明けて2日に粘土の「切り針」を探しに新宿の世界堂本店に行ってきたのですがそのあと、食べたい店へ移動中、子供の頃からずーっと気になっていた店のあった場所へ行き、画像に撮りました。上の画像は新宿通りの「三峰」から「アドホック」を通って靖国通りに抜ける通りです。右手奥が新宿通り、左に「アドホック」や靖国通りがあります。問題の店があったところが「ブラーボ」という看板のある店のところにあったのではないかという記憶を持っています。
入り口からすぐ左下の階段を下りたところの地下に昔あった店だったと思っているのです。
おそらく時代は自分が小学校にあがるかあがらないかという頃なので昭和43年か44年頃だったかと思います。母親に連れられて伊勢丹へ行った帰りに食事をした店で、スパゲッティなどのイタリア料理屋でした。おぼろな記憶でボロネーゼだったのかナポリタンだったのかわかりませんが、味付けしてあるパスタの上に肉団子のようなものが3つ4つ盛り付けられていたと思います。ディズニーの絵本「わんわん物語」で犬のアベックが食べていたパスタにそっくりだったので憶えているのです。店内は薄暗く壁は古レンガが積みあがったような内装でした。なぜか「ミラノ」という店の名前だったのか、料理自体が「ミラノ」だったのか曖昧です。画像では現在、偶然にもイタリア料理屋が入っていますが、昔から気になって店の前を通り過ぎているのでそのたびに店がいぬきで変わっていたと思います。
幼い頃、親に連れられて伊勢丹や三越、西口の小田急などへ出かけた憶えがありますが、その頃、東口のロータリーの辺りにヒッピーのような人がたくさんいてビニール袋を口鼻に当てて吸い込んでいる様子や、赤いヘルメットを被って青竹を背負って徒党を組んでいる学生さんの姿など、子供心におっかないところだというイメージが焼き付いていたので当然ひとりで出かけるところという感じではなかったのでひとりで新宿の東口を歩くということは、高校にあがって、学校が明大前にあったので乗り換えで新宿を通るついでに、紀伊国屋で立ち読みをする、世界堂で画材を買うくらい以外ありませんでした。大学にあがってからミラノ座とかピカデリーとかへ行くようになりましたが、新宿で自腹で食事するのは中村屋と船橋屋くらいしかなかったように思えますし、「ミラノ」?はその頃にはもうなかったように思います。
昭和43年44年頃の新宿で飲食をしていて、店屋さんをご存知の方、といえば自然と自分と同じか、年上の方の記憶を頼りにするほかないと思います。わかったからどうなるということでもないのですが、未だ知っていらっしゃる方にお目にかかったことがありませんので、どなたかご存知でしたらお知らせいただけないでしょうか。
質問ついでですが映画館に貼ってあったポスターの女優さんたち、自分でどれだけわかるだろうか?と試しているんですが、わからない人、間違いがあったら教えていただけませんでしょうか。
最上段 左→右 京マチ子さん・若尾文子さん・山本富士子さん
2段目 ?・野添ひとみさん
3段目 ?・藤村志保さん
4段目 ?・三益愛子さん・?
大映の映画で自分でリアルタイムに観たのは「ガメラ」とか「妖怪百物語」くらいでしょうか。黄金期といわれる時代の作品はTVやビデオやリバイバル上映で観たくらいで、観たことのない作品ばかりかもしれません。