鶴岡地区医師会だより

三原一郎目線で鶴岡地区医師会の活動を配信しています。

No.307 (在宅療養中の患者に対する病院緩和ケアチーム専従医師の訪問状況)

2014-04-04 17:14:37 | 日記


今日は、荘内病院緩和ケアチーム医師の在宅がん患者への訪問支援活動について
報告します。なお、内容は、和泉先生が3月1-2日浜松で行われた在宅医学会で報
告したものです。

荘内病院の緩和ケアチームの専従医師は、診療所へ依頼した患者のコンサルテー
ションや継続的な支援を行っています。その内容は、おもに「痛みへの対応」、
「退院後・在宅移行後の状況確認や家族ケア」です。

緩和ケアチーム医師が介入した患者の在宅死亡率は72.2%(13/18)と高かったとの
ことで、病院の緩和ケアチーム医師が地域に出向き、診療所医師や患者・家族を
継続的に支援することは、在宅での看取りを進める上でも有用だと考えられたと
のことです。

このように、荘内病院緩和ケアチームでは、積極的に地域へ出向いて、診療所医
師、患者・家族を支援する活動を行っています。在宅緩和ケアで困っていること
などあれば、積極的に活用してみては如何でしょうか。

報告の詳細は、添付ファイルをご覧下さい。

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