初日は朝から雨が降っていたので、どうなるのだろうと案じていました。二日目、我が家のワンちゃんたちのお墓に用事があって、自転車で赤羽→舟渡→志村→本町→仲宿→西巣鴨→巣鴨→染井→病院→道灌山下→西日暮里→根岸→入谷→国際通りと経由して観音様にたどりつきました。羽子板市の露店の配置は去年まで同じだったのが、今年は全然違うところに並んでいるんですね。目指すは「吉徳」さん。自分のお納めしていた今戸人形が気になります。
初日にお出かけになった方々の画像を観て心配していました。これまでは初日9時開始までに行列になっていて、丸〆猫(まるしめのねこ)が1時間そこらで売れきれてしまうので、多めに用意してください、という由承っていたので多めにお納めしましたがどうなんだろう、というところでした。実際二日目に伺ってみて種類によってまだ並んでいる人形もあるので、今年はあまり捌けないのかと思っていたのですが、一気になくならず、あとからいらっしゃるお客様にもお求めいただけるよう配慮されているそうで、売れていますよ、と聞いて安堵しました。干支の「瓜乗りウリ坊」は既に売り切れ、「てんてれつくの猪のぴいぴい」も売り切れでした。二本足で走るへんてこで地味な形なのでどうだろう???と心配していたのですが、忠臣蔵五段目を連想してお買い求めいただけたのかな?と思いました。
今回の吉徳さんの位置は宝蔵門の斜めそばでした。門にかかる大草鞋は山形の楯岡(村山市)で作られて奉納されているんです。バラの花で有名な「東沢公園」の後ろの山の上で作られているんです。楯岡には割とご縁があって何度もお邪魔しているのですが、草鞋を編んでいるところはまだ、、。自分が山形生まれというわけではありませんが、亡父のふるさとであり、子供の頃から毎年のように夏休みを過ごしたところなので、「山形」と聞けば気になりますし、誇らしい気持ちがします。
このあと食事時も過ぎた時刻だったので大黒屋に寄って待つことなしに中の天丼を食べて家路につきました。