これまでのスナッピングタートルの中で、一番脚部が細めになっているようですが、全体のバランスは良い感じです
脚部の可動域が広がっているので、これはこれで有りなのではないでしょうかね
旧タカラキットも出来は良いのですが、掌の造形だけは流石に当時物といった感じになっていました
今回のWAVEのシリーズは、1/24のアップデートパーツからのスケールダウン的な感じで、全体的に見栄えが良くなっています。
手首の角度調整用の交換パーツも多いので、現行のキットの中ではこれ以上のものは無いですね。
ドッグ系の時にも記載しましたが、初期ロットの割にハマり難いパーツが多いです
一度合わせてみてから、きつすぎる部分は少し突起部を調整してから取り付けた方が良いですね。
スワンピークラッグの可動部分は、意外と位置調整が難しいのですが、良く動くので苦労はしません。
ハンディロケットランチャーは、旧タカラ製の時はストック部分と上腕部が干渉するので、少し外側に向けないと持てませんでした
このキットの場合は、手首パーツの交換で調整出来るので、水平に構えることが出来ます。
脚部が滅茶苦茶良く動くので、結構大胆なポーズが取れます。
スワンピークラッグの基部が可動し、脛のパーツと足首も別可動するので、ピッタリと設置状態を再現出来ます
各可動部分を調整すれば、かなり脚部を可動させても、画像のような状態で安定してポーズが取れます。
旧キットの1/24も良く動きましたが、これはそれ以上に良く出来ています。
このキット、一点だけ不親切な部分があります
肩装甲の取っ手部の接続時に、0.8mmのピンバイスで開口とありますが、0.8mmのピンバイスって万人が常備していないと思います。
レジンキットを造っている人は所有していると思いますが、普通にガンプラ造っている人は持っていないでしょうね。
これはちょっと説明が欲しいと思っている部分ですが、股関節が下に可動して前方に移動出来ます
多分、PS版の降着機構の際のギミックだと思いますが、ST版でも可動させてポージングの幅を広げられるので、記載しておいて欲しい部分です。
総体的に、イプシロン専用機の一体目としては、十分良い出来のキットだと思います。