
昨日の昼(13:00-14:00)、本年度の第1回目となる、ほたると行政とのミーティ
ングを行いました。今回は、鶴岡市、三川町、庄内総合支庁のほか、山形県健康
福祉部から2名の参加もあり、総勢15名の大きなミーティングになりました。
内容につき、以下報告します。
1、ほたるより
26年度のアクションプランについて
本年度もたくさんの事業を予定しているが、その概要説明。
詳細については次回のミーティングまで詰める予定。
また、総合相談業務などから課題を抽出し、項目ごとに対策を考えて行く。
課題例:
介護事業所でのがん患者の対応が困難、
感染症のある患者の受け入れ困難、
経鼻栄養を受け入れる施設が少ない
ケアマネ関連
病院との連携が不十分
主治医との連携が不十分
他地域の医療機関との調整が困難
医療機関でのレスパイト情報の相談先がない
情報関連
訪問して嚥下リハを実施できる医療機関、サービスがない
訪問理美容、はり・きゅう・マッサージの訪問サービスの情報が分からない
喀痰吸引等を行ることがDけいる訪問看護事業所の情報がない
診療報酬や介護報酬、などの相談窓口が分からない
鶴岡病院との関係性が不十分
精神科訪問看護の実態を把握できていない
退院支援
医療機関からの退院支援に不満を感じている
難病患者
神経難病患者の在宅療養の支援体制が不十分、
透析患者が利用できる介護サービス、施設がない(在宅療養ができない)
2、鶴岡市より
*認知症選任の保健師を1名配置した
*医療介護連携を進めていく
・共通書式の検討について
在宅医療を考える会で出た課題から、以下の連絡様書式を整備し、ケアマネと
医療機関との連携ツールとして活用したい。
ケアマネからの受診同行連絡票
ケアマネからの情報提供書
サービス担当者会議の日程調整について、
サービス担当者会議の開催について
・認知症対策について
専任(保健婦)を配置
もの忘れ相談医制度の利用状況について会員へ周知する
患者・家族教室を年6回、開催する (講師:中目、丸谷先生)
(意見)
もの忘れ相談医制度は、もの忘れ相談医の資質も含めて課題が多い
もの忘れ相談医と専門医や地域との連携が不十分
認知症対策は、住民を含む地域全体で取り組むべき課題
3、三川町より
今年度の取り組みについて報告
4、山形県より
在宅医療については、鶴岡をモデルに全県的に進めていく
地域ケア会議を推進する
首長(市長など)を対象とした田中滋氏によるトップセミナーを7月11日に開催予定
5、その他
鶴岡市から、給付適正化事業(ケアプラン検証会議)を年3回行っている
今年は、認知症加算を算定している事業所から6ケースを提示してもらい、
作業療法士なども入れて検討する予定。