きびしい暑さですね。今日は冷房のよく効く自宅の台所で作業しています。例によってひねり鳩の組み立てをしています。本来のひねり鳩は生土を丸めて直接竹ひごなどで尻尾や脚やくちばしを差し込んで乾かし、焼かずに彩色しているのでひどく脆く、落としたり、擦れたりですぐにこなごなになり、また、濡れれば形ごと溶けるので、残るものが少ないように思われます。丈夫さということを考え、我が家では孔だけあけて素焼きしてから竹ひごを刺して組み立てています。
少しだけだったら楽しいですが、急いでたくさんは案外としんどいです。ぴいぴいの鞴(ふいご)作りはもっと面倒ですが、、。ひねり鳩を作っているところですが、中に鳩ではないものも混ざっています。くちばしだけで尾っぽも脚もついていないやつです。何だと思いますか?
くちばしや脚や尾っぽの長さを調節したら地塗りに進みます。この暑さでの膠遣いは冷房しっかり効いていないと困ります。