♪ He nani 'o Manoa wehi i ka ua…
雨に飾られた美しいマノア
そこにはいつも《tuahine》の雨が降っている…
ハワイの人は自分の土地に起こる自然現象に誇りを持って名前をつけます。
例えば、
ホノルルの雨には《クーカラハレ》。
ハワイ島ワイメアの冷たく痛い風雨は《キープウプウ》。
ハワイ島コナの静かな海は《マオキオキ》
…といったように。
たぶん
「今日はマオキオキが怒っているね。(海が荒れてるね)」
といった使い方をしているのではないかと。
土地の人はその特徴ある現象を神秘ととらえ、誇りに思っています。
日本でも六甲山から吹き降ろす突風(北風)には《六甲おろし》という呼び名がついているけれど、そんな感じ。
その土地に起こる特徴ある現象に呼び名がつきます。
そして
マノアに降る霧雨のような雨は《トゥアヒネ》。
マノアにはいつもmisty rainが降っているから、緑が濃く植物が生き生きしているの。
イメージして踊ることを心掛けてはいるけど、フラで踊ることが多いマノア地区は
ハワイ大学周辺を車でスルーするくらいで、きちんと歩いたことがありませんでした。
元気なうちに歩けるうちに(笑)マノアの森にも入ってみなくちゃと今回トレッキングを計画しましたで。

こっちでいいんかい?
つきあたりまで行けば駐車場あるのかいな?
と、ちょっと不安に車を進めたら、住宅街の一番奥にトレイルの入口がありました。
森の中に一歩足を進めたら、耳に聞こえるのは右側に流れる沢の音…
この沢(目には見えないけど)に沿って登っていくといいんだね。


食べられるなら食べてみたいような大きな青い実。
おいしそう
たまたま今は《トゥアヒネ》は降っていないけど、地面はジメジメとぬかるんでいます。

マノア自体が静かな地区だけど、ここに広がるのは静寂。
鳥の声が聞こえます。

こんなお化けリーフがあったり

ハウの樹が道をさえぎっていたりします。
なんかね、ひとつひとつの植物がすべてでかい!
同じ葉っぱや花でも、街で見るのとここの森で見るのでは、育ち方が違うよ。
お化けモンステラ、お化けシダ…お化けがいっぱい

「ここ滑らないよーにねー」と声を掛け合って、ゆるやかな勾配を2人のペースで登りました。


樹齢○年の木で作ったトンネル。
ここは絶好の写真ポイントだね。

さっきから何を撮っているの(笑)?
ここがマノアの森。
マノアと自分を一体化してワタシ自身がマノアになれるように。
五感を駆使して記憶の奥に、この静寂、水の音、冷気、緑の香り…
今までさらっと踊っていたマノアの曲が、
自分の中で静寂と冷気を深く表せるようになったらいいなーと
時に静かに時に楽しく、歩を進めました。
小1時間は歩いたでしょうか?
だんだん沢の音が大きくなってきた。
むこうから滝の音が聞こえてきます。
先に到着した人の声が聞こえてきたと思ったら、

目の前に滝が現れました。
一応ここがゴール。



ワンちゃんと一緒に滝壺に入る人がいたり(犬も登れるってこと)、
記念写真を撮る人がいます。
ここ(道中)には蚊が多いとは聞いていたのだけど、
うっかり虫よけも虫さされも持っていなくて、
日本人の家族のパパさんが蚊に刺されていたのに助けてあげられなかった。
「お父さん、何型?」
「おれ?O型」
「ワタシと同じだー。私もほら、喰われちゃったよー」
「家族で喰われるの、いっつも俺ばっかだよー」
「ねー、ワタシもー」
などと会話を交わし、そのご家族は先に下山を開始しました。
あー、かゆい
虫刺されをホテルの部屋に置いてきたのを後悔しながら、
もう一度腰のポーチを探ってみたら
あった!あった!虫さされあった!
「待ってー。おとうさん、待ってぇー」
とだいぶ先まで下って行ったご家族を追いかけ
、
振り向いたお兄さんに「ほれ!」とかゆみ止めを投げました。
「わざわざありがとう。たくさん塗っちゃうよー」
「ドーゾー」
そんなふれあいも楽しい滝のマノア。
60代のご両親と30代の息子夫婦、ご家族で来るなんて素敵ねー。
ここよりもう少し上にさらに秘密の絶景ポイントがあると聞いていたので
オットが登ってみたのだけど、結局それは見つからず…
行きが1時間なら下りは40分。
小汗をかく程度の楽しい休日の(午前中で終わる)ハイキングといった感じなんだね。
帰りには私も木のトンネルで写真を撮りたかったのに、
たぶん二マタの違う道を下ってしまったのかな?
木のトンネルは気がつきませんでした。
下に下りてから路駐をして、少しマノアの住宅街を散策(探検)しました。


「この家がいい!」とか「ここにティアレが咲いてるよ」などと
マノアに引っ越してくるシミュレーションをしながら歩いていたら
雨が降ってきました。
Tシャツがしっとりになるほどの細かい雨。
《トゥアヒネ》が「午後の予定に、はよ帰れ」と言っていたのかもしれません。
私達は霧雨に追われながら車へと走りました。
雨に飾られた美しいマノア
そこにはいつも《tuahine》の雨が降っている…
ハワイの人は自分の土地に起こる自然現象に誇りを持って名前をつけます。
例えば、
ホノルルの雨には《クーカラハレ》。
ハワイ島ワイメアの冷たく痛い風雨は《キープウプウ》。
ハワイ島コナの静かな海は《マオキオキ》
…といったように。
たぶん
「今日はマオキオキが怒っているね。(海が荒れてるね)」
といった使い方をしているのではないかと。
土地の人はその特徴ある現象を神秘ととらえ、誇りに思っています。
日本でも六甲山から吹き降ろす突風(北風)には《六甲おろし》という呼び名がついているけれど、そんな感じ。
その土地に起こる特徴ある現象に呼び名がつきます。
そして
マノアに降る霧雨のような雨は《トゥアヒネ》。
マノアにはいつもmisty rainが降っているから、緑が濃く植物が生き生きしているの。
イメージして踊ることを心掛けてはいるけど、フラで踊ることが多いマノア地区は
ハワイ大学周辺を車でスルーするくらいで、きちんと歩いたことがありませんでした。
元気なうちに歩けるうちに(笑)マノアの森にも入ってみなくちゃと今回トレッキングを計画しましたで。

こっちでいいんかい?
つきあたりまで行けば駐車場あるのかいな?
と、ちょっと不安に車を進めたら、住宅街の一番奥にトレイルの入口がありました。
森の中に一歩足を進めたら、耳に聞こえるのは右側に流れる沢の音…
この沢(目には見えないけど)に沿って登っていくといいんだね。


食べられるなら食べてみたいような大きな青い実。
おいしそう

たまたま今は《トゥアヒネ》は降っていないけど、地面はジメジメとぬかるんでいます。

マノア自体が静かな地区だけど、ここに広がるのは静寂。
鳥の声が聞こえます。

こんなお化けリーフがあったり

ハウの樹が道をさえぎっていたりします。
なんかね、ひとつひとつの植物がすべてでかい!
同じ葉っぱや花でも、街で見るのとここの森で見るのでは、育ち方が違うよ。
お化けモンステラ、お化けシダ…お化けがいっぱい


「ここ滑らないよーにねー」と声を掛け合って、ゆるやかな勾配を2人のペースで登りました。


樹齢○年の木で作ったトンネル。
ここは絶好の写真ポイントだね。

さっきから何を撮っているの(笑)?
ここがマノアの森。
マノアと自分を一体化してワタシ自身がマノアになれるように。
五感を駆使して記憶の奥に、この静寂、水の音、冷気、緑の香り…
今までさらっと踊っていたマノアの曲が、
自分の中で静寂と冷気を深く表せるようになったらいいなーと
時に静かに時に楽しく、歩を進めました。
小1時間は歩いたでしょうか?
だんだん沢の音が大きくなってきた。
むこうから滝の音が聞こえてきます。
先に到着した人の声が聞こえてきたと思ったら、

目の前に滝が現れました。
一応ここがゴール。



ワンちゃんと一緒に滝壺に入る人がいたり(犬も登れるってこと)、
記念写真を撮る人がいます。
ここ(道中)には蚊が多いとは聞いていたのだけど、
うっかり虫よけも虫さされも持っていなくて、
日本人の家族のパパさんが蚊に刺されていたのに助けてあげられなかった。
「お父さん、何型?」
「おれ?O型」
「ワタシと同じだー。私もほら、喰われちゃったよー」
「家族で喰われるの、いっつも俺ばっかだよー」
「ねー、ワタシもー」
などと会話を交わし、そのご家族は先に下山を開始しました。
あー、かゆい

虫刺されをホテルの部屋に置いてきたのを後悔しながら、
もう一度腰のポーチを探ってみたら
あった!あった!虫さされあった!
「待ってー。おとうさん、待ってぇー」
とだいぶ先まで下って行ったご家族を追いかけ

振り向いたお兄さんに「ほれ!」とかゆみ止めを投げました。
「わざわざありがとう。たくさん塗っちゃうよー」
「ドーゾー」
そんなふれあいも楽しい滝のマノア。
60代のご両親と30代の息子夫婦、ご家族で来るなんて素敵ねー。
ここよりもう少し上にさらに秘密の絶景ポイントがあると聞いていたので
オットが登ってみたのだけど、結局それは見つからず…
行きが1時間なら下りは40分。
小汗をかく程度の楽しい休日の(午前中で終わる)ハイキングといった感じなんだね。
帰りには私も木のトンネルで写真を撮りたかったのに、
たぶん二マタの違う道を下ってしまったのかな?
木のトンネルは気がつきませんでした。
下に下りてから路駐をして、少しマノアの住宅街を散策(探検)しました。


「この家がいい!」とか「ここにティアレが咲いてるよ」などと
マノアに引っ越してくるシミュレーションをしながら歩いていたら
雨が降ってきました。
Tシャツがしっとりになるほどの細かい雨。
《トゥアヒネ》が「午後の予定に、はよ帰れ」と言っていたのかもしれません。
私達は霧雨に追われながら車へと走りました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます