私の知人の中には、この時期から年末に向けて、荷物整理を兼ねて大掃除を始めている方がいます
ま~整理と言いながら、リサイクルショップに持ち込んだり、オークションに出したりと、色々なやり方で現金化をするのが先の様です
リサイクルショップは、昨今都内では見かけなくなってきたので、「どうしてるんだ?」と聞いてみたら、「車に積んで郊外の店を回ってる」と回答が返ってきました
私と似たような性格の連中なので、売りに行きながらついでに何か探して来るのも楽しいようです
趣味も似ているので、珍しい物が見つかった時は、「これいるか?」と連絡が来ることがあります
直接見て決める訳では無いので、毎回判断に迷いますが、中古品やリサイクル商品に対する、個人的な判断基準を記載しておこうと思います(知人も見てくれるので一石二鳥)
まずは、一般的なプラモデルの場合
左の1/144ウォーカーギャリアは、昨年再販されたもので、右の1/144ガラパゴスタイプは、発売当時のものになります。
当家所蔵のキットパッケージは、丁寧に大切に保管していますので、色あせはありますが寄れや潰れは基本的にありません。
流石に裏から見ると、紙パッケージですから、色褪せは激しいですね
ここで一つ、裏を見た時点でテープ跡があったり、色褪せ方が均等でない場合は、前者は店売り後者は倉庫在庫分と考えています。
この状態で、中身の確認が出来ず、パッケージにへこみや穴が空いている物は、パーツの欠損の可能性が高いので、余程珍しい物でない限りはスルーします。
中身を確認出来る場合は、多少のひび割れ程度であれば、問題無く購入しています
流石にライナーが足りなかったり、違うもの(過去にありました)が入っていない限りは、販売価格と標準定価の差額で判断します。
右の箱にセメダインのチューブが入っていますが、当時の記憶と共に懐かしいと感じるので、こういった場合は購入意欲が増します。
次はレジンキットの場合です
基本的に、見かけたらとりあえず買うと言うのが基本になりますが、余りに怪しいのは手控えます。
左の1/72ゲドは、千葉の鈴木模型で当時購入したもので、右の1/72ダンバインは、近年オークションで落札したものです。
プラキットと違い、パッケージ自体は多少コートされた厚紙なので、水分を含んだ沁み以外では変色しません
それでも年季と共に色褪せて行っていますが、直射日光や蛍光灯の長時間直射での色褪せでもない限りは、それ程劣化はしません。
これもプラキットと同様に、裏を見た時点でテープ跡があったり、色褪せ方が均等でない場合はあります。
レジンキットの場合は注意点があります
販売店で、「パーツの確認しても良いですか?」と聞いて、了解してくれる店は基本的に店頭に出す前にチェックしている確率が高く、確認させてくれない店は、買い取ったものをそのまま横流ししている店と判断しています。
ま~貴重なキットの場合は、パーツが無くても何とかするしかないのがレジンキットなので、良心的な回答があった店の場合は、「無くても何とかします」と言って購入してきます。
昨今、フィギュアも良く出回っていますが、基本的に中古品には手を出しません
昔のソフビの時代のものや、パッケージの無いもの等は、ある程度判断出来ます。
我が家の場合、どうしても飾りたい場合は、複数個購入してその内の一体を展示用として、尚且つ素手では触れずにガラスケースの中に入れて、直射日光には絶対に当たらない様にしています。
大体の人は飾ってしまったら、パッケージは廃棄してしまうと思いますが、私に場合は大抵取っておきます
別に後から売ろうと思っている訳では無く、昔模型店雷王の大島君に「パッケージも商品の一部だから」と言った手前、廃棄せずに付属品等も含めて保管しています。
ちなみに倉庫の一角には、パッケージのままで一度も日の目を見ていない、フィギュアの大群がいますが、全商品テープ跡が残ったりしない様に丁寧に取り除いて、ある程度の室温管理の元静かに眠っています。
行ったような気がします
コロナが流行る少し前から足が遠のいていますが、HPや常連さんのブログを見る限りでは、現在も健在の様です。
親父さんの話では、息子さんは継承する気は無い様でしたが、その後どうなっていくのか気になるところですね。