鶴岡地区医師会だより

三原一郎目線で鶴岡地区医師会の活動を配信しています。

コミュニティー新聞新春座談会 (庄内の医療の現状と将来を語る) 1回目

2014-01-20 11:50:21 | 日記


司会 庄内には、高度な医療技術、最先端の医療機器が豊富にあると思うが、具体的にどんな医療を受けることができるのか、紹介してほしい。
例えば、日本海総合病院では、PET―CTを2012年6月1日に庄内で初めて導入した。また、同病院は、県内で3番目となる救命救急センターを2011年に開設した。同センターには、世界最速の処理能力のある320列のCTや、血管の造影装置もある。
荘内病院は、県のがん診療連携指定病院に指定され、山形県の地域周産期母子医療センターにもなっている。

司会 鶴岡地区では、どういった先端医療が受けられるか。

荘内病院の脳神経外科では、かなり以前から血栓溶解療法といって、脳卒中の超急性期に血栓を溶かす薬を使うことによって脳のダメージを軽減できる治療法を消防隊と一体化して運用している。また、血管内にカテーテルを挿入し、脳血管内の血栓を除去するという最先端の治療も行っており、日本海総合病院から紹介してもらうこともあると聞いている。

また、脳卒中については以上のような前方連携だけでなく、発症後にリハビリテーションを行い、在宅に戻すプロセスも必要だが、そのような後方連携では、地域連携パスを導入し、患者さんをスムーズに回復期リハビリテーション病院に転院させ、そこでしっかりリハビリテーションを行い、機能を回復させ地域に戻すということをシステム化して行っている。脳卒中に関しては発症から在宅まできちんとしたレールが敷かれていると思う。

ほかにも、内視鏡を利用した非侵襲的な肺がん治療なども積極的に行っており、少なくとも外科の技術はかなり高い病院だと思っている。

また、鶴岡は、全国から4か所が選定された厚生労働省の「緩和ケア普及のための地域プロジェクト」を受託し、地域における緩和ケアの普及を目指し、多岐にわたる活動を行ってきた。がんに関しては、どうしても治せないという患者さんがいる。従来、そういった患者さんの多くは、病院で治療し、そのまま病院で亡くなっていた。ここ数年はその流れが随分と変わってきていて、住み慣れた自宅で家族に囲まれながら病院並みのケアを受けつつ、在宅で看取とることが可能となってきている。鶴岡の在宅緩和ケアの質はかなり高いものになってきていると評価している。

司会 今話が出た投資効率の問題は、医師不足、看護師不足のところで詳しく聞きたい。三原先生、荘内病院は脳外科、外科、緩和ケア、内視鏡技術などのレベルが高いという話だったが、地域としてはこれから何が必要になるか。

三原 そこは日本海病院との役割分担ではないか。荘内病院があえて高額の投資をして何か新しいことをやっていくというような時代にはならないと思う。とにかく、今、地域での一番の課題は少子超高齢化社会。高齢化率は鶴岡も酒田もだいたい30%ぐらい。これがさらに進み、あと20年以上、2040年頃までには高齢化率40%にまで上昇する。そういった中では、新しい治療を模索するより、高齢者を地域の中でどう支えていくか。どうすれば、高齢者が最期まで安心して生き生きと暮らせることができるのか。これからはむしろ、そういった地域づくり、まちづくりが必要になる。
もちろん、病院には先端医療もお任せはするが、地域の中で支えなければならない高齢者人口の方が圧倒的に多くなるわけだから、治す医療から支える医療へと変えていかなければならない。荘内病院のような地域支援病院は、最先端に突出するのではなく、最先端を担いつつも、地域に根差した病院であってほしいと思う。



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No.259 (医師会新年会)

2014-01-18 09:33:32 | 日記


昨晩は、榎本市長はじめ多くの来賓をお招きしての医師会新年会でした。

会長あいさつは、来賓の皆さんをおもな対象に、Net4Uをはじめとした鶴岡(地
区医師会)の活動についてお話ししました。人口減少が著しい当地区ですが、元
気に前向きに歩んでいきましょう!とのメッセージを込めたつもりです。具体的
には「鶴岡モデル」を確立したいと思っています。

以下、あいさつ全文です。

あけましておめでとうございます。

榎本市長をはじめ多くのご来賓の方々、また会員の先生方、職員の皆さま、
本日は、ご多忙のところ鶴岡地区医師会新年会にご臨席頂きまことにありがとう
ございます。心から御礼を申し上げます。

また、日頃より、鶴岡地区医師会のさまざまな事業にご支援、ご協力頂き、あり
がとうございます。

鶴岡地区医師会が運営している各種事業については、概ね順調に経過しております。
これも一重に職員また会員の皆さんの尽力、ご支援の賜物であり、敬意を表する
とともに感謝申し上げます。

さて、医療を取り巻く情勢をみてみますと、今年は、超高齢社会と激増する社会
保障給付費に対応するため、4月から消費税率の引き上げ実施され、いよいよ
「税と社会保障の一体改革」が具体的に動き始めます。

社会給付費は、現在の110兆円が、2025年には150兆円、介護費:19.8兆(2.34倍)、
医療:54兆(1.54倍)、年金:60.4兆(1.2倍)になると試算されています。

社会保障・税一体改革案では、「施設」から「地域」へ、「医療」から「介護」へ
医療・介護の基盤整備・再編のための集中的・計画的な投資が行われるとされています。

4月の診療報酬改定については、本体部分はプラス0.1%と言われていますが、
消費増税手当分がなければ、マイナス1.26%の改定となるようです。
引き続き厳しい状況がつづきますが、今後とも、制度の動向については注目しつ
つも、それに振り回されることなく、理念は貫きたいと思っています。

さて、新年でもありますので、前向きな話題を取り上げたいと思います。

当地区のIT、地域連携パス、在宅医療などの取り組みは全国から注目、評価され
ています。

とくに、今年で14年目を向かえ、地域電子カルテとしての草分け的存在である
「Net4U」は、全国でも最も歴史が古く、またもっと活用されているシステ
ムとして、当地区の財産であります。近年、在宅医療がクローズアップされるな
か、Net4Uのような仕組みは、多職種連携に必要不可欠な情報共有ツールである
とのニーズの高まりもあり、全国から注目される存在となっています。今までの
数多くの視察を受け入れてきましたが、今年は、他地域での運用が予定されており
、Net4Uの飛躍の年になりそうです。

一方、Net4Uを地域で運用するためには、いわゆる顔の見える関係が前提になり
ますが、この部分についても、当地区では庄内プロジェクトや地域連携パスの運
用で培った組織マネジメントのノウハウをもっており、モノだけではなく、運用
のための仕組みづくりも含めて、全国へ発信~展開していきたいと考えています。

今日、私の診療所に、進行した「がん」で、在宅療養(在宅緩和ケア)をしてい
る患者さんが受診しました。足底に、湯たんぽで深いやけどをしたとのことで、
在宅主治医からの依頼でした。患者さんの状況はNet4Uに、詳しく写真入りで記
載されていましたので、治療の参考になりましたし、主治医や訪問看護師、病院
の緩和ケアチームなど、関わって人たちへの報告も簡単に済ませることができま
したみ。同伴した家族も、この地域は電子カルテで関係者が繋がっているので、
とても安心だし、みんながとても良くしてくれると、関心また感謝していました。

また、鶴岡地区医師会に設置している、地域医療連携室「ほたる」の活動も、在
宅医療連携拠点事業の成功モデルとして国が注目しています。山形県でも、在宅
医療推進を重要課題と位置づけ、在宅医療連携拠点室を全県的に広めたい考えの
ようですが、鶴岡の「ほたる」が、そのモデルになると思われます。

慶応大学先端生命科学研究所の富田所長が、「鶴岡から全国へ、鶴岡から世界へ」、
「鶴岡の成功事例が全国のモデルになる」というようなことをおっしゃています
が、メタボロームのような最先端の技術ばかりでなく、医療・介護の分野でも、
鶴岡での成功事例が、全国から「鶴岡モデル」として評価されるよう、今後とも
努力をしていきたいと思っています。

超高齢社会ばかりでなく、少子化問題が深刻化している鶴岡ではありますが、
鶴岡みらい健康調査によるメタボローム技術の実用化や、Net4Uのような医療・
介護分野でのITシステムの全国展開などを通して、鶴岡が元気で活気があり、ま
た、誇りをもてる地域であることに、今後とも貢献したいと考えているところで
す。

さて最後に、報告となりますが、長年事務局長を務めた頂きました佐藤耕一さん
が昨年度末で勇退され、今年より、御橋さんが、新しい局長として就任いたしま
した。御橋新局長を今後ともどうぞよろしくお願いします。

今年1年が、皆様にとって、飛躍の年であることを祈念して、新年の
あいさつとします。本日は、ご臨席、まことにありがとうございます。

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No.258 (庄内プロジェクトコアメンバー会議)

2014-01-16 16:30:21 | 日記
昨日(1月15日)、庄内プロジェクトのコアメンバー会議でした。
以下報告します。


1、活動報告会
2月22日(土曜日)、荘内病院講堂、14:00~16:15
 毎年年度末に行っている庄内プロジェクトの各ワーキンググループの活動報告
 会です。例年日曜日に開催していましたが、今回は土曜日の午後行うことにな
 りました。鶴岡の連携の報告会でもあります。多くに皆さんの参加を期待しま
 す。

2、25年度収支状況
 南庄内緩和ケア推進協議会(庄内プロジェクト)は、鶴岡市から300万、鶴岡
 地区医師会から100万、三川町から50万の負担金、山形県の補助金などで運営
 されています。その収支報告がありました。

3、コアメンバーからの報告

●医療者教育WG
 緩和ケアスキルアップ研修会(5回開催)
 キャンサーボード鶴岡(9回開催)
 看看研修会(1回開催)
 地域緩和ケア症例検討会(11回開催)
 出張緩和ケア研修(1回開催)

予定通り
来年度も継続
モチベーションを上げる意味でも、先進地の視察を計画しては
看護師向けの緩和ケア講習を 鶴岡で開催しては

●地域連携WG
 南庄内在宅医療を考える会(3回)
 つるやくネットワーク学習会(3回)
 医療と介護の連携研修会(2回)
 医科歯科連携を考える会(2回)
 栄養と食・口腔ケアの連携を考える会(2回)
 ふらっと会(1回)

予定通り、各チームがそれぞれに活発に活動した
来年度も同様内容で継続する
医師の参加が課題

●市民啓発WG
 市民公開講座(1回)
 出張講演会(講演+寸劇、1回)
 Facebookによる広報活動を開始
市民公開講座後 全国から相当のアクセス、
写真を載せることが重要
市民公開講座
250人程度の参加、活気があった
中央公民館、来年度は使えないので アイデアをだしながら検討中
 勇美財団に応募してみたらどうか?

●サポートセンター
 南庄内緩和ケア推進協議会(1回)
 運営委員会(5回)
 コアメンバー会議(5回)
 活動報告会(1回)
 緩和ケアを学ぼう会(3回)
 ほっと広場(患者・家族の茶話会 6回)
 つるおか健康塾(対象:市民 6回)
 ストーマ患者と家族の会(2回)
 緩和ケアコンサート(1回)
 診療所訪問調査(アンケート配布)
 緩和ケア紹介DVD作成
 ホームページによる広報
 緩和ケアに関する100冊
 冊子・ポスター・マテリアルの活用

予定通り
来年度も継続
ほっと広場、来年度の内容を検討中、
  参加者、新しい人が増えない、
  元気なサバイバー多い
  メンバーはからだ館のニコニコクラブとかぶっている。
  家族の参加は少ない
 庄内プロジェクトを紹介するDVDを作成予定、

訪問看護ST
とくに報告事項はない。
依頼件数:半数はがん患者、
在宅看取りは増えてはいない、 病院看取り増えている?(訪問看護師)
病院PCTが在宅支援を行っている(病院PCT)
在宅で最期を支えるには、医療だけでは無理、

居宅介護支援事業部会
11月26日、南庄内在宅医療を考える会に参加した。とてもありがたい企画。
本年度中に集まりがあり、医師への対応を検討予定
在宅をやる医師は増えている。

4、Note4U

 Net4Uと連動する患者、家族参加型情報共有システムを在宅緩和ケアで使って
 もらうための説明を行った。(Note4Uについては、下記の資料を参照下さい)

診療所調査、回収率 :46.5% に過ぎない。
協力をお願いしたい。

配布資料
http://www.evernote.com/shard/s44/sh/b915231c-8e63-4ca8-8c34-afcd9afaf5f2/b3f503eae0d52206aa6df4e715c01ea4

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No.257 (中村純先生の葬儀)

2014-01-10 17:43:32 | 日記
1月6日に亡くなられた中村 純先生の葬儀に会葬し、医師会長として弔辞を述べ
てきました。

先生のご功績を偲んで、以下弔辞からの抜粋です。
心からご冥福をお祈り申し上げたいと思います。

先生は鶴岡でお生まれになり、昭和23年に新潟医科大学専門部をご卒業後、昭和
24年に松嶺町松嶺郷国民病院に、昭和25年2月からは鶴岡市立荘内病院産婦人科
に2年半ほど勤務されました。その後、新潟県厚生連糸魚川病院、余目町国民健
康保険直営診療所勤務を経て、昭和33年11月に鶴岡市神明町に中村産婦人科内科
医院を開業され、以来地域の産婦人科の分野で多大なる貢献をしてこられました。
平成17年の11月からはご長男の秀明先生が開業された中村整形外科医院で内科を
担当され、複数科の診療所として医療にあたられました。

このいとまない本業の中で、さらに先生は昭和46年より鶴岡地区医師会の理事を
18年間、その間、山形県医師会監事、日医病院臨床検査センター等検討委員、県
医代議員など重要な役職を歴任され、平成元年4月から2年間は鶴岡地区医師会の
副会長として尽力されました。

また、当会で運営している准看護学院の担当理事をしておられた頃は、県から補
助金の交付を受けるために相当のご尽力をいただき、今なお地域医療に貢献すべ
き准看護師を当医師会が育成できているのも先生のお陰だと感謝しているところ
です。

しかしながら先生について思い出されるのは、なんと申しましても荘内地区健康
管理センター設立時のご功績です。先生をはじめとする当時の役員の先生方が地
域住民の成人病撲滅を目指し、視察・陳情など各地を巡り、全国でも珍しい建設
拠出金の会員負担の説得等、大変ご苦労されたとお聞きしております。しかも開
設当初は地域の婦人科医師が不足しており、先生からはほぼ毎日のように人間ドッ
クの婦人科健診を担当していただいたこともございました。それほど地域の予防
医学に対して熱いエネルギーを注いでいただきました。役員も職員も先生の温厚
篤実、高潔なお人柄に触れ、皆が先生を信頼し、慕っていたのです。先生の信念、
指導力に対して、改めて心から感謝と敬意を表します。

また、先生のこのようなご功績に対して数々の表彰が行われました。その一端を
紹介し遺影を飾らせていただきますと、昭和59年1月に山形県救急医療・救急業
務功労として県知事表彰を、平成2年7月には救急医療功労者として厚生大臣表彰
を受けておられます。

本業の他にも、鶴岡地区医師会の「わかあゆ会」の会員として活躍され、後輩の
育成指導にも努められたほか、先生の公私にわたる情熱は「鶴岡懐メロ愛好会」
会長を長年にわたって務められたことからも偲ばれます。

先生からこれまで賜わってきたご指導・ご薫陶は、私どもの伝統として受け継が
れるべきものと思います。ありがとうございました。


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No.256 (すべて個室の施設は外鍵だった)

2014-01-09 17:10:52 | 日記
大熊由紀子さんのFB(FaceBook)からの引用です。

すべて個室の施設は外鍵だった
http://apital.asahi.com/article/nagao/2013122700007.html

今だにこのような施設があることに驚きました。

「介護士は鍵の束をジャラジャラ」は、私が初めて精神科病院職員として勤務し
た時に、看護師が歩くとジャラジャラする音、ポケットに銀色に光るチェーンに
対して抱いた脅威を思い出させました。銀行員としての10年以上を経て、資格を
とって精神科病院の職員として白衣を着て患者さんの前に出た時に、専門性とい
う名の「優位性」を感じたことを今でもすぐに思い出せます。

この介護士さんも同じような感覚でいるのだと思います。「権力者」であるわけ
ですね。まさに患者さん、利用者さんをヒエラルキーの最下層に置きつつ・・・

精神科病院の中だけでも、今、この瞬間も9000人以上が身体拘束を受けたまま新
年を迎える。様々な施設の中で行われていることを含めると見当もつかない数の
方々が縛られたり閉じ込められたりしていることを一時も忘れずに、行動してい
きたいと思います

・・・これは、いま、大学教授になっている方からのメールだそうです。

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No.255 (雪の羽黒山)

2014-01-07 12:44:34 | 日記



写真は、昨年本格的に始めたものですが、感動を記録しまたそれを発信できると
いう意味でも、私にとっての大きな楽しみになっています。

先日の日曜日も出羽三山神社への初詣のついでに、雪の国宝五重塔、杉並木、参
道などを撮ってきました。一部の写真はイフェクト処理されています。

また、Google+などのサイトにアップロードすると、勝手に雪が降っているよう
なアニメーション処理してくれたりします。面白いですね。

写真

https://plus.google.com/photos/101791822828330277284/albums/5965699200351371761


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医師会長だより No.254 (会長の年頭あいさつ)

2014-01-06 16:09:12 | 日記
明けましておめでとうございます。

今日の昼は、職員向けの年頭のあいさつでした。

「チームとグループ」、「ホスピタリティーとサービス」について、話をしまし
た。

「チーム」は、元々好きな言葉ですが、正月の箱根駅伝での日本ハムの「日本ハ
ムグループはグループじゃないチームだ」というコマーシャルをみて、職員へ向
け話してみたいテーマと思いました。「チーム」は、野球やサッカーのチームが
そうであるように、目的があり、それを達成するための役割がそれぞれにありま
す。チームには、目標の共有、相互の信頼、コミュニケ―ションが大事だという
話をしました。

日本ハム企業CM

一方、ホスピタリティーについては、盛岡のクリニカルパス学会で、妻がシンポ
ジストを務めたシンポジウムで、サービスとの違いなどを含め教わり、いつかま
とめておきたいと思っていたテーマです。

今日は、ディズニーのホスピタリティーを題材に、サービスとの違いやホスピタ
リティーとは、という話をし、ホスピタリティーの前提にあるのは、働き甲斐だ
という話をしました。

働き甲斐のない人にホスピタリティーなど発揮できるはずなどありません。した
がって、職場満足度(働き甲斐)がとても重要のファクターになります。そのた
めには、笑顔で明るく挨拶を交わしあう職場にしましょう!ということを伝えま
した。また、ゲストだけではなく、職場の仲間に対してもより一層のホスピタリ
ティーが必要とも話しました。

チームやホスピタリティーは、職場の在り方という問題だけではなく、社会の在
り方、国の在り方までも考えさせる大きなテーマだと思っています。

プレゼンファイルをアップしておきます。

本年もどうぞよろしくお願いします。

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連携の仲間(チームイッチー)との忘年会

2014-01-04 12:23:38 | 日記


明けましておめでとうございます。
本年も、医師会長だより、よろしくお願いします。

さて、昨年末の12月28日、三原宅で忘年会を行いました。

食べ物は、参加者が自慢の料理を持ち込んだり、美味しいお店から仕入れてきたり、、材料を持ち込んでその場で料理したり(電気釜まで持ち込んで赤飯を炊いた人もいました)と、グルメな忘年会でもありました。

メンバーは、医師、薬剤師、歯科医、リハスタッフ、看護師、MSW、連携室、事務、IT関係者などさまざまな職種の皆さんのほかにも奥様、子供さん、お孫さんなど、まさに鶴岡の連携を支えるチームの集まりでした。(参加者:38名)

以下、写真をアップしましたので、雰囲気でもお楽しみ頂ければと思います。

写真集


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