく、みんなスマホを車列に向ける人ばかり。
しかも、歓声もどよめきもないんだから。(ように後方には思える)

もっと「キャー」とか「おめでとうございまーす」とか「ばんざーい」とか言え!
言わんかいAチームよ!



携帯カメラのなかった昔は、もっとみんな旗を振ったはずなのに、そんなに写真を撮ってどうするの?
国民総ジャーナリスト感が強すぎますね。

結局撮れたのは前の人のスマホを向ける腕。
ワタシは一体何を撮りに行ったのでしょう(笑)?
心の目に焼きついたのはこのスマホの画面と秋の空だけ


どう体をひねっても、ぴょんぴょん飛び跳ねてみても、並走バイクのヘルメットひとつ見えない。
通過されたかどうかすらわからない。


これがワタシの祝賀パレード。




やっぱりTVがいいね。
だな。

これ隣りのご夫婦の会話ね(笑)



おうちに帰ってから録画を観て、確かに私たちの前をお通りになったことはわかりました。



陛下~っ
ワタシはだいたいここら辺にいましたー
このカタマリのおそらく12列目ぐらいにいましてーん



へいか~っ
心からおめでとうございますー
とお伝えにまいりましてーん




全然悔いはない
秋の佳き日。

このお祝い事は一生に一度のことだもの。
30年後ではもう無理なんだもん。

祭りだったんだもん、今日は。
この空間に同席することが楽しい体験だったのさ。

お車を降りるときに運転手さんにお声を掛けられる天皇陛下がステキ
お人柄が垣間見られたシーンでしたね。


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