どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

5月5日はこどもの日

2013-05-06 03:00:04 | インポート
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「こどもの日」と言えば、晴れた青空に翩翻と泳ぐ鯉のぼり、柏餅を食べたら早めに菖蒲湯に入って、午後3時の日を浴びながら縁側でビール、ビールはよけいか。
シカーシ、この曇り空、おまけに寒い。5月5日と言えば晴れと決まっているものだ。それがだどうだ。
ということで調べたら、盛岡の「こどもの日」は過去30年で晴れが40%、曇りが27%、雨が30%。残りの3%がなんと雪だ。なお5月17日も3%雪に日がある。なんてこった。
雪でなかっただけマシだと思う事にしよう。


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昔姉が、「こどもの日」は端午の節句で男の子の日で祝日と言う事は男女差別だ、と言っていた。子供だった私はそれに賛成していた。“こども”の日だとごまかすのは良くないと言い切って、実際は休みが多い方が良いと考えていた。
今から思えば3月3日が祝日だったら、年度末でドンチャン騒ぎのときの祝日だ。誰からも喜ばれないだろう。


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知り合いでミュージシャン志望だったのに、家の仕事の都合で電気屋をやっていた人がいた。心臓の大手術以降、何かそんな我慢をするのが嫌になって、ムチャクチャな人生を歩む事になるのだが、彼がよく「子供の日」があるのに「大人の日」がないのはおかしい、そういっていた。勤労感謝の日があると言っても「それじゃあ勉強の日はあるのか?全部丸め込まれているのはおかしい。労働は労働だ。子供が感謝してくれるならまだしも、誰が感謝してくれるんだ。」そうも言っていたように思う。

「大人の日」があってもいいような気もするが、彼は毎日が「大人の日」だった。だから誰も彼の言う事は気にしなかった。結局大人の定義が多様すぎて、設定出来ないのだろう。働くのが「大人」なのだ。誰が祝ってくれるかも解らないのに「勤労感謝」で我慢しなければ行けないのだろう。

そういえば「勤労感謝の日」は、勤労青年に対するイベントが昔はあったが今はどうなのだろうか。「勤労青年」が少なくなっているのだろうか。


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桜はまだ咲いている。今年の桜は鳥害があって、花がまばらになっている。これは春先にモズの群れが食べたものだ。こうして観察していると、どうもソメイヨシノが好物なようだ。小振りなつぼみのエドヒガン系ではそう被害がない。つぼみの大きなサトザクラ系では遅咲きが多いのでこれまた被害がなさそうだ。マメザクラもつぼみが小さいのと樹高が低いのとで狙われないようだ。オオヤマザクラも被害が見られない。そしてソメイヨシノの交配親のオオシマザクラはある事はあるが、これまた目立たない。

つまりつぼみの大きさと開花時期と、モズが里に現れる時期が一致しているのだろう。

鳥害かどうかは割と見分けがつきやすい。人通りが少ない場所は全面に被害がある。それ以外では木の上の方に被害が多くなる。そして交通量の多い所は被害がとても少なくなる。

ヒヨドリは確かに花をちぎるが、鳥害と呼べるほどの被害はない。確かに木の下にボタっと落ちた花を見ると憎く思うのだが、全体で見ればわずかなものだ。モズはつぼみ全部を食べてしまう。最低なのだ。
だが、人はヒヨドリを悪く思う。これはなぜなのだろう。


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まだジュウガツザクラが咲いています。というか満開です。4月12日に開花が見られてから、ここまで残っていると言うのは、はじめて見るような。


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オオシマザクラが満開です。葉は桜餅の葉っぱになります。オオシマは素っ気ないのが良い所です。


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そうそうサクラって花持ちが良ければ、こうして中心部がピンクになってゆくのですね。これはソメイヨシノ。かなりピンクです。
八重桜は花持ちが良いのですが、ウコンザクラのように緑から黄色そしてピンクに変わるのは、こういった事だったようです。


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しかし「こどもの日」はゴールデンウイーク最後とあって、ゴールデンウイーク全部がこの日に向けて進んでいるように感じます。もう「みどりの日」からはじまって、どうイベントを組み合わせるのか親御さんが苦労している姿が目に浮かびます。「憲法記念日」あたりは誰もが考えた事のない日になっているように思います。
もうこの日が終わると、なぜかグタ~っとなってしまいます。今年は5月6日が振替休日なので、多分この日が「大人の日」になるのでしょう。もう子供の言う事には気にせず、というか無視して休んで買い物をするのでしょう。

前潟イオンはいろんな意味でその動向を注視していますが、連休前半は通常連休と同程度、5月3日から人が増えはじめ5月5日はごった返したようです。しかも家族連れ。しかもおじいさんおばあさんまで含めた一家が訪れたようです。とはいえ今年は、盛岡南イオンが大規模なリニューアルを行ったので、その影響もあって思ったより伸びなかったようです。
とはいえ5月6日の午後3時頃は凄い事になると思います。


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アベノミクスによる好景気が言われていますが、盛岡ではちょっとそのニュアンスは感じられません。元々中央と地方ではタイムラグがあるのですが、今回はある程度資本を持っている人が、資産運用で儲けた金で高額商品を買っているようです。盛岡でもそういった人がいるのでしょうが、人数的に少ないせいでしょうかはっきりした形には見えません。

ただ買い物をする人の姿を見ていると、買い物を通じて家族とコミュニケーションをとる例が目立ちます。ユニクロで目撃した例では、「ねえ、細く見える?」「うんそうだね」「膨張色だからどうなの?やっぱりダメ?」「そんなことはないよ」「やっぱり太っている?」と男にとっては恐ろしい誘導尋問を見ました。

えっとですね、この場合の模範解答は「太って見えるけど、若返って見えるよ。」これが答えです。後チャーミングとかキュートを織り交ぜれば良いでしょう。

なおこの例の奥様は、この会話の表情がキュートでした。とてもかわいらしい。

ただこのゴールデンウイークですが、天気が悪かったのもありますがどこにも人がいないように感じました。もちろん人出は多いのですが、ゴールデンウイークとは思えないものです。どこに人が隠れているのか、皆引きこもっているように感じます。
灯油も高かったし、そういったニュアンスはありそうです。


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イタヤカエデの花が真っ盛りです。あまり知られていないのですがイタヤカエデの花はとてもきれいです。ただ花が小さいだけで、黄色い雲になります。

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ミツガシワの花が咲いています。ちょっと早い開花のような気もします。天候不順は様々な影響があるようです。


そういえば、すごいオシャレな子供を見ました。モスグリーンのジャケットにカーキのスラックス。首には彪柄のスカーフ、細かい水玉の帽子。ソフト帽のオシャレなやつ?靴は茶色だったと思う。キメていました。
ただお父さんがそこまでしていない。皮ジャケでおしまいと言った感じです。お母さんもかなり良いのですが、そこまで追求していない感じです。一家全員でオシャレと言う訳でなく、子供のみがオシャレ、ただしもしかすると古着をうまく使っている感じです。

似合っていたから良いのですが。とはいえ初めてのトイレが怖いと言っている所が、子供です。

友人にこの事を「ギャップがあるんだよ。何かおかしいよね」そういったら、「GAP」以降なんか家族のファッションがおかしくなったよ。そう答えられてしまいました。その後ファションの「ギャップ」を議論してしまいました。

個人的に、ファッションの位置づけの中に、社会に対する表明はあると思います。それは大人のものです。または社会地位に対するファッションだと思います。それも大人のものです。
とはいえあんまりにも子供のファッションを無視するのも良くないのです。どうも中間のファッションがないと思います。


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さて夕方になって晴れやがりました。仕事になりません。もう今年のこの天気は最悪です。


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5月6日の天気予報から、明日はもの凄い桜吹雪が見れるかもしれません。ただしお昼まで。後は雨になる可能性が高いです。