同時進行のバストールは、最終調整まで進んだのですが、ダンバインの方は各関節部の微調整で時間が掛かっています
個人用の完成体の場合は、ディスプレイにポーズを付けて飾るだけなので、ポリパーツに少し細工をして仕上げる場合があるのですが、一応オークション出品用として造る場合は、その後のメンテナンスが出来ない為、最終調整前にある程度の補強をやっておきます
左太腿と股関節の接続部は、回転させた時にある一定の角度で抜けそうな状態になるので、画像の様な補強をしました
内径の一部に0.1mmのプラ板を張り付けて、ラインを整えてから再塗装してあります。
膝関節も可動チェック時に多少擦れる部分があるのですが、この部分を削り過ぎると膝自体の強度に影響が出るので、この部分はこのままにしておきます。
左前腕部と手首の接続部も、同様の補強をやってあります
キットを見た事がある方は、このキットの最大の問題点が分かっていると思いますが、肩の胴体側との可動ポリキャップと、上腕部との接続ポリキャップの軸位置が、同じ場所で交差しています。
肩側へのポリキャップは、ボールジョイントなので無理ですが、上腕部側は肩方向が軸になるので、ボール側の上腕部パーツに影響が出ない様に、軸部分を肩パーツに固定しました。