いつもココロに太陽を!

~ Me Hana O Ka La I Ka Pu'uwai ~

生姜じゃないよ、菊芋でっせ!

2016-12-13 | クッキング
ワタシには農協さんに寄る時間がなかったので、姪っ子にお買い物を頼んでおいたお野菜たち。

「生姜、あったら買っておいてね」と頼んでおき、
姪っ子が買ってくれたのがこれ




これを生姜だと思って買ってくれたらしい。

確かに色白で皮の感じは生姜のよう。
でも、その実態は「菊芋」という生姜とは違うものだったんだね。

ま、仮にだ。
仮にこれが正真正銘の生姜だったとしてもだ。
こんな大袋で買ってどうする

3個ぐらい入ったやつ(たぶんホントの生姜)とこの大袋とを迷い、姉たちと相談して大袋を買ったそうな。

ワタシはこんな大量の生姜を手に入れて、何を作ればよかったというのさ(笑)?

てなことをひとしきり家族間でLINEで盛り上がり、ハテ…菊芋。
これは何だ?

里芋グループだったら昨日に続きまたねっとり系料理になっちゃう。
正直ウンザリ

「菊芋とは」と検索し、あー思い出した!
1回だけ食べたことがあるよ。
その時は炒め物(きんぴら風)と天ぷらにしたんだっけな?

ヤーコンの親戚。
シャキシャキが特徴の、ごぼうと同じキク科の植物らしい。
糖質が低く血糖値をコントロールする、糖尿病の人にはスーパーフードなんだって。

里芋と違って、生で食せると書いてあるので、今夜は和え物にしてみよう


ワタシはさっそくスライサーを使って、菊芋を薄切りにしてみたよ。


















開始早々スライサーで親指をザクッ!

ちーん

一気にシュフをやめたくなる瞬間だわ。

けっこう深く切り、血がドクドクと流しに出たよ。
止血するまで魂が抜けたようにソファに座り、もうご飯の支度なんてしたくない

テンションですわぁ~


それでも血が止まったらまた作らなきゃいけない。
それがシュフのサダメ



ツナとコーンとクレソンを入れ、赤みそとピーナツバターで和えてみました。

うん!おいしい!
しゃきしゃきレンコンのような食感の簡単サラダ。

そして身体にいいんだもの、こういうのをケガの功名と言うのね。
(ワタシのケガと姪っ子の間違いと、Wでかけてみました)

菊芋、買ってくれてありがとう、姪っ子よ。
ちなみに、生姜をこんな大袋で売ることはめったにないし(新生姜ならあるが)、仮に売ってたらもっと高いはずだから、覚えておくのよー(笑)


親指のケガで気分がっくりなワタシは、こんな時はアゲていこうと、うめだ花月で買っておいた「よしもと芸人ばんそうこう」を貼りました。



とりあえず、ブラマヨ!

チクショー、今夜は洗い物はしたくない。
モアイ君に丸投げだっ

はじめてのオータムポエム(アスパラ菜)

2016-12-12 | クッキング
昨日、父の七回忌の法事がありました。

午前中に用がある私の事情で、開始を午後2時にしてもらい、お墓に直接駆けつけます

早くに現地へ向かえる家族は、お墓の手前にある農協のお野菜を買うのがいつもの決まり。
ワタシだって可能なら買いたいよ~

仕方なく、わが家の分は姪っ子に
「適当にみつくろって、買っておいてね
と頼みました。

うちにあるもの⇒キャベツ、玉ねぎ、長ネギ
それ以外なら安いと感じたらなんでも買ってOK
頼んだよ
とね。

そんな姪っ子チョイスの
里芋、菜の花を使って今夜は作りましょ。



里芋のグラタン
菜の花のわさびマヨ和え
オータムポエム(アスパラ菜)とビーフのオイスター炒め



姪っ子の買ってくれた袋には種類の異なるアブラナ科のお野菜が2わも入ってた

いかにも菜の花菜の花してる方を和え物に。
オータムポエムなる色の濃いアスパラ菜の方はオイスターで炒めました。
たしか、菜の花系と牡蠣油は鉄板!のはずだもんね

アブラナ系を一気に2わ、やっつける献立。
調理法が異なれば同時に食卓にあがっても大丈夫ね。
ほろ苦いのはわさび和えした菜の花の方で、
ほろ苦いのが美味しいなぁーとオットが言います。

一方、初めてのアスパラ菜の方はたしかにグリーンアスパラを食べているようなほのかな甘みと香りがしました。
(その食感や香りからアスパラ菜と名がついたらしく、アスパラとは無関係)
色が濃いのに全然苦くないんだねー。




マッシュした里芋には、しぐれ煮状態にしたゴボウと牛肉を入れ、煮汁もバターも加えました。
ブラウン処理したパン粉を重ね、ごま油をかけてグラタンに。
ごま油をかけた部分が危うく焦げたわ~。


スカスカだった野菜室が一気に満員状態に。
明日もまたお野菜消費の何かを考えなくちゃ!


美味しいご飯が明日の活力。
ごちそうさまでした。

9月のネイル(2) エンゲージリング

2016-12-12 | ネイルアート


甥っ子の結婚式を控え、ハンドネイルも新しくしました。

お葬式ではちゃんとネイルを落とすMarchちゃんですが、結婚式はハデにしちゃうよっ

クリアのストーンに金色の輪っか(ネットで購入)をかぶせて立爪ダイヤ風にしてみたら…?
横のテープが細すぎて、2本使いにすればよかったかなぁとちょっと後悔。
も、ありーの。

でも、大きなストーンが両方の薬指にどか~ん

カッコいいわぁ、と自画自賛。

準備は揃いました・・・ふっふっふ

フットネイル:108円でブルーの輝き

2016-12-12 | ネイルアート
甥っ子の結婚式が迫り、フットとハンドのネイルを新しくしたいところ。

ふらふらとお買い物に入った100円ショップでちょうどいいキラキラストーンをみつけました。



ハワイアンドレスと同じ色味のブルーのキラキラ。

いい具合に配置されていて、ちゃんと足の爪5本分あるのねぇ。
これはちょうど使えるわぁ。




小指は無理だけど、その他は全部使った(笑)

これ以上ないってくらいドレスには合ってるなぁ。

みんなお嫁さんを見てて誰もここは見ないでしょうけど(笑)その気持ちのUPが女性には大事なの。
きっとワタシの所作にも自信が現れると思うわ。
それがオシャレの効能ってーもんよね

ダイソーさん!ありがとう!

どうせワタシはハワイアンおばちゃん

2016-12-12 | 手作り作品
モアイ君の甥っ子が結婚する相手をみんなにお披露目したのが今年の元日。
緊張気味なお嬢さんを実家に招き、元日だったので大勢が集まっていたのね。

そして、結婚式の招待状を持って、うちに遊びに来てくれたのが初夏。
とうとう秋の佳き日に日取りが決まったのねぇ



「なに着る~?」
「March、なに着るのぉ?」と女以上にうるさいモアイ君(笑)

私たち、もうどうせ親戚には有名な『ハワイアンバカ夫婦』ですから、最近は親戚の結婚式にはハワイアンスタイルで出席しちゃうの。
(というかお友達のお式はもうないし)
お着物は元々着ないにしても、ブラウスやスカート、何ならジャケットと、結婚式の服装を考えるのは本当に疲れる。
その点、着慣れたハワイアンドレスは申し訳ないほど楽なんだよね。

さて、ワタシに新しい1着を作れとうるさいモアイ君
「それは姪っ子の時に着たでしょう?」とか言いやがる(笑)

モアイ君にはワタシが縫った男性の正装ブラウスがあるよ。



そうして・・・
ハイハイ。縫いましたよ。



たまたま家にあったストックの中から、ガーデンウエディングにも映えそうなグラデーションの生地を見繕って毎日チクチク縫いましたさ。
裾にギャザーを追加。
これで1日余分にかかるのよ

さぁて、お衣装はできた。
ハワイアンおばちゃん、ちょどいいターコイズのサンダルもあるわ

お次はネイルを更新しましょうか。



おそらく人生最初で最後の授業参観

2016-12-12 | 家族・おうちバナシ
「Marchちゃん、帰っちゃうんだよねぇ?」
「そうだよー。だってモアイ君が帰ってきちゃうもん。Marchちゃんご飯つくらなきゃ」
「そうだよねー。今日、Kちゃんの授業参観なのになぁ」

朝、ランドセルを背負いながら何度も玄関で残念そうなKナ。

授業参観、行きますともっ!
こんな体験めったにないもの。
行きますよーと決めているのに、「サプライズにしてあげて」と姪っ子が言うから
「Marchちゃんは朝ごはん食べたら帰るよ

「じゃぁ…行ってきまーす…」
集団登校の集合場所で手を振りKナを見送りました。



Sナの病院でお薬をもらったり、バギーを押したりしながら午前中を過ごし、
約束の5時限目。

Kナの学校に行きました。

姪っ子いわく、この小学校は新しい学校デザイン?のモデル校になっているらしく
ワタシが知っている小学校とあちこちが違うの。

空間の使い方。
校舎に入ったときの吹き抜けの広さや光の入り方。
階段もスケルトンでなんだか洒落てるし、ついエントランスとかピロティとカタカナを言いたくなっちゃう感じ。

一番驚いたのは体育館のことを本当に『アリーナ』と呼んじゃうんだって。
(姪っ子も驚いていた)
普通の公立小学校なのにね。


教室に着いたらドアをそーっと開けて、子供たちの背後に立つワタシ・・・
をイメージしていたのに、なんと。



教室はオープンエア。
壁やドアがないのね。

事務用品が置かれた棚を廊下との間仕切りに、その向こうで授業が行われています。
だからお母さん(お父さん)たちも教室の中に入る人、いわゆる廊下から見る人、色々です。

ワタシが中まで入って背後に並んだ時、Kナはちょっと嬉しそうだったけど、結局大したサプライズにはなりませんでした。
(もちっと喜んでよぉ

授業は国語。
漢字の組み合わせ「日」+「月」で「明るい」などをカード形式で学んでいました。

う~ん・・・
この教室、モデル校なのかもしれないけどあんまりうらやましくなーい。

確かに洒落てるし変わってる。
でも、あの閉鎖された教室の中で学び、時には悪いことをして廊下に立たされちゃう、あの思い出はそこにはないわ。
(もちろんそれはワタシの昭和の思い出なわけですが)

親の方もドアがないのをいいことに、歩き回ったり消えてみたりと緊張感がない。



ワタシなんて右隣りのクラスも参観しちゃったもんね。

それにオープンエアだから、先生の声が小さいの(聞こえないの)。
生徒として椅子に座っていて、隣の教室の声が混じってきちゃうことはないよ。
でも、自分の先生の声が空気に乗って少しかき消される・・・そんな感じはしたなぁ。




おトイレの入口がこれ。
廊下もビックリするほど広いでしょう?

たまたま学区で通い始めた学校がこうだったので、姪っ子たちには選択肢はなかったのだけど、
ここがモデル校となっていろんな取材が来るっていうんだから、これからの小学校はこうなっていくのかなぁ?
確かに建材は少なくて済むし、思わぬメリットもあるのかもしれないけど、気が散る等のデメリットもあるわねぇ

ワタシとしてはもっとオーソドックスな授業参観(父兄側)を体験してみたかったなぁ。
なんだか、思ったより緊張しないものなのでなんだか拍子抜けしちゃった。
スーツで来なくてよかったわ(笑)

姪っ子(妹)の家にお泊り

2016-12-12 | 家族・おうちバナシ
9月のある平日。

ワタシのすぐ上の姉がIKEA未体験だということで、姪っ子(妹)と3人で立川イケアに行きました。
正確にはそこにSナ(チビ)も、夏休み中の大学生の甥っ子(姉の息子)も一緒です。

よくできた甥っ子は
「Sナを俺が見てるから、オンナ3人で好きなだけ商品を見たらいいよ」と言ってくれて

偉いわぁ
こういうところになかなか付き合ってくれない姉の夫(甥っ子の父)を反面教師に育ったのねぇ。
彼女とのお買い物にも一緒に行く男になるのよー。
きっとモテるよぉ(笑)

そこからは想像に難くない展開で、何時間あっても女3人時間が足りることはなく、慌ただしさ満載
店内で遅めのランチを食べて15時帰宅を目指し、そそくさ解散です。

というのは、Kナ(小2)が小学校から帰ってきちゃうから。

姪っ子(妹)は、娘のKナが小学校に行っている間に原宿おしゃれパンケーキもしちゃうし、イケアも行っちゃう。
それをKナは知らないという・・・

もし帰宅が少し遅れ、Kナが先に鍵っ子になっていたらその言い訳はいつも
「Sナの病院が混んでいたねぇ」

「ママ、病院は午前中から行ったらどう?」と知恵のついたKナにそろそろ指摘されるようになったから、この言い訳ももう時間の問題だけど

そして、イケアからワタシも一緒に姪っ子(妹)宅に帰宅。
どうせモアイ君は長崎出張でいないし、1人でおうちにいたってつまんない日だったの。



甥っ子とイケア店内を走り回ってクタクタのSナを寝かし、



ワタシはKナの体操教室に同行しました。
小学校を終えて夕方から、母校でもある幼稚園の体育館を借りて行われている体操教室。
ほとんどのお母さんが一旦帰っちゃう?中、行くところもなく体育館の後ろで一人見ているのはワタシ

マットや跳び箱、ボールシュートなど、いい頃合いでどんどん内容を変えてくれる教室は、体力が有り余る子供たちにはいいリフレッシュだなぁ。

もうワタシには、でんぐり返し1回で目が回る自信がある。
ワタシだって昔はこんなに走り回っていたのよねぇ。
うらやましいなぁ。
若さをうらやむことはないけれど、基礎体力があるってことは本当にうらやましい。

そしてKナが跳び箱が上手なのも知ることができた
(小学生だったMarchちゃんはたぶん6段が最後まで飛べなかったはず)

途中、お水休憩で子供たちが近くに戻ってくる。
Kナのお友達が小さい声で「Kちゃん。あのひとだぁれ?」と聞いたのがわかった。
元気が溢れた男の子や、鋭い目で見てくる女の子。
子供に囲まれると少し緊張するのは、やっぱり子育てを経験していないからかな
これはきっと永遠のテーマだわ。



やがて目を覚ましたSナと姪っ子(妹)が迎えに来て、スーパーでお買い物をして4人で帰宅しました。

姪っ子がイケアで買ってきたラグマット(これはワタシが持ってきたお土産ってことで)は、道路が描いてある可愛いデザイン。
お風呂に入る前のSナが嬉しく遊ぶのはいいんだけど、せっかく道路がいっぱい描いてあるのに、駐車場に車を停める以外の遊び方をしない。
駐車場に規則正しく並べては、また並べ直して一人悦に入ってるわ。



お風呂から上がり、裸のまますぐにラグマットで遊ぼうとするSナ。
ワタシが「ほら、ブーブーを道路で走らせてごらん」とSナを誘導しても



やっぱり、好きなのは駐車場なんかーい



姉や甥っ子から評判の姪っ子(妹)のオムライスをワタシも食べたくてリクエストしました。

ホントにじょうず!
卵がトロトロでケチャップご飯も美味しいわ。
ワタシは卵料理系は全然できないもんなー。
Sナの世話をしながら、ササッとご飯を作るんだもんね。
2人暮らしにどっぷり慣れ切ったワタシには姪っ子といえども尊敬だなぁ。

Kナの宿題を家庭教師のように見るけれど、逆にTVゲームは教わります。
やりつけてないTVゲームではKナには勝てず・・・

明日も学校なのに、興奮で夜更かしが過ぎるKナ。
一緒にお風呂に入り、ワタシの方が先にヘロヘロに・・・

姪っ子宅泊の夜は更けました

大正時代の器とか?

2016-12-02 | お買いもの
高円寺の阿波踊りで特等席をお貸しくださった骨董屋さん。
(後ほどレシートの住所を頼りにお礼状を出しました)
雨がしのげてノーストレスで初めての阿波踊りを楽しめたのはラッキーでした。

その際にお礼も兼ねて買ったのがこの器たち。



崎陽軒のシウマイがギリ1個入るだけの小さな器は、九谷焼でチャボが描かれています。
これがもしかしたら「大正時代」の物かも知れないらしくって。

お店の方も「そう聞いて入手したのよね~」とおっしゃる程度なので真偽のほどはわからないけれど、
我が家には『初九谷』だったので、そんないわくがつくのが素敵だわ
もし本当に大正の物なら我が家では確実に一番古いことになります。

三角形のお皿は3枚で売られていて、ホントは2枚でよかったんだけど、
「3枚いただいてっちゃった方がいいんでしょ?」と尋ね、
お店の方も「そうしてくれると助かる~」とおっしゃっていたので3枚持ち帰ったもの。

これ、何の柄?
蓮の実のようで里芋の葉っぱのようでなんとも摩訶不思議な模様。
今のセンスじゃ絶対に描けない、そのレトロ感がとても気になりました。

この記事を書くにあたり調べたら、もう今はなくなっている『瀬戸セーエー陶器』さんのもので、
オークション等で売りに出されている同社の物を見る限り、
ワタシが生まれた後?あたりからヒロミやヒデキが活躍していた頃?
魔法瓶がもれなく花柄だったあの時代の昭和レトロな食器のようです。

金縁もしっかりきれいで、高円寺で出会ったのが縁と我が家に来ることになりました。

世の中には昭和レトロを好んで探しているオークションマニアもいるようです。
ワタシにはそのケはないと思っていたんだけど、
このお皿はなんともへんてこなこの模様と三角がすごく気に入ったので買いました。

それが伊万里ほどのブランドじゃなくっても、裏を見て買うのじゃなくっても、
感覚で「これいい!」と感じたら、骨董も見始めると楽しいかもしれないねぇ。
今度、ボロ市に久しぶりに行ってみようかな。

高円寺で阿波踊りを見た

2016-12-02 | お出かけ
夏の記事です。

8月最後の週末、オットが突然「高円寺に阿波踊りを見に行こう!」と言いだしました。
前から見たかったは見たかったけれど、なかなか赴かなかったの。
でも、そう思ったが吉日。
きっと楽しい一日になるなぁとお昼に新宿で待ち合わせて、出かけてみました。

高円寺ワタシ、行ってみたい街だったんだよなぁ。


高円寺の阿波踊り会場は平行した大きな2本の通り、そこをつなぐ横の通りも使って
線路の下で大~きな8の字を書くように交わり、
『連(れん)』と呼ばれるチームが練り踊るんですね。(フラで言うところのハラウみたいなもん)

沿道はもうどこも人・人・人・・・
どこかに腰を下ろしたいけれど、立錐の余地なしだなぁ。

私たちは2本のメイン通りのうちの小さな商店街の方の通りに行きました。

そこで、フラッと入った骨董品やさん。



昔のコインやボタン、食器、リサイクルのお洋服などが置かれたお店で掘り出し物を見ていたら、店主の方が
「阿波踊りを見たいなら、この店頭を陣取っていいわよ。」
とおっしゃってくださいました。
店主さんはこれから自治会のお手伝いで出かけちゃうらしく、お店は閉めちゃうから全然気兼ねしないでいいわ~、と。

ならばお礼に、気になっていたお皿を数枚・・・お買い上げ。



そうして私たちは腰を下ろせる店頭を手に入れたのです。
オットが準備万端、小さな折り畳み椅子を2つ忍ばせてきてくれました。

たとえ幅が狭くてもここは私有地。
地主さんの許可なしでは立ち入れません。



特等席だわー



いざ阿波踊りが始まったら、私たちの前に立ち止まる人垣もできたけれど、雨もしのげて(当日は小雨の日でした)疲れたら座ることもでき、じっくり見たければ立ち上がればいいわけです。



華やかに進んでくる連の人たち。
ワイドニュースやポスターなどでは見たことがあっても、こうして実際を目の当たりにするのは初めてです。



「いち掛け にー掛け さん掛けて!」(リーダー)
「仕掛けた踊りはやめられぬっ!」(全員)

威勢よく声を出しながら踊ってくるのは『男踊り』の女性たち。
カッコいいなぁ



「ごー掛け ろく掛け しち掛けて!」
「やっぱり踊りはやめられぬっ!」

豆絞りにも個性が出ていて、面白いの。



ホイサーッ
エイサーッ
ほりゃ
うりゃ
(もはや完全にイメージです

踊る阿呆と見る阿呆なら、「踊らにゃ損」なのはフラでよーーーーくわかってる。
ぜったいに踊った方が楽しい
見てるだけより。

あぁ、うらやましい
楽しいんだろうなぁ。



それぞれの連には最後尾に必ず「音楽隊」(正しい表現ができなくてゴメン)がいて、
太鼓の音色がお腹まで響いてくるわぁ。

この連が終わると、次の連まで少し間が空いて、またしばらくするとプレートを掲げて連がやってくる。
だから、この連の太鼓の音は次の連には影響しないんだよね。

オットと「フラでこういうことできないかねぇ」と話していたんだけど。
ある程度のボリュームでCDを流し、カホロで踊るところは少し進みながら、途中で右や左を向いて止まって踊り・・・
こんな風にして次から次へとハラウが流れてきたら楽しいのにぃ。
そんなイベントがあったら出てみたいわ。
踊る阿呆として

ハナシが脱線しました。



お着物もハラ…じゃなかった、連ごとにカラフルで目を引く美しさ。



青い目の太鼓マンもいるんだよ。



そして青い目の男衆も。

みんな、それぞれの地域をひっ下げて高円寺に集まるわけですが、この青い目の人たちも日本に住んでそこの連に所属した人たち。
日本の文化を愛してくれているんだねぇ



『女踊り』ではこんな「ヤッコさん」みたいな面白い踊りもあって。



全体的に若い人が多かった「ひよこ連」。
黄色いハッピが可愛いなぁ。



太鼓さんのこんな遊びも面白い。


「あのハッピが可愛い~
「あのお着物がきれい~
と大興奮のワタシ。

「ワタシ、男踊りがやってみたいっ!
そう宣言したワタシに、オットは
「いやいや、やっぱり女踊りだよ。阿波踊りは女踊りがかっこいいなぁ!」
と譲りません。

詳しく聞いたところ、オットいわく、
片足を上げた時の女性のふくらはぎに超エロスを感じたそうで(笑)



ここね

おー
たしかに。

普段お着物は成人式や結婚式など、重い着物をしずしずと着ているのを見るだけで、
こんな風に着物の裾を蹴上げることはないじゃない?
見えないものがちらっと見える・・・
わかりますわかります、そのオトコゴコロ。

この足袋と裾の間が、ブーツとスカートで言うところの『絶対領域』になるわけね~。



こういうことね!



そうさ、こういうことさ!



・・・ワカッタヨ

ちなみにオットの名誉のために言うと、これらの写真は話を聞いてワタシが撮りましたよ(笑)
ブログに載せようとね。
オットは一枚の写真も撮らずその映像を脳裏に焼き付け・・・違うか(笑)

「もしMarchがいつか(いつだ?)阿波踊りをする時が来たなら、絶対に女踊りのチームに入りなさい。いや、入ってほしい!」
モアイ君の遺言(笑)

あぁ、神様
いつかワタシが生まれ変わって阿波ダンサーになる時には(フラダンサーみたいに言うなっ)、
キリッと小股の切れ上がった素敵なふくらはぎとスネを授けてください。



アラエッサッサー
女踊りを真似して、下駄ステップを踏んでみても、
お尻がフラのように左右に揺れてしまい、
「なんだか違う」とモアイ君がイライラします
それは盆踊りで「炭坑節」を踊っても同じ。
身体に染みついたフラ加重が邪魔をして、もはやそれは子供の頃のような炭坑節ではないの。
指の感じはいいんだけどなぁ。

やっぱり阿波ダンサーはnext lifeだな。
this lifeはフラに捧げよう。

よぉぉぉーし!
生まれ変わったら、カッコいい女踊り阿波ダンサーになるぞぉ!