鶴岡地区医師会だより

三原一郎目線で鶴岡地区医師会の活動を配信しています。

No.256 (すべて個室の施設は外鍵だった)

2014-01-09 17:10:52 | 日記
大熊由紀子さんのFB(FaceBook)からの引用です。

すべて個室の施設は外鍵だった
http://apital.asahi.com/article/nagao/2013122700007.html

今だにこのような施設があることに驚きました。

「介護士は鍵の束をジャラジャラ」は、私が初めて精神科病院職員として勤務し
た時に、看護師が歩くとジャラジャラする音、ポケットに銀色に光るチェーンに
対して抱いた脅威を思い出させました。銀行員としての10年以上を経て、資格を
とって精神科病院の職員として白衣を着て患者さんの前に出た時に、専門性とい
う名の「優位性」を感じたことを今でもすぐに思い出せます。

この介護士さんも同じような感覚でいるのだと思います。「権力者」であるわけ
ですね。まさに患者さん、利用者さんをヒエラルキーの最下層に置きつつ・・・

精神科病院の中だけでも、今、この瞬間も9000人以上が身体拘束を受けたまま新
年を迎える。様々な施設の中で行われていることを含めると見当もつかない数の
方々が縛られたり閉じ込められたりしていることを一時も忘れずに、行動してい
きたいと思います

・・・これは、いま、大学教授になっている方からのメールだそうです。

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