今日は弱い前線が通過した。午前中は爽やかに晴れたのに、お昼頃から雨となった。遠くで雷がなるやら竜巻注意報が出るやらであった。おかげで家に引きこもっていた。
井上ひさしの小説版「ブンとフン」を読み終わった。やっぱり「グランドマンガミュージカル ブンとフン」の方が面白い。あの50分にギッチギチに詰め込んだナンセンスと、小説なのでどこかつじつま合わせが必要なところの差は大きい。特に進行役の男が悪魔にそそのかされて、勝手に筋書きを書き換えてしまうのだが失敗するあたりとかは、別な話に書き換えなければいけなくて、結構苦しかった。
しかし原作を知って読むと、これはこれで面白い。原作がかなり入っているのでニマニマ笑いながら読んでしまった。戯曲版の「それからのブンとフン」というものもあるようだが、小説版から起こした戯曲「ブンとフン」もあるようだ。演劇版も見てみたいものだが、多分これは市民演劇レベルでは無理だろうな。
最近気がついたのに、建築現場の職人さんたちのうち1割から2割なのだが、スポーツのアンダーウエアーを着て作業している人がいる。あの肌にピッチリ張り付く薄い生地でできたものだ。これらは結構多機能性のものが多い。保温特性をよくしたもの、汗を外に逃がしやすく肌に張り付きにくいものとかイロイロだ。どうも現場用のものも結構あるようだ。アンダーアーマーのような高級品を着ている人も見た。さすがにワコールのような超高級品を着ている人には未だかつてあっていない。
どうも指定の作業着では暑くて嫌だとか、作業安全上長袖でなければいけないのだが軽くて腕もよく回るのでこっちがいいとかそういった理由のようだ。
ただ、ピチっとした服なのでボディラインがまあ見事。ガテン系はマッチョのイメージがありますが、本当に千差万別です。ものすごいほっそい男もいれば、マッチョもいます。でも人生の数だけ腹はある。そう思う今日この頃です。前にだけ出た腹、横にだけ出た腹、背中にだけ着いたお肉、前から後ろまでついてしまったお肉。個性的なんですね。
見ていて飽きない。
シリアにロシアが参戦しました。どうするんでしょうね。アメリカと共同戦線を張るとも思えないのですが、ISISについてはチェチェンの件があるのでロシアもそれなりの的確の情報があるものと推察しています。ただどうこうしてもシリアとイラクから人がいなくなるまで続きそうな、戦争ではないのですが戦争というのが続くのでしょう。
そしてサウジアラビアでラマダーン前のメッカで、神殿前でクレーンが倒壊。それで死者が出ただけではなく、ラマダーンが始まったら将棋倒しの事故で、未だかつて死者がどの程度かわからない事故が発生。なお将棋倒しで死人が出るというのは、シャンハイであった。日本でもあった。だが規模が違う。700人以上というのはどんな規模なのかよく分からない。
かなりの数のイラン人が死んだ。その遺体が迅速に送られてこない状況にイランは激怒。そこにイエメンでサウジアラビアの空爆で、結婚式場が当たってしまった。この死者も多数。そこにはシーア派の信者しかいなかったものだからイランはさらに激怒。なおサウジアラビアから見れば、結婚式ではなくフーシー派の集会としか見ていなかったようだ。イランは戦争も考えていると思う。
難民大量発生が続くのは間違いがない。そこでドイツが高邁な理念で受け入れを表明した。だがすぐに交通自由のシェンゲン条約を制限してしまう。イギリスとフランスに向かっていると思うのだが、もう少しEUの理念に沿って難民受け入れをしてくれ!と行動してしまった。
このドンチャン騒ぎの中、国連でかっこいいこと言った安部総理は、記者会見で難民受け入れはないようなことを言ってしまった。ただ正確に言えば、現在の法整備と人員では確実に不可能な体制にある。そこまでも日本はかなり以前から難民受け入れの体制は全くない。この困難に柔軟に対応できない。まあそれが日本だ。
相当困難だ。日本には難民申請して放置されている人がいっぱいいる。本当に審査が煩雑なのだ。今現在でも問題なのに、直ちに法整備したとしても2年はまともにうごけないと思う。
とはいえあの安部総理の発言は、面白くなかったな。
日本でも優秀なシリア難民を受け入れないのはおかしいという話は出ている。確かにメソポタミア文明のエリアの、大シリアとイランの広大な領域は、優秀で裕福な人が多い。だが日本の今の体制で、彼らが来ても腐らせるだけだろう。そうしてISISの温床になる可能性もある。今現在だったらね。
OPEC諸国が金は出すが、難民を受け入れたくないと言っている。宗派の問題はあるとしても、イスラムでもそうなってしまうのに少し安堵しながら、なにもかにもすべてが変だというえらい居心地の悪さを感じている。
雨の隙間に買い物に行く。
なぜ隙間をわかるのかといえば、気象庁のデーターがあるからだ。20分雨がないという予測があり、経験からも大丈夫となったわけだ。
多分日本が世界の誇れるのは、この気象観測データーだろう。ありえない精度だ。アメリカで今のハリケーンの挙動予測ができていない。それが台風の予測は確実なレベルになっている。
なぜか。気象データーというのは軍事機密になりやすいものです。禁止されていますが毒ガスを撒くのに有効な気象条件とその予測とか、ミサイルを効率良く目標に当てるための条件とかそういったのに使われるわけです。ただ日本でも直前の詳細データーはださないようですが、それでもかなり効率が良いはずです。
こういった当たり前の公開情報の持つ意味というのは、あまりわかられていないようです。
夕飯は、雨で引きこもりだったので栗と黒千石大豆と舞茸の炊き込みにしてみました。