3月14日、鶴岡市長、山形県医師会長、加藤紘一元衆議院議員始め多くの来賓に
臨席頂き、荘内健康管理センター30周年記念祝賀会を盛大に挙行しました。
以下、主催者を代表してのあいさつです。
荘内地区健康管理センターの30周年記念祝賀会に当たり、主催者を代表してご挨
拶申し上げます。
荘内地区健康管理センターは、昭和59年に鶴岡地区医師会が、地域住民の三大
成人病撲滅及び健康管理の拠点として設立し、会員相互の協調の下、各種の健診
事業に取り組み、今年で設立30周年を迎えるに至りました。これもひとえに、
設立にご尽力くださいました諸先輩の皆様方並びに、当会の運営にご協力を賜わ
りました行政機関や関係団体の皆様、また会員の皆様方のご支援とご指導の賜物
であり、心から敬意を表し、厚く御礼申し上げます。
鶴岡地区医師会は現在、7つの事業を運営していますが、この原点はまさに30年
前に設立された、健康管理センターにあります。設立には、今では考えられない
ような多くの困難があったと聞いておりますが、それらを乗り越え、設立にこぎ
つけられた先輩の諸先生方のご努力には、改めて敬服するところです。
当地区医師会では、その後、在宅サービスセンター、湯田川温泉リハビリテーショ
ン病院、介護老人保健施設など、超高齢社会へ向けて次々に事業を展開してきま
したが、これらは、健康管理センターがあったからこそだと思っています。改め
て健康管理センターの果たしている役割の大きさと、先輩の先見性に感服する次
第です。
設立以降、当センターは、次々に変わる健診制度に対応しつつ、新しい健診のか
たちを模索しながら、事業を拡大してまいりました。
事業前半は、「成人病」が「生活習慣病」に名称変更され、従来の「成人病予防」
という加齢に伴う疾病対策というイメージから、個人の生活習慣に着目しそれを
改善する「生活習慣病予防」という視点に切り替わった時期に当たります。その
時代の要請に応える為、旧七市町村の行政関係の皆さまとは、まさに一体となり
ながら、共に歩んでまいりました。行政と当会の良好な関係は、この時代から現
在まで、脈々と受け継がれております。
中間期は、がん検診の精度管理向上に努めた時期でした。検診受診率、要精検率、
がん発見率の向上を目指し、さまざまな取り組みを行い、データは、毎年年報と
して公開しており、全国でもトップクラスの精度管理を実現しています。また、
胃がん、肺がん、乳がん検診の画像診断では、早い時期からデジタル化に着目し、
撮影方法・診断方法の研鑚を積み、現在では全ての画像データをデジタル化し診
断、運用しております。
近年では、長年の懸案であった「新健診センター」を、克念社様及び故風間真
一様のご協力で、旧センターの隣接地という最高の立地条件で、新築移転するこ
とができました。レディースフロアの設置、低線量CTによる肺がん検診、超音波
による乳がん検診と、最新の設備を備えた健診センターとして順調に運営されて
います。
また、今年1月には、「日本人間ドック学会 人間ドック健診施設機能評価
Ver.3.0 」の認定を受ける事が出来ました。調査員からは「健診の質向上に向け
た職員の意欲が強く感じられ、地域住民の健康管理機関としての責務に十分に応
えてくれる施設と評価したい」と講評頂きました。ちなみに、Ver3.0の認定は当
センターが全国第1号とのことです。
今、世界に類を見ないスピードで、超高齢社会が進んでいます。地域では、自立
を基本としながらも、医療・介護、・福祉・生活支援・住宅などが包括的に提供
され、支え合いを中心としたまちづくりが求められています。そして、自立の基
本となるのは、健康であることです。若い時から、健康を意識し、健康管理をき
ちんと行うことは、健康寿命を延ばし、高齢になっても生き生きと暮らしていく
ためにも、また、明るい地域社会をつくっていくためにも重要なことと考えます。
その意味で、人間ドックや健診の役割が、今まで以上に重要になってくるものと
認識しております。
最後に、当センター設立に際してご尽力賜わりました加藤紘一様はじめ、本記念
祝賀会にご臨席くださいました皆様方に改めて感謝申し上げますとともに、今後
とも益々のご支援とご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、荘内
地区健康管理センター30周年記念の挨拶とさせて頂きます。
臨席頂き、荘内健康管理センター30周年記念祝賀会を盛大に挙行しました。
以下、主催者を代表してのあいさつです。
荘内地区健康管理センターの30周年記念祝賀会に当たり、主催者を代表してご挨
拶申し上げます。
荘内地区健康管理センターは、昭和59年に鶴岡地区医師会が、地域住民の三大
成人病撲滅及び健康管理の拠点として設立し、会員相互の協調の下、各種の健診
事業に取り組み、今年で設立30周年を迎えるに至りました。これもひとえに、
設立にご尽力くださいました諸先輩の皆様方並びに、当会の運営にご協力を賜わ
りました行政機関や関係団体の皆様、また会員の皆様方のご支援とご指導の賜物
であり、心から敬意を表し、厚く御礼申し上げます。
鶴岡地区医師会は現在、7つの事業を運営していますが、この原点はまさに30年
前に設立された、健康管理センターにあります。設立には、今では考えられない
ような多くの困難があったと聞いておりますが、それらを乗り越え、設立にこぎ
つけられた先輩の諸先生方のご努力には、改めて敬服するところです。
当地区医師会では、その後、在宅サービスセンター、湯田川温泉リハビリテーショ
ン病院、介護老人保健施設など、超高齢社会へ向けて次々に事業を展開してきま
したが、これらは、健康管理センターがあったからこそだと思っています。改め
て健康管理センターの果たしている役割の大きさと、先輩の先見性に感服する次
第です。
設立以降、当センターは、次々に変わる健診制度に対応しつつ、新しい健診のか
たちを模索しながら、事業を拡大してまいりました。
事業前半は、「成人病」が「生活習慣病」に名称変更され、従来の「成人病予防」
という加齢に伴う疾病対策というイメージから、個人の生活習慣に着目しそれを
改善する「生活習慣病予防」という視点に切り替わった時期に当たります。その
時代の要請に応える為、旧七市町村の行政関係の皆さまとは、まさに一体となり
ながら、共に歩んでまいりました。行政と当会の良好な関係は、この時代から現
在まで、脈々と受け継がれております。
中間期は、がん検診の精度管理向上に努めた時期でした。検診受診率、要精検率、
がん発見率の向上を目指し、さまざまな取り組みを行い、データは、毎年年報と
して公開しており、全国でもトップクラスの精度管理を実現しています。また、
胃がん、肺がん、乳がん検診の画像診断では、早い時期からデジタル化に着目し、
撮影方法・診断方法の研鑚を積み、現在では全ての画像データをデジタル化し診
断、運用しております。
近年では、長年の懸案であった「新健診センター」を、克念社様及び故風間真
一様のご協力で、旧センターの隣接地という最高の立地条件で、新築移転するこ
とができました。レディースフロアの設置、低線量CTによる肺がん検診、超音波
による乳がん検診と、最新の設備を備えた健診センターとして順調に運営されて
います。
また、今年1月には、「日本人間ドック学会 人間ドック健診施設機能評価
Ver.3.0 」の認定を受ける事が出来ました。調査員からは「健診の質向上に向け
た職員の意欲が強く感じられ、地域住民の健康管理機関としての責務に十分に応
えてくれる施設と評価したい」と講評頂きました。ちなみに、Ver3.0の認定は当
センターが全国第1号とのことです。
今、世界に類を見ないスピードで、超高齢社会が進んでいます。地域では、自立
を基本としながらも、医療・介護、・福祉・生活支援・住宅などが包括的に提供
され、支え合いを中心としたまちづくりが求められています。そして、自立の基
本となるのは、健康であることです。若い時から、健康を意識し、健康管理をき
ちんと行うことは、健康寿命を延ばし、高齢になっても生き生きと暮らしていく
ためにも、また、明るい地域社会をつくっていくためにも重要なことと考えます。
その意味で、人間ドックや健診の役割が、今まで以上に重要になってくるものと
認識しております。
最後に、当センター設立に際してご尽力賜わりました加藤紘一様はじめ、本記念
祝賀会にご臨席くださいました皆様方に改めて感謝申し上げますとともに、今後
とも益々のご支援とご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、荘内
地区健康管理センター30周年記念の挨拶とさせて頂きます。