さて岩手大学農学部植物園でのザリガニ釣りだが、大切なルールがある。
それは、園内の動植物の持ち出しを禁止していると言う事だ。これは当然だ。植物園なのだから何らかの目的で収集している事になっているからだ。また中にいる動物も自然のもので、ここに生息しているものだ。ある環境を破壊しては行けない。
とはいえ、山菜であるフキやヨモギは誰もとがめない。ミツパが一杯ある事は、誰も知らない。そういったポピュラーなものではノカンゾウだけは要注意。意図的に植えている場所がある。銀杏はむしろ拾って行ってくれと言う案配だ。ただ木についてはウルサイので注意。特にクルミとクリの実については、ここに生息するリスのために取っておいてもらいたいものだ。他は常識の範囲でと言った所になっている
また園内へのペット持ち込みも、動物病院に行く事以外は禁止されている。とはいってもこれも常識の範囲内だ。
ノラネコを餌付けしていると言う事は、その人にとってはペットになる。と言う事はペット持ち込みと言う事になる。大学のノラネコだとすると野生動物に対する餌付け行為だから、環境の調和に反しているとなるだろう。
さてアメリカザリガニだが、壮大に寛容である。まず教育目的と言う事がある。大体大学1年の授業でザリガニ釣りがあるほどだ(これは放流される)。小学校の遠足にも組み込まれていても、誰も何とも言わない。毎日小学生がザリガニ釣りをしているが、全く問題にならないし、中学生も来る。
まあ池の小魚を食べたり悪さをする外来生物なので、確認はしていないが、出来れば一旦絶滅してもらってもかまわないと考えているのだろう。湿原の植物を生育させているエリアもあるので、トンボやカエルの安全に生息できるエリアにもなって欲しいのだろう。
実際モリアオガエルがなぜか生息しているしシュレーゲルアオガエルもいる。トンボも種類が増えて来た。この池でほぼ最上位の捕食者であり繁殖力が強いアメリカザリガニは、厄介者である。
この池は1350㎡あり、脇にある湿地植物展示場が600㎡ある。アメリカザリガニの生育数だが、単純に一坪当たり1匹とすれば400匹生息している。しかしこの数字は甘いと思う。400は繁殖力を持つ2歳以上であって幼生はかなりいると思われる。
実は先の中国人なのだが、昨年は一週間に一回来ていたと言う。6月から9月まで18週として、毎週30匹食べていたとすれば540匹がいた事になる。そこまでは行かないとしても240匹は釣ったであろう。次に毎日のように入れ替わり来る小学生が一日10匹釣ったとする。飼育に失敗してしまうのが10匹のうち2匹として、残る8匹はお母さんから返して来なさいと怒られて(今日であったお母さんは、ザリガニは2匹まで!やくそくでしょ!と言ってました)戻るとしても252匹がいた事になる。昨年は5月に壮大なザリガニ釣り大会があったので100匹は消えた。
つまり推計でも昨年は600匹以上いた可能性がある。
今年も1時間で130匹と言う数字をどう考えるかだ。この池は破砕転圧工法と言う工法で、土でもコンクリート並の固さで基盤を作っている。ザリガニが冬眠できる泥の層が薄く、今年の寒さでかなりの数が凍死した。しかし今年は、脇にある湿地植物展示場で冬眠していた個体がかなり池に戻って来ている可能性がある。それでもこの5日で最低70匹は食べられている。しかしまだ生息している。
最後に、アメリカザリガニは泥臭いということだがどうもこの池のザリガニはそんな事が無いようだ。これは池の作りが、土池だが基盤がコンクリート並に固い事、ドロが元々少ないのだ。次に地下水をくみ上げている事。高松の池のふく流水なので、飲料には適さないのだが、この池は自然よりきれいな循環になっているようだ。
これが味になっている可能性はあると思う。
それは、園内の動植物の持ち出しを禁止していると言う事だ。これは当然だ。植物園なのだから何らかの目的で収集している事になっているからだ。また中にいる動物も自然のもので、ここに生息しているものだ。ある環境を破壊しては行けない。
とはいえ、山菜であるフキやヨモギは誰もとがめない。ミツパが一杯ある事は、誰も知らない。そういったポピュラーなものではノカンゾウだけは要注意。意図的に植えている場所がある。銀杏はむしろ拾って行ってくれと言う案配だ。ただ木についてはウルサイので注意。特にクルミとクリの実については、ここに生息するリスのために取っておいてもらいたいものだ。他は常識の範囲でと言った所になっている
また園内へのペット持ち込みも、動物病院に行く事以外は禁止されている。とはいってもこれも常識の範囲内だ。
ノラネコを餌付けしていると言う事は、その人にとってはペットになる。と言う事はペット持ち込みと言う事になる。大学のノラネコだとすると野生動物に対する餌付け行為だから、環境の調和に反しているとなるだろう。
さてアメリカザリガニだが、壮大に寛容である。まず教育目的と言う事がある。大体大学1年の授業でザリガニ釣りがあるほどだ(これは放流される)。小学校の遠足にも組み込まれていても、誰も何とも言わない。毎日小学生がザリガニ釣りをしているが、全く問題にならないし、中学生も来る。
まあ池の小魚を食べたり悪さをする外来生物なので、確認はしていないが、出来れば一旦絶滅してもらってもかまわないと考えているのだろう。湿原の植物を生育させているエリアもあるので、トンボやカエルの安全に生息できるエリアにもなって欲しいのだろう。
実際モリアオガエルがなぜか生息しているしシュレーゲルアオガエルもいる。トンボも種類が増えて来た。この池でほぼ最上位の捕食者であり繁殖力が強いアメリカザリガニは、厄介者である。
この池は1350㎡あり、脇にある湿地植物展示場が600㎡ある。アメリカザリガニの生育数だが、単純に一坪当たり1匹とすれば400匹生息している。しかしこの数字は甘いと思う。400は繁殖力を持つ2歳以上であって幼生はかなりいると思われる。
実は先の中国人なのだが、昨年は一週間に一回来ていたと言う。6月から9月まで18週として、毎週30匹食べていたとすれば540匹がいた事になる。そこまでは行かないとしても240匹は釣ったであろう。次に毎日のように入れ替わり来る小学生が一日10匹釣ったとする。飼育に失敗してしまうのが10匹のうち2匹として、残る8匹はお母さんから返して来なさいと怒られて(今日であったお母さんは、ザリガニは2匹まで!やくそくでしょ!と言ってました)戻るとしても252匹がいた事になる。昨年は5月に壮大なザリガニ釣り大会があったので100匹は消えた。
つまり推計でも昨年は600匹以上いた可能性がある。
今年も1時間で130匹と言う数字をどう考えるかだ。この池は破砕転圧工法と言う工法で、土でもコンクリート並の固さで基盤を作っている。ザリガニが冬眠できる泥の層が薄く、今年の寒さでかなりの数が凍死した。しかし今年は、脇にある湿地植物展示場で冬眠していた個体がかなり池に戻って来ている可能性がある。それでもこの5日で最低70匹は食べられている。しかしまだ生息している。
最後に、アメリカザリガニは泥臭いということだがどうもこの池のザリガニはそんな事が無いようだ。これは池の作りが、土池だが基盤がコンクリート並に固い事、ドロが元々少ないのだ。次に地下水をくみ上げている事。高松の池のふく流水なので、飲料には適さないのだが、この池は自然よりきれいな循環になっているようだ。
これが味になっている可能性はあると思う。