昨日まで天日干ししていた人形でほぼ乾燥したものは、先ほど窯詰めして素焼き稼働させています。スタートからさして時間も経っていないので炉内の温度も高くなっていません。炉内が500℃に達するまで人形に残っている水分をしっかり逃がすため蓋を半開きにしています。物干しで乾燥させていた2籠分の鉄砲狐ですが、この天気ではなかなか乾きません。7割くらいは乾いていますが完全ではないので、窯の傍らに移動させて窯からの余熱に曝しています。明日の夜には取り出して隣の町内の仕事場へ運びます。
梅雨ですし、空気の乾燥の厳しい冬に比べれば火の心配は少なくかもしれませんが、例によって荒神様に無事を見守ってもらいます。