箱根ガラスの森美術館を見学前はあなどっていたが、ガラスにこんな世界があったのかと認識を改めた。
上のレース状に細工したお皿は、どのように巧妙に手を加えたのかと思えるガラス細工。その右のレース・グラス蓋付ゴブレット(16世紀~17世紀)は真に芸術作品。
左の「マキア」は、イタリア語で「斑点のある」という意味を持ち、カラフルな色の組み合わせと流動的な形に足を止めさせる。右は、売店内。
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大覚寺境内の東側に広がる大沢池に舟を浮かべて、松平健が「暴れん坊将軍」のロケをしていた。
松尾大社
太古の昔よりこの地方一帯に住んでいた住民が、松尾山の山霊を頂上に近い大杉谷の上部の磐座(いわくら)に祀って、生活の守護神として尊崇したのが始まりと伝わる。その後、渡来人秦氏が一族の氏神として信仰した古い社。
「亀の井」という霊泉の井戸からの湧き水は、延命長寿、蘇りの名水と伝えられている。酒 . . . 本文を読む
10月1日に復原工事が完成した東京駅丸の内駅舎を見学してきた。
丸の内南口
ドームの天井は、鉄道の車輪や動物の装飾を施こし荘厳なムードを醸す。
駅舎は2003年に国の重要文化財に指定。他に、駅舎で重文なのは門司港がある。
←南口の改札口の電光発車掲示板
上は、「琳派芸術」を鑑賞した出光美術館ロビーから見た皇居。左端が警視庁。
「華麗にして壮大 . . . 本文を読む
古事記1300年を記念した特別展「出雲―聖地の至宝―」を鑑賞してきた。
宇豆柱うづばしら(重文)
昨年に出雲大社を見学したが、宇豆柱の模型しか見れず欲求不満だったのを、こんかい叶えられた。
大社は元々96mあり、その後48mになり現在の24mになったとされる。2000年4月に巨大神殿跡が発見され、太い杉の丸太を3本束ねた宇豆柱が、そびえ建つ神殿が造られたことを裏づけた。焼け焦 . . . 本文を読む
大原三千院前のお土産屋
三千院境内の地蔵
デューク・エイセスの『女ひとり』の中で、「京都 大原 三千院」と出だしに歌われる。
寂光院
平家滅亡後の1185年(文治1)に平清盛の娘 建礼門院が、隠棲し晩年を過ごした尼寺。
<注> 写真は、26年前に撮影。
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西芳寺さいほうじは苔寺こけでらと呼ばれる。夢窓疎石が作庭した。
境内東側は黄金池を中心とした苔の庭園であり、東側には本堂(西来堂)、書院、三重納経塔などがある。庭園内には湘南亭(重文)、少庵堂、潭北亭たんほくていの3つの茶室がある。境内北側には枯山水の石組みがあり、開山堂である指東庵が建っている。
この寺は予約が必要だが、26年前に観光したときは11月3日前後であったため特別公開していて運良 . . . 本文を読む
皇帝ダリア
逆光のダリア
鴨
神奈川県立麻溝公園で、気分転換しました。
去1週間の閲覧数・訪問者数とランキング(日別)
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2012.12.08(土) 1361 PV 329 IP 1881 位 / 1797151ブログ
2012.12.07(金) 1750 PV 405 IP 1682 位 / 1796762 . . . 本文を読む
浄瑠璃寺じょうるりじ山門をくぐると苑池をはさんで本堂国宝と三重塔国宝が向かい合う。
春秋の彼岸の日には、真東の三重塔の真上から陽が昇り、真西の本堂に鎮座する九体阿弥陀如来に陽が沈み境内全体が極楽浄土を構成する。[平安時代の浄土式庭園]
岩船寺(がんせんじ)の開基(創立者)を、行基と伝える。
岩船寺、浄瑠璃寺付近には当尾石仏群と称される鎌倉時代を中心とした石仏や石塔が多数残り . . . 本文を読む
モミジの永観堂として千百有余年の歴史を持つ京都有数の古刹。永観堂の呼び名で親しまれるが正式名は無量寿院禅林寺。
冒頭は、見えている臥龍廊を登ると多宝塔にいたり、市内を眺められ見晴らしがいい。
本尊は首を左に振り返る阿弥陀如来仏で「見返り阿弥陀」と呼ぶ。承暦時代(1077頃)に永観律師が住職のころ、貧しい病人に徳を施した永観を慕いいつしか永観堂と称されるようになったという。iinaは、拝顔したが . . . 本文を読む
紅葉に多宝塔
楼門
高雄の神護寺じんごじは、清滝川に架けられた朱色の高雄橋を渡り、急な石段を15分ほど登ったところにある。
神護寺の開基は和気清麻呂。和気氏の私寺だった「神願寺」と「高雄山寺」を天長元年(824年)に合併してできた。
神護寺は空海が東寺や高野山の経営に当たる前に一時住なった寺であり、最澄もここで法華経の講義をしたことがあるなど、日本仏教史上重要な寺院とされる。 . . . 本文を読む
古くから死体捨て場、つまり風葬の地。空海が、野ざらしの遺骸を埋葬したことに寺ははじまる。
このように約千百年前、弘法大師が五智山ごちさん如来寺を開創し、その後法然上人の常念仏道場となり、現在化野念仏寺あだしのねんぶつじと称し浄土宗に属する。
「あだしの」は「化野」と記す。「あだし」とははかない、むなしいの意で、また「化」の字は「生」が化して「死」となり、この世に再び生まれ化ることや、極楽浄土 . . . 本文を読む