このところずーっと鉄砲狐と嘉永安政風丸〆猫の型抜きに集中していたのですが、鉄砲狐2回お納め分くらいはクリアしかかってきているかな?ということで頼まれている臥姿の虎やおかめの火入れも久しぶりに抜き出してみました。火入れは他の人形に比べるとかなり大型なので割型自体がかなり巨大で重いです。狭いスペースで抱えたりするのも結構しんどいですね。でもこうしたシンプルな型のものを型抜きしたばかりの乾かない状態の粘土の質感も個人的には好きです。しっとりとしていて微妙な生土の色と相まって好きです。この状態を保存できないので、「つかの間のきれいさ」とひとり思ってます。