ことしも師走になり、月日のたつのは「光陰矢の如し」。
「矢」 は、武器としてでなく建物を建てる土地を選ぶ際に、これを放ち、その到着地点に決めるという土地選びのためにも使われた。
今回は土地選び関係の「矢」から作られた漢字をご案内。
その基本的漢字が「至」。この「至」の古代文字形をよく見ると、「矢」が上下転倒した字形と「一」を合わせた文字になっている。分かり難くてヤーね。
「一」は大地。つまり、これは放った「矢」が土地に刺さった姿を字にしたもの。大切な建物を建てる土地に矢が至ったので「いたる」の意味になった。
次は、「屋」 。
これは「尸(し)」と「至」を合わせた字形。「尸」は「屍(し)」の元の字で「しかばね」のこと。古代中国では人が亡くなると本葬前に死体を棺に入れ、しばらく建物に安置していた。そして、「矢」を放ってその建物を建てる土地を選んだ。「屋」はもとはそのための建物だったが、後に一般の「いえ」の意味になった。[家屋(かおく)の屋]
「室」という字は、「宀(うかんむり)」と「至」を合わせた文字。「宀」は先祖を祭る廟(みたまや)の屋根の形。
廟を建てる時にも「矢」を放って、土地選びをした。だから「室」とは元々は祖先を祭る「へや」のことだった。後に、人の住む「へや」の意味となった。[室内]
最後は「到」 という字。
これは「至」と「刂(りっとう)」でできた漢字。しかし、上の古代文字を見ると、「至」と「刂(リットウ)」ではなく、「至」と「人」の形になっている。
矢の到達地点に「人」が「いたる」という意味だから、論理的にも「刀」を表す「刂(リットウ)」ではおかしいことになる。
しかし、「刂(リットウ)」と「(ニンベン)」が似ているために、昔の中国人が間違ってしまい、そのまま現代まで至ったらしい。
※「刂(リットウ)」は、「刀」が字形の右側に置かれる時になる形。
「矢」 は、武器としてでなく建物を建てる土地を選ぶ際に、これを放ち、その到着地点に決めるという土地選びのためにも使われた。
今回は土地選び関係の「矢」から作られた漢字をご案内。
その基本的漢字が「至」。この「至」の古代文字形をよく見ると、「矢」が上下転倒した字形と「一」を合わせた文字になっている。分かり難くてヤーね。
「一」は大地。つまり、これは放った「矢」が土地に刺さった姿を字にしたもの。大切な建物を建てる土地に矢が至ったので「いたる」の意味になった。
次は、「屋」 。
これは「尸(し)」と「至」を合わせた字形。「尸」は「屍(し)」の元の字で「しかばね」のこと。古代中国では人が亡くなると本葬前に死体を棺に入れ、しばらく建物に安置していた。そして、「矢」を放ってその建物を建てる土地を選んだ。「屋」はもとはそのための建物だったが、後に一般の「いえ」の意味になった。[家屋(かおく)の屋]
「室」という字は、「宀(うかんむり)」と「至」を合わせた文字。「宀」は先祖を祭る廟(みたまや)の屋根の形。
廟を建てる時にも「矢」を放って、土地選びをした。だから「室」とは元々は祖先を祭る「へや」のことだった。後に、人の住む「へや」の意味となった。[室内]
最後は「到」 という字。
これは「至」と「刂(りっとう)」でできた漢字。しかし、上の古代文字を見ると、「至」と「刂(リットウ)」ではなく、「至」と「人」の形になっている。
矢の到達地点に「人」が「いたる」という意味だから、論理的にも「刀」を表す「刂(リットウ)」ではおかしいことになる。
しかし、「刂(リットウ)」と「(ニンベン)」が似ているために、昔の中国人が間違ってしまい、そのまま現代まで至ったらしい。
※「刂(リットウ)」は、「刀」が字形の右側に置かれる時になる形。
>(六分)を(リクブ)とは読めない・・・理屈を言えば、そんなわけで「六義園/りくぎえん」とは読めない・・・
どういう経緯で、「六」を「りく」と読むようになったのでしょうか? 語呂がよいのか、面白い読み方です。
wikipedia.には、次のように記しています。
6 (六、ろく、りく、る、む)は、自然数または整数において、5 の次で 7 の前の数である。
そういえば、ティッシュのことを チリ紙(塵紙)なんて、いってました。^^
理解するのに少し時間が必要ですね。
「ためしてガッテン」も憎いところを採り上げてくれるので、タメになります。^^
気分転換になったでしょうか。
「至」が古代文字で「矢」からできていたのがよく分かりました。
「屋」「室」「到」は、いずれも「矢」に関連する文字だったのですね。
>家の近くに出光石油があるので、カードを作りそこでガソリンを補給しています。価格も他に比べて安いですょ。
出光はまだ一度も利用したことがありません。
スタンドを見つけたら一度利用して見たいです。
>矢が上下転倒した字形と「一」を合わせた文字
ふむふむ
>分かり難くてヤーね。
うまい(拍手)
屋と言う字
>尸(し)」と「至」を合わせた字形
なるいほど 言われてみれば確かにそうでした
屋のなりたち よくわかりました