鶴岡地区医師会だより

三原一郎目線で鶴岡地区医師会の活動を配信しています。

No.302 (庄内プロジェクトコアメンバー会議)

2014-03-22 11:38:41 | 日記
忙しかった19日夜は、庄内プロジェクトの運営委員会、コアメンバー会議でした。
庄内プロジェクトは、国の事業終了後、丸3年が経過しましたが、事業の質を落
とさず、順調に運用されています。これも、それぞれのメンバーが自立し、しっ
かりとその役割を果たしていることによるものであり、協議会会長としては大変
頼もしく感じているところです。

今回は、本年度最後の会議ということで、本年度のまとめと次年度へ向けてアク
ションプランが検討されました。以下、コアメンバー会議の概要です。


1、庄内プロジェクト活動報告会
2月22日(土曜)に行った。次年度も土曜日開催予定。
 (医師会長だよりNo.283,285で報告しています。)

2、「OPTIM終了後の診療所調査の結果」
 OPTIMA介入後の当地区での在宅緩和ケアの変化をみるための意識調査
 調査医療機関:74 回収:58、回収率78.4%
 がんの在宅診療(早期、末期の在宅診療の数、グループ診療への参加数、在宅
 看取り数)、疼痛緩和(モルヒネの使用数、悪心嘔吐便秘などの管理数)、
 その他の身体症状(呼吸困難、倦怠感、抗がん剤の副作用などへの対応数)、
 すべての項目で、介入前より数は増えている。
 今後も解析を進める

3、平成25年度の収支報告
 ほぼ収支トントン

4、来年度の南庄内緩和ケア推進協議会
 各WGのアクションプランについて説明(ほぼ本年度を踏襲)

5、コアメンバーからの報告
*緩和ケアサポートセンター鶴岡・三川
緩和ケアを学ぼう会
 リンクスタッフの必要性は、ないのでは、次々年度は、あり方を検討する

*医療者教育
スキルアップ 4回
キャンサーボード鶴岡: 9回 病院医師 17-8名参加
看看研修会:1回
地域緩和ケア症例検討会: 10回
出張緩和ケア研修: 3回
 次年度の予定
 先進地区視察
 初期からの緩和ケアをめざし、スクリーニングシートの改定

*地域連携WG
前年度同様、内容詳細については、各班ごとに今後検討
栄養士と歯科とのコラボ企画したい

*市民啓発WG
市民公開講座 10月5日(日) 杉浦さん、なの花ホール?

*居宅介護支援事業所
南庄内在宅医療を考える会で出された課題について検討中
医師との連携強化

審議事項
1)研修会講師への謝礼・謝金
地域外の医師などへの謝金を増額

2)運営委員会 メンバー変更の承認
鶴岡協立病院 言語聴覚士1名が連携WGへ

今後の予定
 5月21日、推進協議会開催予定(各WG活動状況報告あり)
 在宅死亡率調査: 厚労省からデータをもらう方向で検討中
 市民公開講座で何度か講師をお願いした樋口強さんが新著
 「今だからこそ良寛」を上梓
 http://www.k4.dion.ne.jp/~higuchit/tyosho.html

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