盛岡に巨人vs中日の試合が来る。この発表を聞いた時に耳を疑った。まあ震災後だしこのカードを地元応援に出したと言う所はあるだろう。だが今の所被災証明を提示した人にはお弁当がでるとかそういったイベント情報は無い。
実際いままで東北に巨人が試合に来る事はほとんどない。集客動員数に自信のあるためか来ても仙台どまりだ。その仙台すらどうなのかだ。東北楽天が出来るまで、かなり無視されていたのは確かだ。
だから次の反応は、そこまで落ちぶれたのかだった。巨人ですら観客動員数にかげりが出ているのかと思った。そして腹が立った。何をイマサラだ。本当は東北楽天が出来る前にもうすこし地方巡業をしておけば良かった。
オーナーの暴言も一杯あったし、ゲームマネージャーの離反とか、今の監督が若い時に暴力団と関係していたとかネガティブなこともある。
しかしこの試合、６月９日にチケット販売がはじまったが、全然話題にもならない。もちろん試合が８月２９日なので様子見と言う感じなのだろう。だがこの東北の巨人軍ファンの数を考えればちょっと異常だ。
写真のチラシだが、６月２０日ころにポスティングされていたもの。読売ファミリー・サークルという団体の広告をかねている。ただこの団体、収益構造がよくわからない。年間１３６５円の会費で特典一杯と言うのがウリだ。もしかすると、読売新聞の販売促進部門が大きくなってこんなサービスをはじめたのかもしれない、そう考えた方がいいような感じだ。
とりあえず現時点で３塁側チケットは完売のようだ。さすがだとかしか言いようが無い。ただ全体ではどうなのだろうか。
私の周りだけかもしれないのだが、全く話題になっていない。チラシも読売ファミリー・サークルの宣伝もかねてこの試合の宣伝に使われているように感じる。まだ先の話しで、もう少し経つと話題になるのかもしれないが、現時点ではプロ野球の人気が陰って来た事を実感させるチラシだった。
まあ実際、当日雨になると信じている盛岡市民は多いと思う。それほどあり得ない話しだからだ。
なお、これが巨人・阪神戦と言うビックカードだったら、間違いなく全席完売でしょう。実は盛岡は阪神ファンが多いのです。昔国鉄から阪神に移籍した選手がいたからなのですが、かなりアツイ人たちです。