お仕事がお休みの昨日、午前中の用事を済ませてから平塚~大磯方面にドライブに行きました。
(うちからは一番近い海のある所)
ここ大磯には、かねてから行きたいお店が数件あって、
そのうちの一つをクリアしにランチに出かけました。
1国(国道1号)の大磯漁港を越えてすぐのところにある「豚唐林(とんからりん) はやし亭」。
ちょっと雰囲気のある外観のトンカツ屋さん
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トンカツ屋さんはあちこちにあるけど、ドライブ(おでかけ)のテンションだと
「ここ来てみた~い!」となりがちだよね。
特にこの1国沿いはなんか洒落たお店がポツポツあるのよ。
ここは隣に『鴫立庵(しぎたつあん)』という、京都の落柿舎、滋賀の無名庵と並ぶ日本三大俳諧道場の一つがあります。
俳諧道場(草庵)とは1600年代に著名な俳人が滞在して句を残した所で、
素敵な林が裏に広がり、そこだけとても趣のある空気が流れているところ。
その林の前に建つこの洋館が「はやし亭」。
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内装はシンプルな趣のあるリビング風。
40畳って感じ。
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トンカツ屋さんなのにテラス席もあります。
林の樹々がステキー
ジャズが流れる店内で、オットはランチメニューから「ひれかつとカニクリームコロッケ」
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ワタシは「ひれかつとエビフライ」を頼みました。
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衣がサクサクで香ばしくて、エビは尻尾までカラッとおいしい。
白味噌のおみそ汁が久しぶりでおいしいー。
ご飯はおかわり可でした
お店に伺ったのがお昼を回った1時半頃だったので、空いていたのですが、
右の大テーブルには地元の方と思しきおじさま2名。
そこに、白髪の短い髪のおばさま3名が、順に来店します。
10年前にはリタイヤされている年代の方たちが、順に大テーブルに集まり、
「あら。こんにちは」
「おう。この前はありがとう」
「この前の…はどうなったの?」
「今日はどちらに?」
「うん。鎌倉のプリンスまでね」
などと、顔見知りの会話を始めます。
おばさまが3人とも白髪のショートカットで(3人白髪って珍しいでしょ?)、
あとからあとから増えてちょっと消えてまた増えるもんで、オットとワタシは
「あれ?さっきの人が着替えた?」
「あれ?今いた人あの人だっけ?」
と、わからなくなる始末
。
最終的に「白髪が3人」と確認するまでに少し時間がかかりました(笑)
そして「カツサンドにしようかしら」と座りながら頼むわけ。
そのおばさまたちがみんなピアスをしていたり、おしゃれなかごバッグで来たりするの。
なんか、こんな漁港と海水浴の町で、おばさまたちはこんなきれいにしているんだー。
かっこいいなー。
都内の一等地のおばさまがきれいにしているのは普通だけど、
海沿いの町のおばさまがきれいにしているのを見ると、
なんか…一等地のおばさまよりかっこよく見えるのはなぜだろう?
オットに聞いたら私だけの感情では?と言われたんだけど…
なんか、敗北感?(うーん、うまく伝わらないかな)
別に勝ち負けなわけじゃないけど、この町でおしゃれな人に会うと、
その大自然という財産がバックボーンに既にあって、その上でライフスタイルが素敵…
という部分で、「わぁ、負けたなー」と思わされてしまいます。
オットが言うように私だけの感情なのかな?
(伝わるかしら?)
きっと、オットは正直に口にしないだけで、
ワタシはそこを正直に感情にしているんだと思うんだけど…。
要するに海に対する憧れが、海なし市に住むワタシには永遠にあるんだろうなー。
その財産は、そこに住む人だけに享受を許されたもので、まずそこに対する羨望、
そしてさらに、小奇麗なファッション…しかもご年配…
なんか、「いいなー、かなわないなー」と思ったんだなー。
そんなことを、エビフライをかじりながら考えて、
また海なし市へと帰って行くワタシなわけですね
ま、海はなくとも、ワタシの町には川と田んぼがあるわね!
だんだん、これまでの人生が顔に出る年齢になってきました。
ワタシもすてきなおばさんになれるように
日々を生き生きと頑張らなくちゃ。
ヨシッ!!
(うちからは一番近い海のある所)
ここ大磯には、かねてから行きたいお店が数件あって、
そのうちの一つをクリアしにランチに出かけました。
1国(国道1号)の大磯漁港を越えてすぐのところにある「豚唐林(とんからりん) はやし亭」。
ちょっと雰囲気のある外観のトンカツ屋さん
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トンカツ屋さんはあちこちにあるけど、ドライブ(おでかけ)のテンションだと
「ここ来てみた~い!」となりがちだよね。
特にこの1国沿いはなんか洒落たお店がポツポツあるのよ。
ここは隣に『鴫立庵(しぎたつあん)』という、京都の落柿舎、滋賀の無名庵と並ぶ日本三大俳諧道場の一つがあります。
俳諧道場(草庵)とは1600年代に著名な俳人が滞在して句を残した所で、
素敵な林が裏に広がり、そこだけとても趣のある空気が流れているところ。
その林の前に建つこの洋館が「はやし亭」。
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内装はシンプルな趣のあるリビング風。
40畳って感じ。
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トンカツ屋さんなのにテラス席もあります。
林の樹々がステキー
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ジャズが流れる店内で、オットはランチメニューから「ひれかつとカニクリームコロッケ」
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ワタシは「ひれかつとエビフライ」を頼みました。
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衣がサクサクで香ばしくて、エビは尻尾までカラッとおいしい。
白味噌のおみそ汁が久しぶりでおいしいー。
ご飯はおかわり可でした
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お店に伺ったのがお昼を回った1時半頃だったので、空いていたのですが、
右の大テーブルには地元の方と思しきおじさま2名。
そこに、白髪の短い髪のおばさま3名が、順に来店します。
10年前にはリタイヤされている年代の方たちが、順に大テーブルに集まり、
「あら。こんにちは」
「おう。この前はありがとう」
「この前の…はどうなったの?」
「今日はどちらに?」
「うん。鎌倉のプリンスまでね」
などと、顔見知りの会話を始めます。
おばさまが3人とも白髪のショートカットで(3人白髪って珍しいでしょ?)、
あとからあとから増えてちょっと消えてまた増えるもんで、オットとワタシは
「あれ?さっきの人が着替えた?」
「あれ?今いた人あの人だっけ?」
と、わからなくなる始末
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最終的に「白髪が3人」と確認するまでに少し時間がかかりました(笑)
そして「カツサンドにしようかしら」と座りながら頼むわけ。
そのおばさまたちがみんなピアスをしていたり、おしゃれなかごバッグで来たりするの。
なんか、こんな漁港と海水浴の町で、おばさまたちはこんなきれいにしているんだー。
かっこいいなー。
都内の一等地のおばさまがきれいにしているのは普通だけど、
海沿いの町のおばさまがきれいにしているのを見ると、
なんか…一等地のおばさまよりかっこよく見えるのはなぜだろう?
オットに聞いたら私だけの感情では?と言われたんだけど…
なんか、敗北感?(うーん、うまく伝わらないかな)
別に勝ち負けなわけじゃないけど、この町でおしゃれな人に会うと、
その大自然という財産がバックボーンに既にあって、その上でライフスタイルが素敵…
という部分で、「わぁ、負けたなー」と思わされてしまいます。
オットが言うように私だけの感情なのかな?
(伝わるかしら?)
きっと、オットは正直に口にしないだけで、
ワタシはそこを正直に感情にしているんだと思うんだけど…。
要するに海に対する憧れが、海なし市に住むワタシには永遠にあるんだろうなー。
その財産は、そこに住む人だけに享受を許されたもので、まずそこに対する羨望、
そしてさらに、小奇麗なファッション…しかもご年配…
なんか、「いいなー、かなわないなー」と思ったんだなー。
そんなことを、エビフライをかじりながら考えて、
また海なし市へと帰って行くワタシなわけですね
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ま、海はなくとも、ワタシの町には川と田んぼがあるわね!
だんだん、これまでの人生が顔に出る年齢になってきました。
ワタシもすてきなおばさんになれるように
日々を生き生きと頑張らなくちゃ。
ヨシッ!!
おばさま達、メチャかっこういいです。
(って、自分もオバちゃまなんだけど。)
金銀ラメラメ○○ババァ っていうのでなければいいわ。
昔 小笠原に行った時、白髪でウエットスーツ脱いだらビキニきていた オバ様がいたの。
背筋がシャキッとしていて格好良かった。
姿勢が良いことが格好良さの必須条件だと思ってます。
見た目ではなくね。
セレブな街のおばさまが着飾っても美しいと思わないのに、ピアス一つでかっこ良く見えるんだから、女としては是非見習いたいわ。
しゃんとした女。前を見て生きる女でありたいわ。