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蘭とペットと時々 「道楽」

自分の周りで起きてることをしらふで一筆啓上

灰色かび病

2016年03月13日 22時40分10秒 | 作業

最低気温 4.5℃ 最高気温 16℃
雲の多い一日

サボって生け花の研究会へ、道中、電車は意外に混んでいた。

問い合わせのあったカトレアなどの花に出やすい病気、灰色かび病について調べてみた。
原因は Botrytis cinerea と言う糸状菌、学名からボトリチス病とも言う。
花卉、野菜など多くの植物に寄生する。
低温加湿で発症しやすく、特に今の時期はカトレアなどの花に目立って発症しやすい。
特に灌水時に花にかけたり低温で湿度が上がると一晩で斑点を発症することがある。


枯れた花などを放置しておくとカビ自体がハッキリと現れ来る。


糸状菌(カビ)なので最後は胞子嚢ができ大量の胞子を作り空気感染する。


花ガラが新葉や柔らかい葉の上などに落ちてそのままにしておくと感染することがある。

予防としては花ガラや枯葉はこまめに掃除をして、棚下などもきれいにしておく
灌水は晴れた気温の上がる午前中にやり昼間は換気をはかり湿度を下げる。
夜は乾かす意味で温室内の設定温度を15度以上に上げ湿度を下げる。

薬剤に関しては耐性菌が出ており、それに関してのホームページがあったのでリンクを張って置きます。

クリック ⇒⇒⇒ 薬剤耐性菌対策(灰色かび病)



霞、昨日も植え替えをしていると邪魔しに。

 
コメント (3)
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