夏と冬
どちらも「夂」という文字が見当たる。
夂 ← これはなんと読むのでしょう
これは「ふゆがしら」と呼ばれるもので、文字もそのまま「冬」という漢字の頭になっている。
夏の場合は、本来は「夊」と書いて、なつのあし、すいにょう、のまたかんむり等と呼ばれた。
夏は「暑くてゆっくりじゃないと動けない」、冬は「寒くてゆっくりじゃないと動けない」。
このゆっくりじゃないと動けませんょ、という意味が共通している夊(夂)であり、常用漢字として同じ「夂」に統一となった。
「夏」の成り立ち
頭に飾りをつけた面をかぶり、両袖をひらひらさせながら、すり足あしで踊っている形をしている。
古代、夏には祖先のために祭が催され、踊りを奉納していた。そこから季節の「夏」という漢字になった。
「冬」の成り立ち
天秤みたいというか、なにかを吊り下げているような形をしている。これは、食べ物をぶら下げて保存する様子を示す。
つまり、食料が少ない冬の時季を過ごそうとしているところが漢字になった。
古代の漢字と比べると、現在は描かれている2つの点がない。
この点は後になって加えられたので、凍り付く季節を意味する「氷」をあらわす。
どちらも「夂」という文字が見当たる。
夂 ← これはなんと読むのでしょう
これは「ふゆがしら」と呼ばれるもので、文字もそのまま「冬」という漢字の頭になっている。
夏の場合は、本来は「夊」と書いて、なつのあし、すいにょう、のまたかんむり等と呼ばれた。
夏は「暑くてゆっくりじゃないと動けない」、冬は「寒くてゆっくりじゃないと動けない」。
このゆっくりじゃないと動けませんょ、という意味が共通している夊(夂)であり、常用漢字として同じ「夂」に統一となった。
「夏」の成り立ち
頭に飾りをつけた面をかぶり、両袖をひらひらさせながら、すり足あしで踊っている形をしている。
古代、夏には祖先のために祭が催され、踊りを奉納していた。そこから季節の「夏」という漢字になった。
「冬」の成り立ち
天秤みたいというか、なにかを吊り下げているような形をしている。これは、食べ物をぶら下げて保存する様子を示す。
つまり、食料が少ない冬の時季を過ごそうとしているところが漢字になった。
古代の漢字と比べると、現在は描かれている2つの点がない。
この点は後になって加えられたので、凍り付く季節を意味する「氷」をあらわす。
漢字が出来た由来や豆知識が面白くて。
今年に入り、辞書を購入しました。
辞書を引く、というより読んで語釈を楽しんでいます。
ブログに、次のとおり沢山しています。
https://blog.goo.ne.jp/iinna/e/9951340a8f53b592bf7474af46f96f4c