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鶴岡地区医師会だより

三原一郎目線で鶴岡地区医師会の活動を配信しています。

No.270 (社説が暴露する「病院の論理」)

2014-01-31 16:25:38 | 日記
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精神病床は日本でだけ異常な増え方をしています。他の国々が退院を促進し地域
で支えるように政策転換し始めたときたとき、日本は病院を増やす政策を取り始
めました。しかも質は問わないという……。そのため、入院日数も日本は飛び抜
けて長いのです。

グラフ

http://www.yuki-enishi.com/psychiatry/psychiatry-02.html


日本の精神科の入院数が減らないのは、「入院の必要な人が減らない」から、で
はない。「地域での社会資源・受け皿が足りない」から、でもない。

精神科病院の経営問題・雇用問題ゆえに、入院患者数が減らないのだ。

精神科病院に長期入院している人の多くが、「病状の改善が見られないから」で
はなく、「精神科病院の安定的経営」および、「そこで働く人々の雇用の場の確
保」のために、そこに入院させられているのである。

社説を題材に、少壮学者、竹端寛さんが分析しています。

http://www.surume.org/2014/01/post-620.html

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