昨晩(7月11日)、荘内病院で5大がん個別パス委員会を行いました。
以下報告します。
1、運用状況報告
24年4月現在のパス登録:40例
胃:23、肺:5、乳:2、大腸:10
2、県のがん診療連携協議会地域連携パス部会報告
昨日は、山大で県全体の会議も行われ、当地区からも数名が参加し、パスの改定
などについて当地区からの要望を提案してきたそうです。
県全体での運用症例数;368
施設別
県中:52、山大:81、済生館:8、新庄:21、置賜:65、日本海:94、荘内:37
臓器別
肺:41、胃:125、肝:22、大腸:73、乳:97
5大がんパスのそれぞれの今後の方向性
(県のがん診療連携協議会地域連携パス部会での話合いから)
・胃がん、
運用の自由度を拡大する
たとえば、現在のパスは退院後、3か月後に手術病院あるいはかかりつけ機関
に受診となっているが、それ以前でも受診可能とする。また、患者の都合での
受診を妨げないし、主治医の判断で受診させても構わない。
なお、ESDは内科が主であり、再発もありうるので、新たなパスを作成予定
・乳がん
ホルモン剤を使っていない症例も対象とすることとする
化学療法が終わった状態で、パスに登録可能となった
対象症例が広がったことで、今後パス登録が伸びることが期待される
・肝がん
県のパスは、stageIに限定しているわけではない
この件に関しては、荘内病院での誤解があったので、今後パスに登録可能な症
例は増えると期待される
・大腸がん
stage1,2 ハイリスクではCTも必要なので、改訂が必要
投薬蘭は削除
ガイドラインが変わった時点で本年度中に改訂予定
・肺がん
病院医師からかかりつけ医からの報告書への返事が面倒との指摘があったが、
パスの運用ルールでは、返事の必要はない
3、5大がんパス研修会について
・目的をどう設定するのか?
連携医療機関を増やすという目的には疑問がある
かかりつけ医は本当に算定が欲しいのか?
登録医療機関でなくても、運用は可能なのではないか?
がんパスの目的を共有すること → がんパスの周知すること
を目的にしてはどうか
連携医療機関が登録しない理由を聞いてみたい(病院医師)
→ 病院と診療所医師とがディスカッションできる場にしてはどうか
・開業医へのアナウンスポイントは?
病院側のメリットについて意見、
仕事が楽になっている(検査などをスタッフに任せることができるように
なった)、検査などを忘れることがない、5年間しっかり継続して診れる
スタッフに任せていないこともあり、パスがあってもなくても変わらない、
そもそも、年間数例と対象者が少ない
O先生が登録医にならない理由は、参考になるのでは
病院から退院するときに、パスにのっていると楽
登録していない医療機関に戻せないという弊害がある、
診療所のメリットについてのかかりつけ医の意見?
病院と繋がっているとの安心感がある
入力の手間はほとんど感じていない
日本海からの乳がんの管理症例が多いが、最新の治療が分かるので勉強に
なっている
診療所にとって、新規の開拓になるのではないか
日程は?
10月29日(火曜)19:00~ 医師会講堂
内容は?
運用状況報告
二瓶先生テーマ
正岡先生テーマ
登録の手順の説明
4、その他
病院、連携医療機関へ 9月内にアンケート調査を行う
次回の委員会は、10月の研修会終了後に予定する、
以下報告します。
1、運用状況報告
24年4月現在のパス登録:40例
胃:23、肺:5、乳:2、大腸:10
2、県のがん診療連携協議会地域連携パス部会報告
昨日は、山大で県全体の会議も行われ、当地区からも数名が参加し、パスの改定
などについて当地区からの要望を提案してきたそうです。
県全体での運用症例数;368
施設別
県中:52、山大:81、済生館:8、新庄:21、置賜:65、日本海:94、荘内:37
臓器別
肺:41、胃:125、肝:22、大腸:73、乳:97
5大がんパスのそれぞれの今後の方向性
(県のがん診療連携協議会地域連携パス部会での話合いから)
・胃がん、
運用の自由度を拡大する
たとえば、現在のパスは退院後、3か月後に手術病院あるいはかかりつけ機関
に受診となっているが、それ以前でも受診可能とする。また、患者の都合での
受診を妨げないし、主治医の判断で受診させても構わない。
なお、ESDは内科が主であり、再発もありうるので、新たなパスを作成予定
・乳がん
ホルモン剤を使っていない症例も対象とすることとする
化学療法が終わった状態で、パスに登録可能となった
対象症例が広がったことで、今後パス登録が伸びることが期待される
・肝がん
県のパスは、stageIに限定しているわけではない
この件に関しては、荘内病院での誤解があったので、今後パスに登録可能な症
例は増えると期待される
・大腸がん
stage1,2 ハイリスクではCTも必要なので、改訂が必要
投薬蘭は削除
ガイドラインが変わった時点で本年度中に改訂予定
・肺がん
病院医師からかかりつけ医からの報告書への返事が面倒との指摘があったが、
パスの運用ルールでは、返事の必要はない
3、5大がんパス研修会について
・目的をどう設定するのか?
連携医療機関を増やすという目的には疑問がある
かかりつけ医は本当に算定が欲しいのか?
登録医療機関でなくても、運用は可能なのではないか?
がんパスの目的を共有すること → がんパスの周知すること
を目的にしてはどうか
連携医療機関が登録しない理由を聞いてみたい(病院医師)
→ 病院と診療所医師とがディスカッションできる場にしてはどうか
・開業医へのアナウンスポイントは?
病院側のメリットについて意見、
仕事が楽になっている(検査などをスタッフに任せることができるように
なった)、検査などを忘れることがない、5年間しっかり継続して診れる
スタッフに任せていないこともあり、パスがあってもなくても変わらない、
そもそも、年間数例と対象者が少ない
O先生が登録医にならない理由は、参考になるのでは
病院から退院するときに、パスにのっていると楽
登録していない医療機関に戻せないという弊害がある、
診療所のメリットについてのかかりつけ医の意見?
病院と繋がっているとの安心感がある
入力の手間はほとんど感じていない
日本海からの乳がんの管理症例が多いが、最新の治療が分かるので勉強に
なっている
診療所にとって、新規の開拓になるのではないか
日程は?
10月29日(火曜)19:00~ 医師会講堂
内容は?
運用状況報告
二瓶先生テーマ
正岡先生テーマ
登録の手順の説明
4、その他
病院、連携医療機関へ 9月内にアンケート調査を行う
次回の委員会は、10月の研修会終了後に予定する、