可動重視の設計なのは良いのですが、初期版に比べてパーツ構成が細かくなっている分、可動時に外れるパーツが増えています
可動に影響しない程度に、ズレたりしそうなパーツは接着した方が、後々紛失したりしない為に必要な気がします
胴体周りがシェイプアップされた感じで、全体のバランスが良くなっている気がします
相変わらず関節は硬いので、ギチギチ言いながら可動するのは、そのまま引き継がれていますね。
胴体部のパーツ割りと、各パーツ間の空間の取り方がよく出来ているので、ガンプラには無いパーツの隙間の見え方が、個人的に非常に気に入っています。
スタイルが多少変更されても、変わらずゴツイ背面は健在です
重量級の機体を、抵抗値等は考えずに推力だけで加速させるという、滅茶苦茶な設定になっているので、機体の大きさに合わないバーニア・スラスターの量ですね。
肩部後方のバーニア・スラスターだけで、通常の機体の推力程度は出せそうな感じです。
ちなみにバーニア・スラスターを展開して、背面から見ると画像のような感じになります
これアルトアイゼンだからなのですが、通常の機体だと腕部もしくは、上半身が吹っ飛んでいきそうな気がしますね。
脚部の脛の部分にも、大型のスラスター部があるので、滑空状態で突進する際に使えそうな気がしますが、完全に鉄の固まりが突っ込んで行く感じです。
肩部武装スクエア・クレイモア、アシュラテンプルのリバースボマーの大型版といった感じです
鉄球を打ち出すという物なので、ビーム系のバリアやシールドを持った相手に、非常に有効なダメージを与える兵器です。
設定からして、かなり接近してからの使用なので、使い勝手は悪いですね。
この機体唯一の中距離武装、三連マシンキャノンです
ゲシュペンストから引き継がれた武装ですが、アルトアイゼンの場合は接近までの目くらまし程度にしか使われていません。
固定武装としては、それなりに大きさと重量があるので、デザイン的にこの機体には合っていますね。
この機体定番武装の、リボルビング・ステークです
アルトアイゼンの代名詞のような装備ですが、これって連発した際に、肘関節とか壊れないんですかね。
左手を添えて射出したりするシーンも無く、片腕でバンバンやっていますが、滅茶苦茶な衝撃がありそうな気がします。
初期版でも出来ましたが、リボルビング・ステークのシリンダーが、薬莢を排出する位置まで可動出来ます
キットの構造を見ると分かりますが、この動作をやる為に右前腕部の構造で、かなり強度的にギリギリの部分や、外れ易くなる可動部が出来ています。
しかし個人的には、この動作が出来る事が大変気に入っている点で、こういった細かい芸が出来ると出来ないでは、プラキットの醍醐味が変わってくるように思えます。