鶴岡地区医師会だより

三原一郎目線で鶴岡地区医師会の活動を配信しています。

ORCAとNet4U連動システム

2015-02-26 16:18:30 | 日記
Net4Uユーザーから、当医師会のMLに以下の書き込みがありました。

今年度開発された レセコンソフトORCA と Net4U の連動システムを使わせていただいてしばらくたちました。 当初は多少の不具合もあって何度か手直しをしてもらったのですが、そろそろ安定してきたので、このシステムによって変わったこと、特にNet4Uの登録~入力作業がいかに変化したかについて、皆様に報告したいと思います。

現在 ORCAとNet4Uを使っているけれど、まだつないでいない先生はもちろんですが、ORCAは使っているがNet4Uはまだという先生も、どちらもまだという先生も参考にしていただければと思います。

例えば新患患者の場合

1. 事務方(受付)がORCAに患者基本情報を登録し、発生した医療行為を入力して診療報酬を算定し、患者さんと保険者に請求する。

2. a.(当院の場合)看護師は別のPCで、改めて患者基本情報をNet4Uに手入力で登録し

  b.処方内容をカルテ(当院では紙カルテ)からNet4Uに手入力で転記し

  c.必要に応じて病名を登録する(実際はほとんどしていなかった)

......

以上が従来の作業でした。それが、ORCAとNet4Uがリンクしたことで2.のa.b.c.の作業がすべて不要となりました。看護師の仕事はNet4Uの画面にORCA情報を呼び出してダウンロードするだけ。これまでは手が回らなかった

病名登録作業も、作業と呼べるほどの手間もなくできるようになりました。

うちのナースがNet4Uにかけていた手間が、どれだけ簡素化されたかお分かりですね。もしこれらの作業をご自身で行っておられた先生方にとっては、この福音は直接先生ご自身にもたらされることになります。

面白そうだな、使ってみようかなと思われましたら、医師会の地域医療連携室にお電話を。

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ORCA(日レセ)とNet4Uの連動システムの運用報告、ありがとうございます。

ORCA(日レセ)とNet4Uの連動システムについては、医師会長だよりNo.360で報告しておりますが、厚労省の「ICTを活用した地域医療ネットワーク事業」を受託し、ストロハット社が開発したものです。この度、厚労省で事業内容を報告予定です。

厚労省説明用資料

当院でもORCAを導入していますが、当院通院中の患者はほとんどが、すでにNet4Uに登録されているため、今回のシステムの恩恵はほとんどありません。しかし、当院は特殊なケースなので、土田先生のような一般的な運用では、面倒なカルテの”頭書き”部分が自動化されるので、かなり事務作業の効率化につながるようですでね。ORCAを導入している医療機関は積極的にシステムの導入を考えてみてはいかがでしょうか。

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