学校関係も夏休みに入って、お天道様の照り具合も完全に夏になっていますね
毎年の様にお歳暮が届いたりしているので、ここ数年顔合わせが出来ていない方との長電話も増えています
年に数回しか会話しない年配の方とは、時節ネタから心境の変化まで、結構色々と聞いたり打ち明けたりしています
数日に渡って数人の方と語り終わった後で、ふと学生時代の夏休みの始まりの間隔を思い出していました
それと言うのも、今の学生達はこの暑い夏をどう過ごしているのかとか、高卒・専門校卒・大卒と来年社会に出ていく世代は、最後の夏を少しは楽しめているのか、何て話題を話していたせいでもあります
基本、父方は東京者なので、田舎というものが存在しませんでした
母方は愛知県なので、幼少の頃は静岡経由で、何度か画像の様な藁ぶき屋根の旧家へ行った覚えがあります。
高学年になった時に一度訪ねてみたかったのですが、アルバイトや友人付き合いで忙しく、結局行かず終いでした。
昭和の時代は、現在のような気温の猛暑日は少なかったので、家の中に風を通して過ごせる日もありました
エアコンに慣れてしまった現代では、窓を開け網戸越しに蚊取り線香を焚くなんて事も無くなりましたね。
ベープマットなんかを使っていた時代もありましたが、今はそれすら使わなくなりました。
縁側の風鈴、蝉の声は聴きますが、風鈴の音色は殆ど聴かないですね
暑い中でも、少し涼しい風が吹いた時に、この音色は子供心にも優しく聴こえていたように思えます。
個人的には、夏の終わりの夏祭りに、連れ立って出かけていた縁日の、風景と熱気の中で響いていた印象も強いのですけどね。
これはあまり夏とは関係なのですが、コンクリートの長い坂道
風を受けたくて、自転車で急な坂を上っては、一気に下って遊んでいました。
今考えてみると、結構危険な行為だった様にも思えますが、これは当時かなり流行っていましたね。
東京生まれで東京育ちなので、7月の21日から8月末までの40日が基本的な夏休みでした
何をしようか悩んだりした幼少期、ラスト一週間以外は遊びまくった小・中学年期、アルバイトが終わると夏休みも終わってた高学年期
早く独り立ちしたくて、大学よりも社会人を選択して、大学の推薦も断って親と話し合いをした、高校三年の最後の夏休みも懐かしく思い出せます
世間では、自殺や殺人、不倫やスキャンダル、果ては戦争から税金問題まで、はっきり言ってこの状況で、学生に夢を描いてこの先の人生を考えて下さいと言えるのか疑問です
そんな事をふと考えながら、年々暑さが増していく夏を感じています